土曜日のアイスリボン道場マッチ。中盤は全く意味合いが異なったシングル2試合が組まれました。

 

 

◆第2試合シングルマッチ10分1本勝負
○つくし(8分20秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め)尾崎妹加☓

 

つくしが妹加とのシングルが3度目と言っていたので調べたら夏の上野で対戦してましたね。その前アクトレスガールズでの初対戦の時はゴングが鳴る前に既に泣いていたという妹加。しかしこの日はそんな姿は感じさせない気持ちの入ったものでした。トーナメント前はもどかしさをも感じていたのですが、藤本つかさとの対戦がきっかけになったのでしょうか。つくし相手に臆する事なく藤本にも出した俵投げ3連発やラリアットの連打で追い込んでいきました。流石に終盤はつくしのエルボーの連打からダイビングフットスタンプという定番コースに屈しましたが、恐らくデビュー以来の最高の内容の試合だったのではないでしょうか。

 

実際知人に帰り道この日のベストバウトを聞かれこの試合と答え同意を得た程好試合でした

実力差が歴然としているカードは得てして中身が薄くなるのは当然だと思うのですが、特にタイトルとかが懸ってない普通のシングルでここまで格下の選手が良い試合を見せると面白いですし興行そのものが引き締まりますね。ラリアットも左右の連打が出ましたからセントーンがコーナートップから出せるようになれば一気に突き抜けそうな気がしました。

 

 

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△水波綾(WAVE)(10分0秒 時間切れ引き分け)宮城もち△

 

スコア上はドローですけど、内容はもちにとって厳しいものでしたね。水波のラリアットやギロチンを尽く受ける姿は受け切るというのとは異なっていました。強いて言えば負けてはいけないという気持ちだけで3カウントを聞かなかったというところでしょうか。終盤になってようやくもちらしさが垣間見えましたが、ギロチンの使い手に時間がないからとダイビングギロチンを出しても自爆は目に見えていた訳で逆にラリアットを喰らう中ゴングになった感じでした。

 

勿論シングルとタッグは別物ですし、水波自体座談会でも話していたように今月3回目のタイトルマッチが大晦日の決戦になります。そこのスタミナを突く事も一つの手とも言えますが大畠とのタッグワークは強固ですし、ハム子とのコンビネーションでどこまで行けるかですが、その前にもちが個人で地力強化出来るかがタイトル奪回のポイントになりそうだとこの日の試合を見て思いましたね。

 

 

問題のメインになるのですが、それは次回の記事で書きます。