上野プロレス祭りが終わりました。最終日となる昨日ようやく観戦に行って来ましたがやっぱりネットでリング中心に見ているのと現地観戦するのとでは雰囲気が違いますね。ただギリギリだったので位置関係を確認せずに最前列に座りグラウンドの攻防になると見えなかったのと水風船が破裂した際に水が直撃する事はありましたが、選手がのびのびしてましたしイベントの締めくくりとしては良かったのではないでしょうか。観られなかった方は是非ニコプロのタイムシフトを観てほしいです。

さて明日も海岸イベントはありますのでその時に昨日のメインに関しては触れるとして、今日もアイスリボンの戦いは終わりません。今月最後の公式興行は18時から月末恒例の写真撮影可能な道場マッチです。前回のようなタイトルマッチがある訳ではありませんが前哨戦はありますし、新人による因縁のシングルもあり結構見逃せない大会になりそうです。


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
宮城もち&雪妃真矢 vs テキーラ沙弥&松屋うの

パワー型で技のバリエーションも豊富なチーム雪見だいふくが新人2人と対峙します。沙弥とうのにとって相当厳しい戦いになるのは必至ですが、シングルのタイトルマッチを経験した経験を活かしどこまで迫れるかがこの試合の鍵になりそうです。特に上野で覚醒したうのが蕨にそのスタイルを持ち込めるかに大いに注目したいところです。


◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
世羅りさ vs 235

上野で暴れまくった世羅と試合自体出ない日も何日かあった235。この同期2人のシングルは235の気持ちを確かめるとしてハードコアで対戦して以来になります。今回はハードコアという訳にも世羅がライトセイバーを持ち込む訳にもいかないですから、その分235の試合における意識が余計に問われる戦いになりそうな気がしています。とにかく世羅に今の235の全てをぶつけていってほしいです。


◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
長崎まる子 vs 尾崎妹加(フリー)

先週タッグで直接ギブアップを喫した事でまる子がシングルを要求して組まれたカード。一昨日の相撲対決でもいなされたまる子ですが、昨日は直接という訳にはいきませんでしたがフォール勝ちを収め勢いをつけました。お互い直接アピールはしませんでしたが相当秘めたものはあった筈です。ただ妹加はアルゼンチン以外は特にフィニッシュになっていないのでまる子も2度は喰らわないでしょうからラリアット等をどう繋いでいって返り討ち出来るかがポイントになると思います。果たしてこの勝負の行方はどちらに女神が微笑む事になるのでしょうか。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ&星ハム子 vs つくし&弓李

一昨日の最年長タッグvsTeensの柊くるみのパートに弓李が入った図式でスタンスは変わりません。ただこの方が藤本とつくしの前哨戦の意味合いが濃く感じられます。このメンバーだと弓李が実力的に一枚劣る面があるのですが、昨日のカットプレーなどは目を見張るものがありました。藤本とつくしがヒートアップするのは間違いないだけに如何にハム子と弓李が冷静に勝負を仕掛けてくるかが鍵になりそうな試合だと思っています。


152人vs508人。これは昨日のアイスリボンと大日本プロレスの観客動員の数です。昼夜の違いはありますが持ち込むアイテムは違えど同じような試合形式です。この差を縮める為には足元の道場マッチで今日のような試合で札止めになる位の動員をする事が必要だと思います。決して天候も良くありませんし、夏休み最後の土曜日ですからなかなか足を運ぶのが億劫に思うとは思いますが今回の上野のプロレス祭りを観て気になった人が出来る限り来てくれる事を願っています。