今の自分の財政状況を考えると、なかなか蕨まで行くのは大変なこと。だけどビーナスタッグがタイトルマッチに挑戦し、自分の仕事がシフト上問題がないのであれば話は別。イライラしながら結果を待つよりは現場で声援を送るのが筋ってものではないでしょうか?
『アイスリボン・228』
10月20日(水)アイスリボン道場 19時30分開始
◆第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
米山香織(JWP)&帯広さやか(19時女子プロレス)vs春山香代子(JWP)&星ハム子
オープニングマッチは2人がJWPのベテラン2人と組んでの激突。米山革命に(帯広)として傾倒している帯広さやか。片や春山香代子と『肉々タッグ』として歩もうとしている星ハム子。どちらも結果だけでなく内容も問われるある種の査定マッチと言えると思います。憧れの先輩と組むことで萎縮することなく、実力を倍以上に発揮することが出来るのでしょうか。それが可能になった時に次のステージに進むことが出来るだけに普段以上の気合いを込めてフルスロットルの戦いを出してほしいです。
◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
真琴vs都宮ちい
前回消化不良気味のドローに終わった真琴。X60挑戦のためには絶対にもう勝ち以外は許されない状況と言っていいかも知れません。今回は最近充実著しいちいが相手。一瞬の丸め込みがあるだけに決して侮れない相手と言えるでしょう。タイトル挑戦を認めさせる為にもここは終始圧倒する位の内容で完勝してもらいたいです。それを阻止する位の逆転劇がちいにあるか。最後まで目が離せない試合にはなりそうです。
◆第3試合 インターナショナルリボンタッグ選手権 20分1本勝負
【王者】さくらえみ&高橋奈苗vs【挑戦者】志田光&藤本つかさ
※第13代王者3度目の防衛戦
常識的は王者チームのほうが断然優位だと思います。前回ドローと言ってもノンタイトル戦とタイトルマッチではスタンスも変わってくるでしょうし、何せ志田がタイトル初挑戦というプレッシャーもあるでしょう。その上王者側の気持ちに余裕が伺えるのも事実。しかし今の2人であれば何かをやってくれそうな予感もしています。いかに相手を分断して攻撃を仕掛けられるか。お互いの精度が日増しに高まっているだけに今がチャンスとなればラッシュで攻め込んでいってほしいです。あくまでも2人だけで戦っているのではなく、ビーナスのかつてのメンバーを含めた全てで戦っているという意識を常に持って最後まで諦めない気持ちを持ち続けていれば、自ずと結果は付いてくるはず。そんな熱い戦いを期待しています。
平日で3試合。状況としては観客動員は厳しいかも知れません。しかしこれからを見れるかどうかが試される試合ばかりだと思います。ビーナスプロデュースの時の135人とまではいかなくても、首都圏の潜在的プロレス好きで時間の都合がつく方は他の大会の数字を見るとこんな数ではないはず。女子プロレスの今後が掛かると言っても過言ではない大会。是非会場へ駆けつけてほしいと願っています。