超久々の銭湯ネタ。別に行っていない訳ではないのですが、レポを書く余裕が無いのと最近は通勤エリアのお気に入り銭湯しか通ってないので。



そんな中で日曜日、ラーメンを食べに蓮根駅のほうに行った際その店の前に紀の国湯という銭湯があったのですが、いかにも近過ぎて消化し切れない。そこで15分ほど歩いて以前から行きたかった西台の功泉湯へ(都営三田線西台駅からは5分程)。




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高速下西台の交差点の前に建つ立派な瓦屋根の外観。しかし一歩中に入るとフロント形式のロビーで小さな応接スペースとテレビが置いてありました。入浴料の他にオプションでサウナ代300円払うとサウナ室の引っ掛けキーとバスタオルがビニールバッグにセットで入っている仕組み。男女でタオルを色分けしている心配りが優しさを感じます。



脱衣場は天井が改装された白基調の明るいイメージ。ロッカーもステンレス製でシンプルかつ無機質な感じがしますが、一方で竹で編み込んだ椅子や木製のテーブルがあるなど、上手く調和された感じ。あと目立つのはアナログの体重計くらい。それ程広くないので最小限の設備しかないのでしょうか。



さて浴室。立ちシャワー1つ付きでカランは7-6-6-3の22個。なぜか真ん中の島ではなく一番数が少ない所にだけ上にステンレスの置き台があるのが面白い造り。そこだけ数が少ないのは浴槽がL字になっているためで、しかもそれが水風呂なのですが、珍しいジェット装置のついた水風呂。逆方向に付いているため真ん中に仕切ろがあり狭くなってしまっているのは残念なのですが、この猛暑の時期にはとても重宝しそうです。



浴槽は他にも2つ。やや熱めの薬湯槽は日替りのようでこの日はオリーブの入浴剤入り。白湯は備長炭が入っていてやや温めでこちらは浅く床から気泡が出てくるか横から弱い電流が流れるかするエリアと深く背中と足の7ヶ所に超音波ジェットが流れる座り風呂のエリアからなっています。背中には富士山のペンキ絵(恐らく絵師の中島師の作)。前を向いて驚いたのが男女の境目の壁に大型液晶ディスプレイが。浴室にテレビを設置しているお店は幾つかありますが、ど真ん中にあるのは初めて見ました。



サウナは6~7人程度のサイズで水蒸気式のロッキーサウナ。このタイプとしては結構熱かったですね。テレビも付いているのですが、時計は砂時計一つのみ。結構賑わっているようですし、12分計かせめて砂時計があと一つはほしかったですね。



この銭湯、看板に出ているように水曜日を境に浴室を入れ替える方式を採っているようで、もう片方も塩サウナなど魅力的な設備があるようで、そんなせいか日曜日の4時過ぎでほぼ満員と言っていい盛況ぶり。今度は片側にも機会があれば入ってみたいと思わせる銭湯でした。ただ欲を言えば壁の塗装の剥がれは気になりましたけどね。



帰りは更に南下して志村3丁目駅に。この近くにも気になる銭湯があるのでそのうち訪れたいですね。