昨日は昼間浅草へ行ってから蕨へ。浅草へは日曜日にアイスリボンメンバーがポスター貼りに行ったということで、浅草寺・浅草神社に参拝がてら貼ってある場所をラリー気味に散策、その後銭湯ファン馴染みの温泉銭湯・蛇骨湯によってから西川口へ移動。



開場時に並んでいた人から見て7,80人の入りかなと思ったのですが、実際にもそれよりやや多い動員。祝日で首都圏で主だった競合すら興行もなく、タイトル戦があった割には今一つだったかな。それでも外国人の姿や某大手新聞社の取材などもあり賑やかな会場でした。



『アイスリボン・239』
11月23日(火・祝)アイスリボン道場 18時開始
観衆87人


◆第1試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
みなみ飛香&りほ&×つくし(7分51秒 ローリングカサドーラ)星ハム子&藤本つかさ○&くるみ


予想通りの賑やかな試合。それぞれが自身の持ち味を出そうと必死の技の応酬でそれなのに見応えがありました(飛香だけが物足りなかったかな)。つくしがつっかにタイガースープレックスを出せば、負けじとくるみも久しぶりにジャーマンを披露。昨今小中学生のプロレスが議論されているけど、反対論者に見せてやりたかった。最後はつっかが上手くローリングしての勝利。三角飛びを失敗するなど決して状態が良くないように見えたけど、悪いなりにしっかり決めてきたのはここのところの試合での成果かな。



◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○市井舞(8分45秒 ハイキック→片エビ固め)真琴×


序盤から市井が真琴を圧倒。右腕を極めたかと思えば持ち味の蹴りを連発。まさに先輩が後輩をかわいがるという位の厳しい内容。後半真琴も反撃するのですが、腕が潰されたこともあり攻めが単調に。最後もハイキックが綺麗に後頭部に決まり勝負あり。来月総合格闘技の大きな試合の目標がある市井と、しっかりとしたタイトル戦の目標がない真琴の差が出たかな。次々と壁になりそうな相手との試合が決まっているだけに、もっと激しい切り返しがほしかったですね。



◆第3試合 インターナショナルリボンタッグ選手権 20分1本勝負
【王者】さくらえみ&○高橋奈苗(14分55秒 ラ・マヒストラル)【挑戦者】志田光×&松本都
※第13代王者が6度目の防衛戦に成功


結局ビーナス組は前半都が攻めて、後半志田が勝負に出るやり方をしたかったのかな。それなりの連携はあったような気もするけど、はっきりそれが判ったのは都の女子には初となるスパイダージャーマンと場外で王者組を簀巻きにしてのエプロンダイブ位(一応マンマミーアはあったけど)。しかも前回志田が挑戦した時のように徹底的にさくらを狙って行くのかと思いきや、王者組も奈苗中心で展開したものだから、攻めきれず。最後は奈苗がさくらのお株を奪うラ・マヒストラルをなんと都のように“ヤー”のアクション付きで決めるという大胆さで勝利。そういう意味では王者組の余裕を崩せなかった完敗だったと言える内容。志田にとっては技の軽さも見えたし課題はかなり残ってしまったと思うし、都も・・・と思ったけど今の現状ではあれでもやれるものは出せたのかな。ただ技の力強さは以前よりもないように感じたのは志田と同じかな。もっと攻め方を変えれば違う結果もあったと思っただけに残念だった。



◆第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○しもうま和美(13分11秒 二階からの和美→体固め)帯広さやか×


立ち上がりから張り手の応酬。あまりにも大きく振りかぶっていたので帯広の肩が心配になるくらい。徐々にしもうまペースになるのだけれど、帯広も必死に喰らいついていって連続押さえ込みなどでスタミナを奪いに行ったのは新人らしくて良かったですよ。ただしもうまが終盤でハーフスラムを出した以外はそれといった大技を出さなかったのは、まだ余裕があったのかな。最後は怪技“二階からの和美”を投下してフィニッシュ。あの技個人的には“かずポンスプラッシュ”とかという名前のほうが親しみ易いと思うのですがね。試合時間も考えれば帯広も検討したのではないですか。これくらいの内容ならば日曜日のトーナメント初戦が楽しみにはなりましたね。



座談会などを書くと長くなるので、次回に回したいと思います。