順序が逆になってしまいましたが、土曜日のアイスリボンの感想を。この日は自宅を出るタイミングを誤り地元の電車を1本出遅れて出発。1本といっても23分間隔なので、ちょっとのミスが致命傷になるのですが、幸い全て乗り継ぎがドンピシャだったこともあり開場時間から僅かに遅れた程度で到着。選手予約(今回はみやこっちにお願いしました)で平日の倍の番号。大台行くかなと思ったのですが、昼間だと当日券が伸びないのかそれとも値上げ余波(既に当日券は今月から値上げ済み)なのか?結果的にあと一歩及ばす。もちろんつっかがフットサルに行ってそっちに流れたのもありますでしょうけど・・・。


前説は一旦戻ってきた帯広ちゃん。口頭報告があるかなっと思ったのですが、帯っていたせいか特になし。かつての希月あおい選手のように2月19日までこのような形での参加になるのでしょうか。入場式では何かとネタを用意してくる飯田が今回はタイガーマスクの覆面で登場して会場を沸かせていました。挨拶は飛香。前日の某団体記者会見での『女子プロレスは現在氷河期』を『女子プロレスはアイスの時代』とモジっていたのが印象的でした。


『アイスリボン・259』
1月29日(土)アイスリボン道場 13時開始
観衆92人

◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○志田光(7分46秒 荒鷲ドライバー→片エビ固め)飯田美花×

志田のリングインを飯田が強襲していったのは良かったのですが、反撃されると一気に失速。時折倒れている飯田に激を飛ばす場面もあり、なんとかやり返しはして見せ場は作ったのですが余裕を崩すまでには至らず。ランニング式のドライバーを叩き込んで勝負あり。わざわさ浮いている左腕まで押さえ込む完勝劇。やはり志田もそれ位のポジションまで来ていることを実感させられた試合でした。飯田もしたたかな面も垣間見せていましたし、このまま預かりみたいな形になっていくと一気に成長していけそうですけどね。


◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
×つくし(1分46秒 カサドーラをつぶす→エビ固め)宮城もち○

技の数も持ってない、だけどパワーだけは自信があるという選手が軽量の選手に勝つためにはこうするしかないという典型のような試合。つくしがクロスボディで飛び込んだところをベアハッグで捕獲。ジャイアントスイングで振り回して、カサドーラに来たところをそのまま押し潰しカウント3つ。なんだかね、昨年しもうまがつっかをこのような形で破った時を思い出しましたよ。すなわち完璧にしもうま和美の後継者といっていいのでは?後は技術が身につけば7戦目で勝ち上がった点を考えれば大型レスラーとして輝ける可能性を抱かせてくれました。と同時につくしの何とも言えない悔しさが溢れた表情も印象的でした。


◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○りほ(7分13秒 そうまとう→片エビ固め)松本都×

いつも以上にシビアな表情だったゴング前の都。試合が始まると両者同じような技の応酬。しかし都がスパイダー狙いを抵抗されカナディアンバックブリーカーから逆エビに移行した後辺りから急激に失速。そうまとう狙いを回避してみやここクラッチにいったのをスルリと避けられると一方的なりほのペースに。フィニッシュのそうまとうはリング中央にわざわさ設置してのもの。事前のロコモーション式ブレーンバスターでダメージがあったにせよ。調子のいい時の都ならスウェーからの丸め込みで切り返していた場面。見ていて歯痒く感じたのは私だけではなかったはず(帰りにマイミクさん達も同じような感想を言ってましたから)。なんだかねSTARDOM旗揚げで一番奮起しなきゃならない人が一番影響を被ってしまったかなという気がしてならないのはとても残念でなりません。試合内容そのものはこの2人だからこその戦いだっただけに、もっと終盤抵抗して欲しかったです。


メイン以降はまた後ほど。