今夜の19時女子プロレスはIW19選手権。都宮ちいvs志田光の9番勝負の最終戦が行われます。
真琴選手の首の故障がきっかけと志田選手の『修行させろ!』とのアピールから始まったこのシングルの果てなき戦い。一進一退の流れでどちらかが一方的な展開になることなく進んできました。
ここまでの決まり手をチェックしていると、志田選手の場合はほぼ一方的に潰し切る印象で大技を畳みかける勝ち方が全て。これは都宮選手の勝ち方に影響していて、一瞬の首固めでの勝利ばかり。ある程度大技を耐え切った後にタイミングを測った一瞬の丸め込みで逆転を狙う印象が強いですね。
ただ、志田選手がファルコンアローやスリーカウントを出してきたのに対し、都宮選手はタイトル奪取の時の必殺技ジャングルクラッチをまだ一度も決めてない。そこが。今回の勝負の分かれ目になりそうですね。
当然志田選手もその辺は十分警戒しているはず。相手に隙を見せないような戦いをしながらダメージを与えて、首固めやジャングルクラッチに持って行かせない攻撃を仕掛け続けることが大切だと思われます。
もう一つポイントになるのが、王者都宮選手が試合のレフェリーに現在欠場中の真琴選手を要請してきたこと。あくまで真琴選手とのタイトルマッチを狙っている都宮選手がこの仕掛けをしてきたことが、一体何を意味するのか?志田選手との相性の問題もありレフェリングにも注意して見ていかないとならないと思います。
いずれにしても、この9番勝負が最終的に本人達にとって何かしらの成果が今回のタイトルマッチだけでなく、この先に出てくることを長い目で期待したいです。今夜果たしてどちらに軍配が上がるか?PCの前で注目していきたいと思います。