▼これがアイスリボンだ、わかってんのか、コノヤロー!!10人タッグイリミネーションマッチ時間無制限勝負
 りほ&牧場みのり&市井舞&藤本つかさ&くるみ(5-4)みなみ飛香&真琴&星ハム子&志田光&つくし
※りほの1人残りでりほ組の勝利。
 
 くるみ(3分31秒/ジャーマン・スープレックス・ホールド)真琴
 藤本(7分1秒/両者オーバー・ザ・トップロープ)志田
 つくし(7分12秒/ハルカゼ)市井
 牧場(9分38秒/ミノリブレ)つくし
 飛香(10分26秒/ブロックバスター・ホールド)牧場
 飛香(11分8秒/ブロックバスター・ホールド)くるみ
 りほ(11分5秒/回転エビ固め)ハム子
 りほ(13分52秒/そうまとう→エビ固め)飛香


この試合の感想を経過を添えて書くと前の試合以上に長くなりそうなので、簡潔に時系列でまとめると・・・

・予想通りの大量の紙テープの中両軍入り乱れてのスタート。→なぜか市井をターゲットにして全員がアイストレインを敢行。

・市井とつっかのアシストがあったとはいえくるみが真琴をジャーマンでフォールしたのはびっくり。前回の飛香といい長身の選手を投げ切っているのだから“必殺ジャーマン”が本物になってきたか。

・つっかと志田が激しい攻防の末トップロープに上がったところを市井の蹴りが入りOTRで失格。その市井もすぐさまつくしに丸め込まれたためハム子以外が全員ティーンズという試合テーマらしい流れに。

・みのりのミノリブレは初見。飛香はブロックバスター2連発を放ってりほ一人に追い込むがそのりほがハム子を丸め込むというように学生ながらもアイスを初期から支えたメンバーが後半活躍。

・最後はりほと飛香の一騎打ち。両者テイクダウン状態になりながらもりほの前後からのニーが炸裂して勝利。

とまあ今言われている小中学生のプロレス云々に本人達が結果を出すことで一つの答えを導いた試合になったと思います。大人組が殆どアシスト役に回ってしまったのは正直残念でしたけどね。



▼惜しまれんのか、コノヤロー!!トライアングルリボン選手権試合15分1本勝負
 ○しもうま和美(13分6秒/女の執念エビ固め)●高橋奈苗&●さくらえみ
※第4代王者が初防衛に成功。


奈苗はシュートボクシングの際に使用した白のコスチュームで登場。予想通り攻守が激しく入れ替わり、その上連携と裏切りが随所に出る3WAYの王者を競うに相応しい熱い戦いになりました。すごかったのがコーナーに登った奈苗としもうまの頭突き戦。場内に重い音が響く様は正しく痛みの伝わる試合だったと思います。もはや決着は難しいかなと思った時になんとしもうまがベテラン2人をまとめて丸め込んでフォール。本当にたぎった瞬間でしたね。


これで自らのプロデュース興行をハッピーエンドで終わらしたと思ったのですが、しもうまは前から主張していた24の瞳選手権への挑戦をアピール時間がない為、この場で一人1分での戦いならばと言う事で急遽ボーナストラックが行われることに。



▼24の瞳ベルト選手権試合各1分1本勝負
 しもうま和美(時間切れ引き分け)りほ
 しもうま(時間切れ引き分け)みなみ飛香
 しもうま(時間切れ引き分け)都宮ちい
 しもうま(時間切れ引き分け)星ハム子
 しもうま(時間切れ引き分け)花月
 松永智充(58秒/バックドロップ→体固め)しもうま

 しもうま(時間切れ引き分け)牧場みのり
 しもうま(時間切れ引き分け)志田光
 しもうま(時間切れ引き分け)藤本つかさ
 しもうま(時間切れ引き分け)真琴
 高橋奈苗(45秒/ラリアット→片エビ固め)しもうま


先日のアブドーラ小林選手のようなシチュエーションのもとでしたが、流石にそこまでのスタミナは残ってなく3人目のハム子がセコンドにいた赤城はるなをリングに呼び込んだ時点で目もうつろな状態。それでもハム子と次に出てきた花月のパワー型2人は凌げたものの、開始前からやる気満々だった松永が出てきたら流石に男女の力差を体感する結果に。それでもその後4人はドローに押さえ込んだものの、最後に出てきた奈苗のラリアットにはついに返すことは難しかったですね。


ある意味残酷な結果になりましたが、もし状況が違っていれば違う結果も考えられた。でもそれでは意味が無いとの判断だったのだと思います。その答えとしてさくらはこれだけボロボロの結果になりながらも『やれるのか!』と意思表示をした上で、24の瞳ベルトをしもうまに託すことにしたのでしょうから。



締め括りに続けます。