昨日は昼前に自宅を出て蕨までアイスリボンの観戦に。道中抜けるような青空に心地いいやや冷たい風がふき気持ちの良い中到着。



今回は純血メンバーで現在舞台絶賛上演中のみやここさんと週明けに中間テストを控えた飛香さんを除く現在週末に参加可能な12人出場とこの団体の底力を見せる編成。そんな中『順列で組んだら第3試合になった』という帯広さんは入場式からテンパリ気味。挨拶を立候補したのですが、デビュー半月でのセミということで言葉が繋がらない。なんとなく不安なオープニングになりました。



◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○つくし(4分36秒ハルカゼ)くるみ×


昨日の見所でおまけで書いた入場曲。さすがに同期対決ということで用意してありましたね。後から入って来たつくしちゃんのはなんとなく聞き覚えのある曲で、小泉今日子さんの『春風の誘惑』と判りましたがくるみちゃんのがアキバ系アニメソングだとは想像つきましたがさっぱり解らず。あとでお仲間さんに確認して調べてみたらアニメ『鋼鉄少女くるみ』のテーマソング『Kissから始まるMiracie』だそうで確実にジェネレーションギャップを感じさせられました(ちなみにつくしちゃんは自分の入場曲がどんな曲か知らないようです)。


さて試合はお互いが主導権を握ろうと腕や胴の取り合いになる中一日の長があったかつくしちゃんが常にリードしていく中でハルカゼをしっかり決めて勝利。なんとなく勝利パターンを確立しつつありそうです。くるみちゃんも投げにこだわっていた感はありますが、ダイビングボディープレスも見せるなど体系を活かしたところも見せ相手次第では先輩越えは遠くなさそうな気がします。



◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
真琴&×牧場みのり(14分32秒ウラカンラナ)りほ&都宮ちい○


序盤からミニチュアダックスに真琴さんが翻弄される厳しい展開に。途中りほ様のニコニコ印をみのりちゃんがカットしに行くと先週ちいちゃんがやったお互いの足を絡め合う手に出るなどコンビネーションの差を見せつける格好。最後も相手の誤爆を誘ってのそうまとうからのウラカンラナで一番後輩のちいちゃんがフォール。みのりちゃんがまだ波に乗れてないのもありますがミニチュアダックスの連係の良さが光った試合でした。その中りほ様は攻撃のほとんどが膝や腕を使った技。やはり体の成長を意識しているように思えましたが・・・。



◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○星ハム子(7分52秒片エビ固め)帯広さやか×
※二段コーナーからのダイビングボディプレス


これまでよりは帯広さん良かったのではないかな。無論まだ有効な必殺技もないですし攻め込まれる場面の方が圧倒的なのですが、途中でたじろいだり技が続かなくなることもほとんど見受けられませんでしたからあとはスタミナと技の習得が課題になるのでしょう。再三逆エビで締め上げたハム子さんが最後は最近後輩相手にはこだわりを見せているダイビングボディープレスで勝利。試合後の座談会で涙ぐむのはどうかと思いましたが、先輩の威厳だけはしっかりと出したかなという試合でした。

◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
さくらえみ&×しもうま和美(13分20秒片エビ固め)藤本つかさ&志田光○
※スリーカウント


この試合も第2試合同様にコンビネーションの差が勝敗を分けたような戦いになりました。しもうまさんが自身の頬を叩くのをさくらさんにさせようとするも拒否されるなどチグハグな面を見せたのに対してビーナスタッグは何度となく合体技を披露するなど息の合ったところを見せ先輩達を翻弄。そして最後は志田さんの膝がしもうまさんの頬にガッチリ決まりビーナスタッグとしての初勝敗を奪取。最近では別々に正パートナーが出来たりして第2タッグの印象が強いですが、こういう形で勝利すれば今後もこの2人の組み合わせも幾度となく見られるかな。さてさくらさんとつっかさんの前哨戦ですが、さほど印象に残らなかったですね。普段のタッグ戦でのこの2人の流れのようで。まだ時間はありますからお互い秘策は練ってくるでしょうし。



座談会ではつくしちゃんが『そのうちX60を狙いたい』と発言した目線の先はなぜかつっかさん。それに激怒したさくらさんが襲いかかると『ゴメンナサイ』とシュンとしてしまったのはまだ同年代のりほ様とのキャリアの差かな。その矛先を向けられたつっかさんはさくらさんの体重に揺さぶりをかける。『処刑台へ』とリング中央へ立たせるなどかなり心理戦を展開している様子。この状況にしもうまさんがいきり立ったのかさくらさんに張り手をするなどかなり荒れた状態に。相変わらず座談会は何が起きるか判りません。何とか夜のNEOで仙女勢を戦う志田さんにエールを送り落ち着かれましたが、若いパワーが溢れかえっていることは他団体にはないいい事ですし、皆で盛り上げて行こうと言う姿勢の表れ。なんとなくそういう面で団体力を感じた大会でした。