昨日真夏日だというのに電車を1本早く乗ったこともあり1つ手前の川口駅から歩くという愚挙に。そしてレッスルアリーナに到着後に届いていたおはにゅを見て『あっ、そうだ』と思いました。



日付変わって今日はアイスリボン旗揚げから4周年の節目の日。



なのに当の選手代表が忘れていたという、若干の出落ちから始まった今大会。でもその割に各試合にテーマを設定したオールタッグ戦というのはなんと素晴らしい企画大会なのでしょうか。



『アイスリボン・193』
6月19日(土)アイスリボン道場 14時開始
観衆88人

◆第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
りほ&○都宮ちい(9分34秒エビ固め)つくし×&くるみ
※丸め込む


表現に不満はある方は結構いるようですが、ミニチュアダックスはりほ様が背が伸びたこともあり『チームストマックブラック』とでも改名してもいいのでは。毎度のように最近ちいさんがトライアングル&タッグでやってる相手の足を絡め合わせて遠目で喜んでいる姿を見てそう思えてきました。全体的にダックスをくるみちゃんが攻め立てる場面が多かったのはつくしちゃんの爆発力を認めてるからなのでしょうか。個人的にはりほとつくしの直接対決をもっと見たかったのですが・・・。結果的にはちいさんがつくしちゃんを腕を絡めた形で丸め込んでの勝利。猛暑になってハルカゼも切り返しが目立ちそろそろ次の手を考えないといけないかな。



◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○松本都&藤本つかさ(14分26秒片エビ固め)星ハム子&帯広さやか×
※マンマミーア


19時参戦を目指すみやここさんが先発して帯広さんと地味な展開からスタート。よく19時の感想などを見ても思うのですが、帯広さんて立ち上がりロックアップから入ることが多いのですね。で結局ロープに押し込まれるという自分で不利な状況を作ってしまっている感じ。気迫はもちろん認めますけどドロップキックで先制するとか勢いを出していかないと。ハム子さんが体勢を持ち直しかけますが、終盤帯広さんがチェンジを要求。残り時間が少ない中みやここさんが課題とされた帯広さんのドロップキックを受ける場面を作りながら、しっかりつっかさんのミサイルキックとみやここさんのマンマ・ミーアの連続技でこのコンビとして初勝利をマーク。つっか・ハム子の絡みは少なかったですが、これでみやここさんの19時参戦が近付いたかな?



◆第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○みなみ飛香&市井舞(12分43秒ブロックバスターホールド)真琴&志田光×


予想通りの激しい内容。“舞とひかり”の蹴り、志田さんの膝、真琴さんの投げそしてW・W・ニーなどの立体的な動き。線は細いのですが荒々しさを感じました。今回は真琴さんも前に出ていましたし良かったですよ。結構最強伝説タッグが押していたように思えたのですが、志田さんがスリーカウント(片膝の顔面ニー)で仕留めにかかるところを飛香さんが一瞬の隙にかわしての必殺ブロックバスターが決まって逆転勝利。X50挑戦者争いとなると見た目飛香さんリードに見えますが、正直まだ互角といった印象かな。



◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗&×牧場みのり(19分48秒女の執念)さくらえみ&しもうま和美○


結果論ですがまさにしもうまさんの“女の執念”がドローまで持ち込めせなかった要因ですかね。ナナミノも悪くなかったですよ。連携らしいのはあまりなかったですが、その分お互いの持ち味を生かし合う感じで。一方相変わらずこういうカードだと時折ノーパッションぶりを発揮するさくらさん。4周年記念ミサイルキック4連発は良かったですけどね。その分しもうまさんが前面に出て苦しむ場面が多かったのも長引いた原因の一つだったのかも知れません。別の形で再戦すればまた違った結果になりそうなそんな試合でした。一応はベストバウトにしましたが・・・。



試合後の座談会はいつもと違って試合の感想はなく、一人ずつアイスリボンとのきっかけとさくらさんへの思いという強引なお題を振られて必死に述べてました。古くからのメンバーの知らない世界の話などが飛び出したりして逆に新鮮だったりしましたね。そんな中やはり印象に残ったのはみのりさんの『さくらさんは母親、仙台(ガールズ)は遠い親戚、奈苗さんはお姉さん』という言葉。彼女の成長過程を表している気がしました。その後今日誕生日のミスター雁之助最高顧問をお祝いし、最後は都先生指導の『会いたかった(AKB48)』の全員ダンス(除くさくら・奈苗)で楽しく終了と相成りました。



全体的にテーマからずれた部分もあったかも知れませんが、ジェラシーのぶつかり合いという面では良かったような気がしました。この後北海道遠征に参加するメンバーもいます。その後どういう変化が起こるか。それも楽しみにしたいと思います。