連日都内が猛暑日と化している中、4月以来2大会振りに芸能人女子フットサル大会『エンジェルリーグ』を見てきました。



いやはや、芸能人女子フットサルスタッフの人達はドSの人が多いのですかね。そもそもお台場の炎天下の下で始まったのが起源だからか冷房も入らず、天然サウナとはこの事だと言わんばかりの蒸し暑さ。都内の公立体育館はそれなりに完備しているモノと錯覚していたのだけれど、天井を見上げるとそれらしきものが見られずorz。体育室の外のほうが冷房が入ってるので皆インターバルは避難しているという有様。



この大会はBS日テレが主導で運営されている面が強いのですが(制作協力にはチームも出している大手芸能事務所ホリプロも)、会場で配られたスケジュールを見るとそれを承知していたか、前半の予選リーグが割とゆったりとした進行になっている。試合が7分ー1分ー7分で動き当然アップの時間もそれなりに取り、却って早めに進んでいたほど。さすがに後半の決勝トーナメントはタイトになっていましたけど、それでも極端には遅れていなかったことを思うと事前告知をして欲しかったかな。ハンドタオルは役に立たず、たまたま持ち合わせていたフェイスタオルもビッショリになり洗面所の石鹸で2度水洗いしてもどうにもならなかったですから。



そんな大会にかつて芸能人女子のカテゴリーで活躍した3選手が復帰してきたのが嬉しかったです。ex.carezzaの橋爪ヨウコさんが四谷クローバーズへ、ex.FANTASISTAの萩原紀子さんと鈴木彩さんが東京チェリーズへ。それぞれプレイ時間が多かったのですが、チェリーズが予選突破したこともあり、そこまで3試合ピヴォ(FW)で走り回っていた萩原さんは最終戦入場後熱中症でダウンしてしまう場面も。復帰戦がこの環境は厳しかったですね。でも折角フットサルの楽しさを感じた彼女らが大人の事情でガチで戦う場を奪われてしまい、それでも続けたいと願っている人達はまだ数多いと思います。そういった人達の戻れる機会を与えてやるのも大人の関係者の努力だと思いますけどね。



さて、大会結果は南葛シューターズがPK戦の末、4大会振りに王座奪回。ただ今回で6回目になるこの大会は第3回にチェリーズが参入後、この両チームと今回準優勝でディフェンディングチャンピオンのXANADU loves NHCの3チームが上位独占という図式が繰り返されることに。他のチームも補強やら実力のある選手が本業が一段落して復帰したりと頑張り度合いは見えてくるのですが、牙城を崩すまでには行かないのが現状。競技志向の大会やチームと違って、きっかけ一つで上位に上がることは容易だと思います。現実に今回の覇者南葛シューターズなんて、応援している藤本つかささんが入団する前はお荷物チームと呼ばれ、藤本さんが入る前年の春に一度は解散危機さえあったほど。その後に何度かエキシビションを見に遠くは甲府まで行ったことがありますが、前述した今回復帰した3選手の古巣に惨敗をしてましたからね。



これでこの大会もほぼテレビ放送にして1年分が終了。これからのことを考えると下位チームの奮起が重要になってきますし、またサポーターも運営側に対して良悪双方をしっかり伝えていくことが継続させるためには必要なのでは。そう思った大会観戦ではありました。



最後に前回同様、ご一緒させて頂きました南葛シューターズサポーターの皆様に感謝のお礼をさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。