ミニカー区分の小型EV「EV-eCo」が登場、価格は64万9000円で維持費も安い メモ
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8c1fa742fc7614ffee1df9c2f28104431861ad?page=2
「四輪原付」とも言えそうなミニカー区分に属する
小型EV「EV-eCo」。ミニカー区分となるコンパクトカーだ。
2024年2月16日、株式会社アントレックスはミニカー区分の小型EV「EV-eCo」を発売を開始した。コンパクトなボディにもかかわらず室内は広く感じられ、後部には荷物を載せるスペースも確保されている。また、家庭用100V電源で充電可能だ。
【写真】「EV-eCo」をもっと詳しく見る
あまり知られていないことだが、道路交通法上、原動機付自転車(原付)には二輪、三輪、四輪のそれぞれについて定義が定められているので、50ccの二輪車のみが原付というわけではなく、三輪の原付、または四輪の原付というのも存在する。
ミニカー区分とは、原動機付自転車の枠組みを超えて「普通自動車」とされる三輪・四輪の車両のうち、道路運送車両法上は総排気量50cc(定格出力0.6kW)以下の「原動機付自転車」に区分される三輪・四輪車のことを指している。
ここで原付の枠組みを超えるとは、一般的に「輪距(トレッド)」が0.5mを超えることを表すので、車両のトレッドが道交法における原付の基準(トレッド幅0.5m)を超えている三輪・四輪車で、道路運送車両法上は原付にあたる排気量50cc(定格出力0.6kW)以下のモデルがミニカー区分に該当している。
つまり、原付と同じエンジンまたはモーターを搭載した三輪・四輪の自動車で、原付のサイズ要件(全長2.5m、全幅1.3m、全高2m以下)を満たし、トレッドが0.5mを超えるものが「ミニカー」である。
定員は1名で普通自動車免許が必要
「EV-eCo」は、利便性と経済性を兼ね備えつつ、環境に配慮した「ちょっとそこまで」の移動を実現する新型電気自動車だという。乗用車のようなデザインを採用し、手頃な価格での購入もできるのが最大の特徴と言えるだろう。
車両サイズは全長2400mm、全幅1125mm、全高1619mm、ホイールベース1610mmで、車体重量は310kg、最高速は50km/hと発表されている。
コンパクトなボディであるため、細い道路も簡単に走行可能で、狭いスペースでも駐車ができ、内部は広く感じられ、後部には買い物などの荷物を載せられる。
後部カメラも搭載されており、フロントモニターで縦列駐車も確認しながら簡単に行える。1回の充電で40kmの走行が可能で、パワーウィンドウや天井サンルーフなどの便利機能も搭載しているので爽快に走行できそうだ。
ただし、ミニカー区分となるため、運転には普通自動車免許が必要で、乗車人数は1名となり、道路運送車両法上、高速道路や自動
車専用道の走行が禁止されている点には注意が必要だ。
手頃な四輪自動車の選択肢が増える
同モデルの特徴とも言えるのが、特別な充電設備は不要で、家庭用100V電源での充電が可能という点だ。充電速度はそれなりになってしまうが、EV用の普通充電設備がない人でも簡単に充電できるのはメリットと言えるだろう。
また、ミニカー区分であるため、普通の自動車のような車検や車庫証明がいらないこと、自動車税も3700円と安く済むということがメリットとして挙げられる。さらに車体価格や燃料代(電気代)の安さと合わせ、維持費を大幅に安く抑えられるのは魅力的だ。
ちなみに、2024年2月29日までは早期予約特典として15%OFFの55万1650円で販売され、茨城県土浦市と宮城県亘理町で試乗もできるそうだ。原付と軽自動車の中間にあたる車両、最小の四輪自動車として、65万円という低価格を武器に登場した「EV-eCo」が街中を走る姿がどれだけ見られるか、ミニカーの今後の展開には注目だ。
【主要諸元 EV-eCo】
全長×全幅×全高:2400×1125×1619mm
ホイールベース:1610mm
車両重量 :310kg
最高速度:50km/h
定格出力 :0.59kW
バッテリー総電力量 :3.492kWh(鉛バッテリー)
充電時間:8~10時間
航続距離 :40km
タイヤサイズ :125/65R12
車両価格 :64万9000円
https://smart-mobility.jp/_ct/17684867
「四輪原付」とも言えるミニカー区分とは
あまり知られていないことだが、道路交通法上、原動機付自転車(原付)には二輪、三輪、四輪のそれぞれについて定義が定められているので、50ccの二輪車のみが原付というわけではなく、三輪の原付、または四輪の原付というのも存在する。
ミニカー区分とは、原動機付自転車の枠組みを超えて「普通自動車」とされる三輪・四輪の車両のうち、道路運送車両法上は総排気量50cc(定格出力0.6kW)以下の「原動機付自転車」に区分される三輪・四輪車のことを指している。
画像: ミニカーなのでサイズが全長2.5m、全幅1.3m、全高2m以下に抑えられている
ミニカーなのでサイズが全長2.5m、全幅1.3m、全高2m以下に抑えられている
ここで原付の枠組みを超えるとは、一般的に「輪距(トレッド)」が0.5mを超えることを表すので、車両のトレッドが道交法における原付の基準(トレッド幅0.5m)を超えている三輪・四輪車で、道路運送車両法上は原付にあたる排気量50cc(定格出力0.6kW)以下のモデルがミニカー区分に該当している。
つまり、原付と同じエンジンまたはモーターを搭載した三輪・四輪の自動車で、原付のサイズ要件(全長2.5m、全幅1.3m、全高2m以下)を満たし、トレッドが0.5mを超えるものが「ミニカー」である。
車両の詳細
「EV-eCo」は、利便性と経済性を兼ね備えつつ、環境に配慮した「ちょっとそこまで」の移動を実現する新型電気自動車だという。乗用車のようなデザインを採用し、手頃な価格での購入もできるのが最大の特徴と言えるだろう。
車両サイズは全長2400mm、全幅1125mm、全高1619mm、ホイールベース1610mmで、車体重量は310kg、最高速は50km/hと発表されている。
画像: 車両の詳細
コンパクトなボディであるため、細い道路も簡単に走行可能で、狭いスペースでも駐車ができ、内部は広く感じられ、後部には買い物などの荷物を載せられる。
後部カメラも搭載されており、フロントモニターで縦列駐車も確認しながら簡単に行える。1回の充電で40kmの走行が可能で、パワーウィンドウや天井サンルーフなどの便利機能も搭載しているので爽快に走行できそうだ。
画像: サンルーフ付き
サンルーフ付き
ただし、ミニカー区分となるため、運転には普通自動車免許が必要で、乗車人数は1名となり、道路運送車両法上、高速道路や自動車専用道の走行が禁止されている点には注意が必要だ。
手頃な四輪自動車の選択肢が増える
同モデルの特徴とも言えるのが、特別な充電設備は不要で、家庭用100V電源での充電が可能という点だ。充電速度はそれなりになってしまうが、EV用の普通充電設備がない人でも簡単に充電できるのはメリットと言えるだろう。
また、ミニカー区分であるため、普通の自動車のような車検や車庫証明がいらないこと、自動車税も3700円と安く済むということがメリットとして挙げられる。さらに車体価格や燃料代(電気代)の安さと合わせ、維持費を大幅に安く抑えられるのは魅力的だ。
画像: ミニカーのメリット
ミニカーのメリット
ちなみに、2024年2月29日までは早期予約特典として15%OFFの55万1650円で販売され、茨城県土浦市と宮城県亘理町で試乗もできるそうだ。原付と軽自動車の中間にあたる車両、最小の四輪自動車として、65万円という低価格を武器に登場した「EV-eCo」が街中を走る姿がどれだけ見られるか、ミニカーの今後の展開には注目だ。