土曜日。アイスリボンの後、急遽売店でその後のパッションレッド興行のチケットを購入。一旦マイミクさんとラゾーナを離れ帰りを見送った後、遅い昼食をわざわざJRを越えて京急川崎駅にて摂りUターン。ほぼ開場寸前に戻ったのですが、準備に手間取ったか7分ほど遅れた上、中に入るとまだ設営の最中でした。そんな設営で野崎渚選手とみなみ飛香選手が一緒に作業していましたが、翌日の作戦でも考えていたのかな。



オープニング、若干テンション高めの帯広ちゃん。果たしてあのテンパリ具合はUSTもアイスリボンも見ない客に伝わったのだろうか。そしてカトリチーネ本多氏が入り、準備が整ったところで主役の4人の登場。お揃いのTシャツ姿の中奈苗さんだけドレス姿。うむと思ったら噂のシャンソン『甘いささやき』を披露。やー未だにバローレが耳から離れません(苦笑)



1stPASSION ○宮崎有妃(10分22秒片エビ固め)花月● ※ムーンサルトプレス


アイスの時と真逆で花月が宮崎の胸を借りる試合。圧倒的に宮崎有利の展開の中、スヒアなどで応戦。エアプレーンも出すも切り返され、最後はムーンサルト1発で沈んでしまいましたが、十分アピールは出来ていたと思う。セコンドには翌日敗れたとはいえJWPタッグに挑んだパートナーLeonが的確に指示を出していたし、この週末いろんな勉強が出来たのではないかな。



2ndPASSION ○パッション・ホッティー&植松寿絵(11分20秒エビ固め)春山香代子&藤本つかさ● ※タイガードライバー


ホッティー組がAKB48の『会いたかった』で入って来たところで明らかにネタ試合の雰囲気が。このメンバーの中でつっかがどのくらい入っていけるかと見ていたのですが、全然と言っていい位入り込んでいたと思います。その最たるモノが植松の象徴とも言える4本角をイジリ攻めていった場面。最後はホッティーのタイガードライバーに沈んだけれど、事前アピールしての参戦を十分納得させる内容は見せていたのではないかな。試合後ホッティーと春山が睨み合いを見せる中植松・つっかが手をあげる光景。なんとも面白かった一戦でした。



3rdPASSION NEOハイスピード選手権試合 ●夏樹☆たいよう(21分40秒片エビ固め)Leon○ ※キャプチュードバスター


出だしから最後まで正しくハイスピードの展開。ただ今思えば常にLeonが先手を取っていたかな。夏樹の決め技を阻止していき、ダブルダウンの状態でも先に立ち上がるなどしたところが、最後宣言通りにキャプチュードバスターで決着つけた要因なのでは。地元でタイトルを奪回し、地元で失った夏樹がどういう形で巻き返すのか。それとLeonがバックステージでつっかの名前を挙げていたようです。まだ一度も対戦経験がないようなので年内に何らかの絡みがあるといいのですが・・・。



MAINPASSION 高橋奈苗&●しもうま和美(23分14秒片エビ固め)○田村欣子&さくらえみ ※ランニングエルボーバット


最初っから離れた位置にいた田村様とさくらの仲悪タッグ。ただ何気に要所は締めていたりするのがトップに立つ人らしいですね。注目されたしもうまは十分過ぎる健闘を見せていました。情熱ハーフスラムも女の執念も決め、更には田村様相手に『2階からの和美』まで敢行。それでも魘されることのないのが田村様。しっかりとランニングエルボーで料理するのが凄いです。ただ叩き潰されることなく挑んでいったしもうまも立派だったと思います。



そして試合後、奈苗のアピールで田村様と5分間のシングルがボーナストラックとして行われることに。流石に短過ぎてドローでしたが、改めてきっちりとしたシングルが行われることはあるのでしょうか?



この大会の特徴的だったのが、本多氏の試合後のアナウンスがDDTの新藤リングアナばりの決まり手を流していたこと(ムーンサルトプレスからの片エビ固めとか)。女子の試合ではまずないので新鮮に聞こえましたが、やはり普段聞き慣れているから出来たことかなと思ったりしています。



ホステスサイドからすれば悔しい大会だったかも知れませんが、見ていて十分楽しめて試合内容も濃かっただけに満足のいった大会でした。