昨日の昼間は板橋グリーンホールで行われたアイスリボン板橋大会へ。ぶっちゃけ箱根のフットサル関東女子リーグと被っていたのですが、3連休最終日に芦ノ湖方面に行くのはさすがに移動が厳しいと感じ早々に回避。結果後半何とか追いついてのドローだったようですしね。恐らくレポも前回と同じようになったのでは。



さて板橋大会。元々会場のキャパシティが少ない上に、19時女子プロレスが注目され『KAMIPRO』で9ページの特集が組まれ、さらにタッグ王者として葛西純選手が参戦と注目要素が重なりなんと試合開始5分前には札止め。北沢タウンホールか新木場1stRINGでも満員間違いなしの大盛り上がりとなりました。そんな大会、今回は一般戦とタイトル戦の2回に分けて書きたいと思います。タイトル戦については昨日のSアリーナでも流してましたから、もし見れる人はリピート放送でも是非(ただしポイントの場面が幾つかカットされていますが・・・)。



アイスリボン板橋大会』
7月19日(月・祝)板橋グリーンホール 13時開始
観衆278人(超満員札止め)



◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○りほ(7分37秒 ノーザンライトスープレックスホールド)つくし×

オープニングの中一対決はりほ様がキャリアの差を見せつける結果に。ただつくしちゃんも3年半以上の経験値の違いを埋める勢いある動きを見せてあわやの場面を作りましたし、フィニッシュ直前のそうまとうを避けての丸め込みは心体共に柔軟性のあるところを見せてくれました。これでりほ様の怒りを買ったところもあったのでしょうか、ノーザンライトの連発で勝負を決めて終了。試合後しばらく睨み合いが続いていましたし、どうやらこの新しいライバルストーリーは永遠に続いていきそうなオープニングとしてはいい試合でした。



◆第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
夏樹☆たいよう&市井舞&×牧場みのり(18分18秒 片エビ固め)志田光○&藤本つかさ&帯広さやか
※スリーカウント


どうも最近のアイスリボンのホール大会には“余り者の6人タッグにハズレなし”という定説が生まれつつあるようでこの試合も文句なしの好試合でした。夏樹組の強襲で始まった試合はしばらくの間つっかさんが捕まる展開に。しかしこの流れを変えたのが意外にも帯広さん。懸念された夏樹さんとの対峙する場面でも十分やりあい状況を互角にすると、ここからは帯ーナスが主導権を握ることに場外ブランチャあり、連続ファンタスティックフリップありと多彩に攻め立てます。勿論先輩達が黙っている訳も無く、それぞれが得意な形でせめて行くのですが、連携部分が今一つ噛み合わず。最後も夏樹・市井の2人が場外へ分断されたところに志田さんがみのりさんの顔面を豪快に打ち抜き決着。4月には果たせなかった先輩越えを果たすと同時に帯広さんに初勝ち名乗りをプレゼントしました。6人タッグらしい攻防でこの時点で十分元は取れたと思います。



◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
×安藤あいか(0分16秒 体固め)星ハム子○
※押さえ込み
【再試合】
×安藤あいか(0分17秒 逆エビ固め)星ハム子○
【再試合】
×安藤あいか(5分20秒 片エビ固め)星ハム子○
※ラリアット


あべ由紀子さんの歌が懸かった試合。なのにグラビアポーズにカッとなったハム子さんがあっさり押さえ込んで秒殺。慌てて再試合を申し入れると今度は逆エビに捉えられた安藤さんが呆気無くタップ。仕方なしに曲はかかるも総時間33秒ではイントロで終わり。この妙な空気で安藤さんが『ポロリになっても構わない位本気で闘う』と申し入れ立会人のさくらさんが歌の条件を安藤さんが勝てばと変更。ようやくまともな試合状況になったのですが、結果はハム子さんがラリアット1発で勝利。まぁ何とかさくらさんの取り繕いであべさんはリング上で歌うことが出来、リング周辺でセコンド陣が踊る風景が見られましたが、試合そのものはやはり2人のプロレスラーとしての現状が出ていたかなと。3戦目ではそれなのにあわやの場面は作りましたけど、ちょっと現状の安藤さんは余程頑張らないとキッズクラスにも敵わないそんな印象を受けましたね。まぁ本人と事務所の自覚の問題なのでしょうけど。昨日のような試合が出来ればハム子さんも浮上出来そうなのですけどね。



取りあえずまずは一般戦だけ。この後改めて今夜か明日にもタイトル戦については書きます。