昨日の19時女子プロレスで行われたICEX60選手権。



残念ながら王者みなみ飛香選手は8分21秒という短時間でコマンド・ボリショイ選手の掌底を喰らってしまい王座陥落になってしまいました。



感想を言えば、相手のテクニックを警戒してなのか仕掛けが早過ぎた印象。前回のさくら戦ではもう少し後で繰り出した場外でのリング周り1周後のカミカゼや勝負と見たブロックバスターホールドも相手のスタミナがまだある段階で仕掛けたせいか、相手に返せる余裕を与えてしまったかな。実際その後も厳しい関節技が続いた後、半ば試合を終わられた感のある掌底でしたからね。



しかし、試合後ボリショイさんは9.23後楽園でのリターンマッチを提案。飛香さんが受諾したため今度の後楽園で4つ目のタイトル戦が決定。そしてその前哨戦として明日のJWPキネマ倶楽部大会の未定になっていたアイスリボン選抜選手に飛香さんを逆指名し、ボリショイ&米山香織vsさくらえみ&飛香というシングルW前哨戦が決定しました。ある程度想定されていた展開とはいえまだ夏休みは終わってない訳でここで涙した飛香さんの逆襲に期待したいです。



さて、注目された観客動員ですが、実は今週からUSTREAMのシステムが変更になったようで(例えば1アカウントでは1番組しか配信出来ないなど)同時視聴者は確認その場で確認出来るものの肝心な総視聴者数が不明なため目標の2000人にどの位迫れたのかが分からないですが、恐らく6月の『おんな巌流島』と同じ位かやや下回る程度だったのではないでしょうか。



結構マスコミの取材(但しローカル中心)が入っている割には少ないと思いがちですが、プロレス関連のUSTREAMとしては図抜けた数字。前日にアーガイブを特集した特別番組も300人を常にマークしていましたが、こと本番に関しては告知があまりなく、せめてプロレスマスコミを通じてアピールする手筈が整っていたか、そういう取材の際にタイトル戦のPRをすればもっといったのではないでしょうか。それでもほぼ当日口コミ+普段からプロレスに関心の高いテーブルマーク(加ト吉)さんのリツィートもあってかのこの数字をどう受け止めるかが今後に繋がっていくと思います。



肝心な映像もVTRの際に若干固まりかけたもののほぼスムーズでしたし、今後の可能性は示したと思います。ただこれを実際に会場に動員することも大切な訳で、試合後ボリショイさんが『超満員確実な後楽園大会』と称していましたが、同時視聴者数を見ると1000人の満員表示もギリギリかなっと言う状態なのが本音でしょう。ここから3週間半我々ファンと関係者が一体となって盛り上げて行かなければ更なる上積み・バルコニーなしの1500人動員は厳しいと思います。



幸い今現在週刊プロレスモバイルのトップ画像は今回の試合の模様になっています。それだけ業界では注目されている今、単にプロレス・IT業界に踏みとどまらずに外部にアピールしていくことがより重要なことではないのでは。そう感じた今回の大会でした。