さて、しもうまが11人がけをやり終えた後、結果に違わずさくらがしもうまに24の瞳ベルトを託した訳ですが、なんと1度目はベルトを落としてしまうアクシデント。さすがにこれにはブーイングが起きましたね。



実は今回の大会は、これだけでなく随所に問題があったように思えました。その最たるモノが音響のトラブル。前説から途切れまくり、最初の煽りVの対戦カード発表も第1試合のみ。最後もしもうまが地声で選手を呼び込む状況。いくら初めての場所とはいえ事前準備は普段のホール大会よりも遅い試合開始だったのですから対応は十分出来たはず。



試合に関しては、本来プロデュース的にはセミの10人タッグを強調したかったと思うのですが、マスコミ的にはやはり変態ぶりを遺憾なく発揮したマイケルと都の絡みがベースに。しかもこの試合は試合を組まれなかったちいがレフェリーを買ってでたことで、想定外の犠牲を強いることに。カーテンコール前のアイスリボン恒例の握手周りの際マイケルに首輪で繋がれ飼い犬同然のちいの姿がそこにはありましたから。



カーテンコール。一人一人がいつものように客席にアピールする中。つっかがしもうまに思いっ切りドロップキック!この勢いの良さで夜のパッションレッド興行の観戦を決めたのですが、どうやらトライアングルリボンへのアピールだったようですね。



慣れない会場での音響の問題はあったものの、全体的にはかなり内容の濃い大会ではなかったのではないでしょうか。もちろん問題点はあったと思いますがそれは今後の課題としてばいいわけですから。この大会をきっかけにホール大会でも選手プロデュース興行を開ける基礎を作ってどんどん地方に進出していって欲しい思えた今回の大会でした。