記憶が消え去る前に大晦日のNEO後楽園大会の感想を。



1.10分一本勝負
○勇気彩(6分0秒、片エビ固め)川野夏実×
※ファイヤーマンズ・キャリー


デビュー戦ですからこんなものでしょうって感じかな。ちょっと派手めなコスチュームが印象に残ったけど一生懸命さが伝わってはいるもののそれ以上は特になし。厳しいようだけど。



2.10分一本勝負
○風香&川崎亜沙美(8分0秒、片エビ固め)藤本つかさ&志田光×
※Fクラッシュ


マッスルビーナスに対抗して『私たちJDアストレス』ってアピールする時に何やらリング上で打ち合わせ(笑)。試合前にするもんでしょ。個人的には風香選手と藤本選手の絡みがもう少し見たかったですけどね。ビーナスはこの試合の経験が夜生きたと思うし、川崎選手は何気に復帰後初勝利だったんですよね。当然風香選手も自らフォールして締めたという面でラストイヤーに向けていい結果だったのではないでしょうか。




3.10分一本勝負
○松本浩代(4分33秒、片エビ固め)松本都×
※東海道落とし。もう一人はダンプ松本。


都選手がコテンパンにやられながらも、ダンプ選手にマンマミーアをさせただけでもこの試合の収穫でしょう。試合的には浩代選手の作戦勝ちかな。場外戦から早めにリングインしてその後入ってきた都選手を一気に東海道落としでフィニッシュ。それにしても“もう1人は”にベテラン選手が入る確率が多いのは何故?




4.10分一本勝負
○ケニー・オメガ(9分46秒、KO勝ち)夏樹☆たいよう×
※投げっぱなしドラゴン・スープレックス


序盤こそ夏樹選手がハイスピードで対抗していたのですが、後半は一方的な内容になってしまいましたね。最後あと少しでドローはあったと思うのですが力尽きたようにダウン。残念だったけどこの経験がこの先に繋がればいいと思います。




5.時間差バトルロイヤル
△タニー・マウス(23分38秒、オーバー・ザ・トップロープ)アントニオ小猪木△
※場外に同時転落。
入場順…植松寿絵、タイガー・キッド、タニー・マウス、アントニオ小猪木、宮崎有妃、ジャイアント小馬場、輝優優、世界のうめざわ、趙雲子龍、実況マン。
退場順…うめざわ、キッド、実況マン、趙雲、輝、植松、宮崎、小馬場、タニー&小猪木。


◆延長戦 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
△アントニオ小猪木(判定引き分け)宮崎有妃△

◆再延長戦 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
△世界のうめざわ(判定引き分け)趙雲子龍△

◆再々延長戦 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
○アントニオ小猪木(判定勝ち)植松寿絵×
※プロレススーパースター列伝に出てくるアントニオ猪木の笑顔。これにより西口プロレスの勝利。


はっきり言って長すぎ。バトルロイヤルがこれ位になるのは分かるのですが、物まねを3ラウンドやられるとさすがにだれてきました。本編がそれなりにNEOらしい面白い試合だったので余計そんな印象が残りました。通路際だったら売店に早めに出ていたかも。



6.20分一本勝負
○下田美馬&木村響子&江本敦子&中川ともか(15分7秒、体固め)紫雷美央&紫雷イオ&石野由加莉&真琴×
※デスレイク・ドライブ


いきなり場外乱闘から開始。こうなるともう少し紫雷姉妹がかなりラフファイトを展開するかなと期待したのですけど・・・。結果的に真琴選手が最後に出てきて下田選手にフォール負け。このメンバーに入るとインパクトが弱くなっていましたから、その辺が今年の課題のひとつでしょうか。



7.30分一本勝負
○さくらえみ(4分45秒、エビ固め)井上京子×
※フライング・ボディアタック


試合開始早々京子選手を場外に送り出すとブランチャから始まってさくら選手が場外へ飛ぶ、飛ぶ。ここに勝利への気合いが伝わってきました。ラマヒが決まらないと見るとフライング・ボディアタックであっけなく3カウント。気迫で勝ったというか勢いで勝った印象が強いですね。



8.NEO認定タッグ選手権30分一本勝負
○栗原あゆみ&田村欣子(21分32秒、エビ固め)高橋奈苗&華名×
※ダブルニーアタックからそのまま押さえ込む。


こちらは栗原選手の気迫が勝たせたのかな。いつもよりガンガンに攻めていたような気がします。個人的にはパッションレッドに防衛してほしかっただけに残念でした。試合後バッググランドでなにやらあったみたいですけど・・・ちょっとこの先が心配です。タムラ様が3冠になってこの先どういう展開が待っているのか楽しみでもあります。



なんとなくバタバタした感じもありましたが、やはりNEOの東京大会はカードにハズレなし。と思わせる楽しい大会でした。