昨夜は途中で目が覚めたのを機にベッドの上で横になりながら、競馬のドバイワールドカップのテレビを見る傍らでTwitterでDDTのオールナイトプロレスの速報を追っていました。ただでなく寝不足気味なのにいろんな意味で凄い展開に余計眠れなくなりましたが・・・。



さて、昨日も土曜日休みがとれたのでアイスリボン道場マッチへ。正直休みを取っていたとはいえ連休で出費がかさんでいたものですから、行くのを控えようかとも思ったのですがタイトルマッチが組まれたこともあり出掛けることに。行きすがらちゃんとお参りするのはつっかさんがタイトルを取ってからの通例。みやここさんに移動してからも変わりません。ビーナスの3人がタイトル保持する限りはしてから乗り込むことになりそうです。



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さくらさんの前説でみやここさんがチャンピオンになってアイスリボンが不安だと思う人との問い掛けにシーンとする館内に驚いていました。タイトル戦どちらが勝ってほしいかとの問いには半々くらいでしたが・・・。



『アイスリボン・170』
3月27日(祝)アイスリボン道場 13時開始
観衆84人

◆エキジビション 3分間
藤本つかさ(0-0)くるみ
現在413票

どうやらみやここさんがコスチュームでエキシビションを行ってから、選手のほうはコスで行うのが定番になったようで、この日のつっかさんも入場式のジャージを脱いでコスチュームでくるみちゃんと対峙します。この日のくるみちゃんは積極的に攻めていましたね。途中つっかさんがあわやフォールされるという場面も。その分受け身の場面があまり見れなかったのは残念でしたが、前王者をあれだけ苦しめたのは及第点を上げていいと思い○を付けました。これでのこり87票。ようやくゴールが見えてきたかな。



◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○さくらえみvsつくし×
(6分13秒 片エビ固め)
※丸め込みの応酬から

試合後には『さくらさんに勝つ方法が思い浮かばなかった』と言っていたつくしちゃんでしたが、積極的に技を繰り出していったのは良かったと思いますよ。まだ5戦目ということで自分の出来ることをするので一杯一杯だなっていうのは伝わってきましたけどね。今はプロレスが楽しいと思えるような良いのかも知れませんね。この日のメインの2人だってシングル勝つまでは時間が掛かった訳ですし、まだ来月から中学生。楽しむことがまずは大切なのではないのかな。



◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○しもうま和美vs都宮ちい×
(7分49秒 ハーフスラムバスター)


しもうまさんがちいちゃんのカサドーラを潰して秒殺狙いにいったのは良かったのですが、そこからちいちゃんの執拗な関節技や丸め込みに苦戦していました。その分ちいちゃんが健闘したということも言えるのでしょうが、やはり3週間後にジュニア2冠に挑戦をするということを考えれば物足りなかったかな。どんな相手にも豪快に勝てるようでないと厳しいとは思いましたね。ちいちゃんの”ちいちきん”も大きな相手だと掛かりが弱いですし、そういう面では今一つの試合でした。



◆第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
高橋奈苗&○りほvs藤本つかさ×&みなみ飛香
(13分3秒 エビ固め)
※そうまとう


奈苗さんを上手く利用するりほ様。奈苗さんがりほ様をボディスラムで飛ばすのはいいのですがりほ様に投げさせたのは・・・。兎にも角にもりほ様を中心に回った試合。かといってつっか・飛香組も悪くは無かったのですけどね。ちょっとつっかさんのローンバトルの時間が長かったのも事実。この辺が終盤に影響したのかも。最後はりほ様が最近使っている蒼魔刀でつっかさんをフォールして勝利。以前から気になっていたのですが、つっかさんって真琴さんとタッグを組んだ辺りから調子を崩す傾向があるのですよね。このコンビですら過てなかった。上手くきっかけが掴めればまた再度タイトルを取れるものを持っているだけにそのきっかけになるのがほしいですね。



◆第4試合 ICEx60選手権試合 20分1本勝負
[王者]○松本都vs真琴×[挑戦者]
(11分28秒 足決め首固め)
※第6代王者初防に成功


それまでの試合が今一つだったこともありますが、文句なしにこの日のベストバウト。『ICEX60チャンピオン、松本都』のコールを聞きたくなかったのでしょう。真琴さんが緊張しながら入ってきたみやここさんのリングインを阻止する場外への攻撃&壁への無気力キック。しかしみやここさんもこの日は直ぐにそばにあってクッションを手にするとリングに上がり真琴さんの頭を殴打。部分部分では真琴さん優勢の場面があったのですが、みやここさんの勝つための研究を相当してきていたのが伺われました。とにかく徹底した右足攻め。シャープシューター・トーホールド・更にスタンディングアンクルホールドと傷めつけると真琴さんのほうが弱音を吐く展開。その上卍固めからグラウンド卍と攻め立てる。真琴さんも必殺のダブルアームを仕掛けるのですが、ニアロープで決められず。逆にみやここクラッチを切り返してのまことクラッチを仕掛けるもこれはみやここさんが読んでいて、スイート・チンがらの首固め。これに足をかけ崩れながらも肩をつけ3カウント。GENTAROさんの技を見よう見まねにしたとのことですが、勝つためにどの様なことが有効かというのを研究し尽くした成果だったのでしょう。この辺に関しては別の機会に書きたいと思いますが、ある意味でみやここさんの緻密な努力が実ったといっても過言ではないでしょう。



メインの結果もあり、異様なムードで始まった座談会。つくし・ちいの2人が反省ばかりいう中さくらさんが気合いを入れるもつっか・飛香が泣きながら話しだすもので不満がエスカレート、奈苗さんがつっかさんに喝を入れる場面も。勢いで『奈苗さんと試合がしたい』とシングル戦を要求。果たしてこれが立ち直りのきっかけになればいいのですが・・・。そしてみやここさんがもっと上を目指すと宣言すると、りほ様が先週同様『1分1秒でも都にベルトを持って欲しくない』と対戦要求。しかし『チャンピオンとして信頼されてない』と拒否されると、きびすを返して丁寧口調で申し入れするりほ様。みやここさんが受諾すると襲いかかっていくりほ様。やはり魔性の女です。兎にも角にもみやここ王朝はどこまで続くのか。どうやらさくらさんは毎試合タイトル戦にしたいらしく次回31日にはDDTエクスストリーム級選手権を行うと夜になって発表。ただこの勝利が研究熱心さから成し得たことは事実でありますから、他の選手がこれを厳粛に受け止め更なる相手を研究して勉強・練習していってほしいそう思った大会でした。