昨日見所を書いてすぐに蕨に向かったのですが、時間を勘違いして西川口の手前で既に開場時間。幸い前日のような大混雑というわけではなかったのでその辺は救われました。で、みやここさんが館内に来ると同時に撮り下ろしというベルト姿のポートレートを入手。試合結果によっては状況が変わるということでサインは後回しにしてもらいました。



今回は普段通りにさくらさんの挨拶、そして入場式。代表挨拶はみやここさんを制してりほ様。但し自分の試合のことではなく日高選手入場時に日高コールをしてくださいとのお願い。何時もながらさくらさんを挑発してますね。



■第1試合
シングルマッチ 10分1本勝負

都宮ちい○(4分43秒 ブレンバスターホールド)つくし×
※カサドーラを潰す


初めての3連戦。ちょっとつくしちゃんに疲れが出ていたかな。攻撃が単調に感じたんですよね。一つの技が単発なので相手へのダメージが少なかったのでは。今は勉強の時なのでしょうからこういう経験から試合の組み立て方を覚えていってほしいです。試合そのものはちいちゃんが前回のお出かけプロレス同様、ブレーンバスターを決めてフォール勝ち。この辺は体重が軽い相手が少ないだけにやりやすい部分もあったのでしょうか。



■第2試合
ICEx60選手権次期挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負

真琴○(8分13秒 エビ固め)志田光×


お互いがチームを組んでいることもあってか、実に技が見えていたように思えた印象。ただ終盤志田さんが一気に勝負に出てスリーカウントを狙ったのを真琴さんが回避した辺りから流れが真琴さんペースになったかな。これでまたしても志田さんは挑戦者決定戦で涙をのむことに。このあと一歩を突き破らないとマッスルビーナスの他の2人に遅れをとってしまいそうで心配です。



■第3試合
トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負

【王者】りほ×(10分3秒 みやここクラッチ)【挑戦者】松本都○
※もうひとりは、しもうま和美
初代王者が2度目の防衛戦に失敗。
松本都が第2代王者となる。


試合そのものは適度に3Wayらしい駆け引きを見せながらの展開。この3人の絡みで10分戦ったことがやはり今のアイスリボンのベルト保持者同士という表れだったかも知れません。兎も角最後はダブルフォール勝ちを狙ったみやここさんが渾身のみやここクラッチをまとめてかけたのがりほ様外せず見事2冠奪取に成功。いやはや恐るべしみやここクラッチ。帰省中のハム子さんのメルマガの一文ではないですが、今のみやここさんはまさに『努力と勢い』が実っているのではないでしょうか。別の型で書こうと思いますが、秀才が少しだけでも努力をすればこうなりますといった典型的な状況のような気がします。前の試合を受けて土曜日にX60のタイトル戦が行われるようですが、この4日間もの凄く研究してくるはず。その成果を期待したいところです。



■第4試合
タッグマッチ20分1本勝負

日高郁人・大家健×(0分4秒 エビ固め)GENTARO・さくらえみ○
※スクールボーイ

■再試合

日高郁人・大家健×(16分19秒 サソリ固め)GENTARO○・さくらえみ


この試合についてはいろんな意味で問題はあったと思います。Twitterをしている人しか分からない状況での大家選手の荒れ方。それがゆえのさくらさんの秒殺劇。これは新木場のつっか・さくら戦を更新するアイスリボン新記録では。そして納得いかない観客の後押しもあっての再試合。確かに日高さんとGENTAROさんの絡みは迫力もありましたし凄いと思う展開だったのですが、良くも悪くも大家さんが持っていってしまったような・・・。最後もGENTAROさんのサソリ固めに『ガンバレ、俺』と鼓舞した直後にギブアップ。なんだか、醜態だけが印象に残ってしまいましたね。



座談会でもその醜態状態のまま。そんな中、GENTAROさんが日高さんにインディージュニアへの挑戦を呼び掛け、応じるように日高さんがZERO1のジュニアのベルトに誘っている中、みやここさんが膝立ちになり、5月3日の葛西純選手との遭遇に向け更なるベルト奪取のためなんとGENTAROさんの持っているもう一つのベルト・DDTエクスストリーム級選手権への挑戦を要望。それを受け入れたGENTAROさん。高木三四郎大社長にも伝わっている様子ですので果たして実現なるのか?それにしてもやりとりが出た途端。レフェリーの松永さんがすっとそのベルトを出してきたのにはウケましたが・・・。兎にも角にもみやここタイフーンが吹きまくった3連戦。今後に楽しみを残していった大会だったような気がしました。