昨日の興奮冷めやらないのか、早めに寝たのですが目が覚めたのがなんと2時!2度寝をしようとしたのですが寝付けず結局色んなレポートを見ているうちに起きる時間に。本格的に仕事が動き出す今日大丈夫でしょうか、自分。



そんな訳で昨日新木場へ今年初めての女子プロレス観戦・アイスリボンの新春大会に行ってきました。チケット引き換えが会場30分前の11時半ということでそれに合わせて現地へ。その時点で結構な人が来ていましたね。



開場後しばらくしてキャリースマイルのライブがありました。3曲だったのですが会場を温めるいい歌でしたね。そしてさくら選手代表が登場して開会の挨拶。海外から来ていた人がいたのにはビックリしていましたね。これはケニー効果でしょうか?そして合宿に参加していた小学生のエキシビション。90秒ずつだったのですがかなり上手だったのでもしかしたらと思っていたのですが、先ほどさくらさんのブログが更新されてやはりアクション体操参加者だったのですね。下地が出来ている上に集中練習をすれば吸収力のある小学生のこと、相手になっていたちい選手をあわやというところまで追い詰めて当然なのかも知れません。



■第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
米山香織(JWP)&○真琴 vs 夏樹☆たいよう&×都宮ちい
9分29秒 ダブルアームスープレックスホールド


今回は全体的にライバルストーリー的要素が強い試合が多かったのですが、予想通りこの試合もリングインの段階から米山・夏樹両選手の睨み合いからスタート。但し試合中リング内での絡みはそれほど長くはありませんでした。基本米山組がエキシビ後で腰を抑えながらリングインしたちい選手を攻め立てる展開に。最後も真琴選手がダブルアームSHをしっかり決めて勝利。新年になって新コスチュームで登場の真琴選手が嬉しい白星で良いスタートを切りました。試合後もこ競りあっていたハイスピ系の2人。果たしてベルトの展開はどうなるのでしょうか。



■第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
ケニー・オメガ&安藤あいか&○松本都 vs リボン高梨(DDT)&三和太(DDT)&×りほ
13分23秒 オクラホマロール


結論から言うとこの結果が後の流れを決めたような気がします。いきなり『りほ出て来い!』と挑発する都選手をなだめて先発するケニー選手。そういえばタッグで自ら先発を買って出ようとしたのは極めて珍しい。やはり何か変化があったのでしょうか?試合中も都組は連携もしっかり出来ていたのに対しりほ組は序盤こそ都選手を攻め立てるのに連係プレーを出していましたが、後半は個々が点の動きになってしまいました。結果三和選手を寝かしつけた都組3人がぶーちゃんローラーで高梨選手を圧殺。りほ様に逆にぶーちゃんローラーを仕掛けられ、都選手を追い詰めますがケニー選手がカット。そして安藤選手のナイスアシストもあり都選手がりほ様の丸め込みに成功。今回はメガミヤコのアシスト役に徹した安藤選手が前回の汚名返上をした形になりました。これも都選手が経験を積んでいくことでしっかりしてきた表れではないでしょうか?



■第3試合 インターナショナルリボンタッグ選手権 20分1本勝負
高橋奈苗(パッションレッド)&×市井舞 vs 松本浩代(エスオベーション)&○星ハム子
19分29秒 変形スパインバスター→エビ固め


同じ新木場で負傷しNEO認定タッグを奈苗選手に奪われた浩代選手。どうしても結果を出したいハム子選手と市井選手。それぞれの思いがぶつかり合った文句無しのベストバウトだったと思います。お約束の市井選手の誤爆も乱れることなく攻めていった奈苗選手。一方タッグを組んで2戦目とは思えない連携っぷりを見せる浩代組。もしかしたらドローかなっと思った最後、ハム子選手のスパインバスターが綺麗に決まって3カウント。ハム子選手の先輩越えは嬉しい初タイトル奪取となりました。しもハムを一時凍結する形で挑んだこの戦い。結果が出せて本当に良かったと思います。これでまたタッグ戦線も面白くなるかな。



■第4試合 SUPER ICE-CUP準決勝&ICEx60選手権 時間無制限1本勝負
○さくらえみ vs ×みなみ飛香
11分46秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め

飛香選手がいい動きをしていましたね。かなり攻め立てられながらも時折あわやの場面を作ったり、ラマヒ対策もしっかりしていて切り替えしたり、もう一歩の差が実は相当大きい差なのでしょうけど・・・。最後ムーサルトは仕方なかったかな。最後の握手の時顔をくしゃくしゃにしていたのにはジーンときました。どうやらその後体調不良を訴えて病院に行ったとのこと。異常はなかったようですが極限まで追い込んでいたのでしょうか。この状態だと受験が本当に心配になるのですけど・・・。



■第5試合 SUPER ICE-CUP準決勝 時間無制限1本勝負
×志田光 vs ○藤本つかさ
8分59秒 ツカドーラ→エビ固め


最初両者腕を取り、やはり早期決着を狙ってきたかと思ったのですが、徐々に落ち着き途中から志田選手の流れに。このままシダックスAが入ったときはこれで終わるかとも感じましたがカウント2で返した藤本選手が徐々に流れを取り戻し最後はビーナスシュートからツカドーラへ移行して勝利。またしても同期のライバルに敗れた志田選手がマットにうずくまり号泣していたのが印象的でした。そして・・・



■第6試合 SUPER ICE-CUP決勝&ICEx60選手権 時間無制限1本勝負
×さくらえみ vs ○藤本つかさ
0分6秒、ツカドーラ→エビ固め


準決勝を勝ち上がった藤本選手。いきなりマイクを持ち出すと荒い口調で『さくらえみ、出てこいや。すぐに試合するぞ、出てこいや!』と挑発。リングインしてくるさくら選手にいきなりビーナスシュート。そしてすぐさまツカドーラをがっちり決めてカウント3.その間わずか6秒!電光石火の奇策でトーナメント優勝と共に初タイトル獲得を達成してしまいました。年末に日刊バトル技能賞を取ったことで意識に変化が出たようですね。それにしても凄かった。あまりの出来事とビーナスシュートの威力でさくら選手がしばらく呆然と動けなくなっていましたからね。



さくら選手が無冠になるという結果にはなりましたが、これで減量苦から開放され日曜から始まるJWPのオープンリーグでは是非優勝して再度無差別のベルトに挑戦してほしいです。替わりに初タイトルホルダーが2人生まれ、新年らしいハッピーな気分にさせてくれた大会でした。