一昨日のアイスリボンの私的感想です。前説では練習生のインフォメーションが。最近思うのですが販売系の仕事をしていたみたいな捌きの良さ、但し確かにドジっ子ぽいところもあるようで、ちいちゃん初のポートレートを落としてしまうハプニングも。デビューに向けてしっかり頑張ってほしいものです。



■第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○さくらえみvs×都宮ちい
(5分38秒 逆エビ固め)


そのポートレート発売で張り切るちい選手。彼女の場合絶叫というのも技になるのですね。そのうち新技で登録されるのかしら。しかしさくら選手を肩車でコーナーの両端まで運んで力を誇示するのなら、コーナー手前で落とせば良かったのに。さくら選手もリバウンドしたようで“さくらえみ70キロ”に戻っていたし、そのほうがダメージがきつかったのでは?結果逆エビ2発でタップアウト。いいシーンもあっただけにやはり力負けと言うのは残念でした。



■第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○夏樹☆たいよう(パッションレッド)vs×真琴
(6分17秒 たいようちゃんボム→エビ固め)


なんか序盤から噛み合ってなかったですね。真琴選手が膝を落としてロックアップしたところから夏樹選手がペースを作っていくのですが、真琴選手も必死に応戦。ラマヒからの丸め込み合戦はまさにたぎりましたね。最後はたいようちゃんボムががっちり決まって3カウント。夏樹選手としては次の試合の2人にしっかり力を誇示した内容になりました。真琴選手も復調しているとは思いますけどあと一息なのですかね。



■第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
△米山香織(JWP)vs△藤本つかさ
(時間切れ引き分け)


お互いにベルトを持っての入場。もっと序盤は急展開になるかと思いましたが、思ったよりも落ち着きましたね。その分後半は技の応酬。藤本選手もタイトルを取って自身がついたのか、米山選手のセントーンを2度返したりブランチャの敢行、終盤の猛攻などがあったのですがビーナスシュートがしっかり決まらなかったのが痛かったですね。ハム子選手などに決めているので低身長の選手に掛けにくいとは思えないのですが。それにしてもさくらさんがつっかがタイトルホルダーだと言うことを忘れて組んだと言うように10分では足りなかったですね。最近の道場マッチでは10月に真琴選手が米山選手と同じJWPの阿部幸江選手に引き分けて以来の先輩とのドロー。このことから新たな展開が生まれてくるのですけど・・・。



■第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○高橋奈苗(パッションレッド) 市井舞vs松本浩代(エスオベーション) ×志田光
(12分23秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)


なんとなく全体的にドタバタした試合は“チーム四面楚歌”の初勝利になりました。誤爆も中盤に1回あっただけでチームワークもしっかりしていましたし、奈苗選手のなんとしても勝ちたい気持ちが最後の冷蔵庫爆弾に繋がっていたように思います。あとは市井選手との連携がしっかり出来ればタイトルリトライも十分視野に入れられそうですがそうなると現在欠場中のみのり選手はどうなってしまうか心配です。一方浩代選手もらしさを随所に発揮。おんぶニーなどさすがですね。コーナーでの攻撃の表情はたぎるものがありますしね。志田選手もこの日はブレーンバスターが綺麗に決まって良かったのですけどね。最後は奈苗選手に力負けした印象ですかね。試合後総合の練習をやめてプロレスに絞る発言がありましたが、今必要なのはつっかや真琴さんのように団体外で頼れる先輩を持って出稽古できるようになることだと思うのですがどうなのでしょうか。



試合後の座談会でつっかのハイスピ挑戦宣言が出たあと、さくらさんの無責任発言から夏樹選手が激怒。乱闘寸前になりました。元々夏樹選手と米山選手が同じ大会に出ると一触即発になること必至だったのですがついに爆発。米山選手は挑戦者決定戦を提示していましたが果たしていつどうやって行われることになるのやら。管理団体のNEOが仲介に立つのが一番だと思いますけどね。それにしても若手が頑張りベテランがそれに応戦していい試合が多かった大会でした。