極楽浄土へ行く | osamuのブログ

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HPが変更になったので
移動してますがないページも多数。父母を亡くして
供養に興味を持って色々調べて、お寺さんお参り時に
真言いえたらいいなぁと
始めました。
後,興味を持った事を調べて
メモ替わりに書いています。
間違いや誤字脱字はすみません。





大随求菩薩さま



大随求菩薩・陀羅尼



大随求菩薩の梵字 (ハラ)

密教の胎蔵界曼荼羅の蓮華部院の最上段中央。(梵字で佛様を顕した曼陀羅に法曼陀羅、種子曼陀羅があります。Yみたいな梵字)

胎蔵曼陀羅図








大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)さまは、京都の高台寺さんの豊臣秀吉公の持念仏さまでも有名です。

高台寺は1606(慶長11) 年、豊臣秀吉の菩提を弔うために正室・北政所ねねが建立した臨済宗建仁寺派の寺。

この寺には華やかな桃山文化を偲ばせる建築や寺宝が多数残っている。高台寺にある、 秀吉と北政所を祀る

霊屋(おたまや)(重文)の厨子に安置されている本尊・大随求菩薩(ずいぐぼさつ)像「高台寺蒔絵(まきえ)」として名高い華麗な厨子の扉の蒔絵文様。

京都の高台寺 霊屋 (おたまや) 「本尊・大随求菩薩像」http://www.kodaiji.co/index.html

京都の清水寺「胎内めぐり」 http://www.kiyomizudera.or.jp/info/info05.html

河内長野の観心寺 http://www.kanshinji.com/


船越山瑠璃寺(兵庫県佐用郡佐用町船越877)には、兵庫県指定文化財「大随求曼荼羅」以下、兵庫県立歴史博物館寄託 随求曼陀羅図 とある。



「大随求陀羅尼」は、大随求菩薩の三昧の境地の陀羅尼で、インド・西域・中国・日本を通じて広く尊崇され、

受持読誦すれば無量の功徳ありとされる長編の陀羅尼です。

その功徳・霊験は、『密教辞典』によると聴聞の功徳・受持読誦の利益・書写帯持の功徳が述べてあり、

また生活上の物質的苦悩を除去し、天災地変の厄を攘い、福徳を招き、罪障を消滅して身心堅固となり、

産生求児の益、五穀豊穣、天候を調う等の益あり。さらに出世間の功徳を容易に護得し、堕獄の苦を抜除することを得る、とあります。

 また『大随求陀羅尼経』には、人が亡くなった時に経衣 (経帷子) を身に着ける功徳が次のように説かれています。

「風、文字を伝えて、その屍に触るれば、光り、阿鼻を照らして、劇苦を免れることを得」

江戸時代には、このような様々な功徳をもつ陀羅尼を肌身に着けることによって、あらゆる願いは思うままに成就し、

常に仏様の御守護にあずかることができるとして、御守りとして身に着ける信仰も生まれています。

災難を除き願いをかなえるので、大随求と称するらしいです

「陀羅尼袈裟」とは

この「陀羅尼袈裟(だらにけさ)」は「袈裟」を模したものに「大随求陀羅尼」や「光明真言」など

の経文(きょうもん)を梵字で書き入れたものです。

「陀羅尼」とは、意味を訳さずそのまま唱えることにより、不思議な力をもつと信じられる経文をいいますが、

この「大随求陀羅尼」には次のような功徳があるとされています。

ー、この陀羅尼を聞くことによりあらゆる罪が消えて安楽となる。

ー、地獄、餓鬼、畜生、修羅などの苦しい世界を離れることができる。

ー、悪鬼が退散する。

ー、水難、火難などのさまざまな災難からのがれられる。

ー、安産の功徳がある。

ー、さとりの功徳をも得ることができる。



このような数々の功徳をもつ陀羅尼を身につけるくとにより、あらゆる願いは思うままに成就し、

常に仏様の御守護にあずかることができるとして、大随求陀羅尼を書き入れた袈裟が江戸時代に盛んに作られ、

御守りとして身につけられるようになりました。

また「大随求陀羅尼経」には、陀羅尼の文字が光明となり、冥界を照らし、亡き人の苦しみは、たちまちに

なくなり安楽の浄土に導かれるという功徳が説かれています。

ここから人が亡くなった時に経衣(きょうごろも)(経帷子きょうかたびら)を身につける信仰が生まれました。

「大随求」とは、求むるに随(したが)って大いにかなうという意味ですが、

この「陀羅尼袈裟」は、平生肌身につける御守りとして、また浄土への旅立ちの経衣や故人へのはなむけになります。

(この「陀羅尼袈裟」をお棺に添え、故人とともに火葬することは、来世に赴(おもむ)く故人の為であり、忌(い)むべきことではありません)

また仏檀にお供えしておいてもよく、これを広げて額に飾ったり、そのまま柱や壁に貼るなどして頂いても結構です。

求むるに随(したが)って大いにかなうもの、それがこの「陀羅尼袈裟」なのです。と書いてあります。

陀羅尼袈裟より








このペンダント、平生肌身につける御守りとして

中国語による説明

大随求菩薩さまに関する内容
ペンダント、平生肌身につける御守りとして
中国語による説明
大隨求,梵名Mah-pratisra音譯作摩訶鉢羅底薩落,
乃觀音菩薩之變身,略稱隨求菩薩,
密號與願金剛。種子字爲鉢(二合)(pra)或吽(h),
各代表此尊之衆德及大日如來之分德。
系密教胎藏界曼荼羅觀音院中之一尊。
大隨求菩薩尊爲末世信仰的菩薩,其願甚深。
因能隨衆生之所求,除苦厄、滅惡趣、
使一切衆生所求圓滿,故稱爲隨求。
大随求菩薩
大随求菩薩は末世相應の菩薩として、大いに信仰せられ、その誓願は極めて深く、衆生の所求に隨って、大いに施與すると云うところより
大隨求の名を得られたと申して居ります。常に「大彿項陀羅尼」と併稱せらるる「大隨求陀羅尼」は、この菩薩の三昧を説いたものです。
その功徳の廣大無邊なることは「大隨求陀羅尼経」の中に委しく出て居りますが、
その一節を説明するならば「若しわづかに此の陀羅尼を聞かば所有の一切罪障、ことごとく皆消滅(せんめつ)す。 もし能(よ)く読誦受持して、心に在らば、當(まさ)に知るべし、是(こ)の人、即ち是れ金鋼堅固(けんこ)の身なり、火も焼くこと能(あた)はず 、刀も害すること能はず、毒も中(あた)ること能はず」と申してあります。
(諸菩薩の 真言陀羅尼より)

真言
おん・はらはら・さんばらさんまら・いんだりりや・びしゅだに・うんうん・ろろ・されい・そわか
掩・跛羅々々・三跛羅々々々・印捺哩利也・尾成逹尼・吽々・々左隷・莎訶

大随求菩薩

大随求菩薩は末世相應の菩薩として、大いに信仰せられ、その誓願は極めて深く、衆生の所求に隨って、大いに施與すると云うところより

大隨求の名を得られたと申して居ります。常に「大彿項陀羅尼」と併稱せらるる「大隨求陀羅尼」は、この菩薩の三昧を説いたものです。

その功徳の廣大無邊なることは「大隨求陀羅尼経」の中に委しく出て居りますが、

その一節を説明するならば「若しわづかに此の陀羅尼を聞かば所有の一切罪障、ことごとく皆消滅(せんめつ)す。

もし能(よ)く読誦受持して、心に在らば、當(まさ)に知るべし、是(こ)の人、即ち是れ金鋼堅固(けんこ)の身なり、火も焼くこと能(あた)はず、

刀も害すること能はず、毒も中(あた)ること能はず」と申してあります。(諸菩薩の 真言陀羅尼より)






真言

おん・はらはら・さんばらさんまら・いんだりりや・びしゅだに・うんうん・ろろ・されい・そわか

掩・跛羅々々・三跛羅々々々・印捺哩利也・尾成逹尼・吽々・�々左隷・莎訶




http://item.rakuten.co.jp/kurita-butuzou/1055/


木彫仏像/大随求菩薩2.0寸草光背六角台桧木

【総高24cm、幅13.5cm、台奥行き8.5cm】

栗田貿易株式会社さん



密教の胎蔵界曼荼羅(梵字で佛様を顕した曼陀羅に法曼陀羅、種子曼陀羅もあります。)
胎蔵界曼陀羅蓮華部院(観音院)24最上段中央
大随求菩薩 (Mah�-pratis�ra マハープラテイサラー)
密号は、与願金剛 と云い、三形は梵篋(ぼんきょう)、印相は、梵篋。梵字は「ハラ」(pra) 小文字のYみたいな梵字
尊形は、深黄色。化仏の宝冠を載く。八臂(び)。
右手の第一の手には、金剛杵(しょ)を胸にあて、第二の手には下に垂らして剣をもち、第三の手には斧を持ち、第四の手には、三叉戟(さんさげき)を持つ。
左手の第一の手には、光焔のある金輪を持ち、第二の手には下にたらし輪索を持ち、第三の手には、宝幢を持ち、第四の手には経典(梵篋)を持つ。
解説
サンスクリット名は、「大いなる護符をもつもの」の意味。
其の護符を衆生が求めるに随ってわざわいを除き、願いをかなえるので、大随求と称す。
八臂の持物に象微されるこの尊の内証として、大随求陀羅尼をはじめとする八種の真言・八種の印契が伝えられている。
日本では、大随求菩薩の真言を唱えて滅罪や子授けや極楽往生を祈願する信仰が平安時代以降に盛んに行なわれた。
と曼陀羅図典にありました。





大随求陀羅尼経


 大随求菩薩真言

 ・オン・バラバラ・サンバラ・サンバラ・インジリ・ヤビシュ・ダネイ・ウンウンロロ・シャレイ・ソワカ

 普遍光明清浄熾盛如意宝印心無能勝大明王大随求陀羅尼経

・のうまく・さらばた・たぎゃたなん ・のうぼう ・のうまく・さら

・ばぼだ・ぼうじさっと・べいびゃく ぼだたら・まそうげいびゃく

・たにゃたおん・びほらぎゃらべい・びほらびまれい・じゃや

・ぎゃらべい ばざらじんばらぎゃらべい・ぎゃちぎゃかねい

・ぎゃぎゃのうびしゅだねい さらばはんばびしゅだねい・おん

・ぐだばち・ぎゃぎゃりに・ぎりぎり・げんまりげんまり

・ぎゃかぎゃか・ぎゃらぎゃりぎゃらぎゃり・ぎゃぎゃりぎゃ

・ぎゃり・げんばりげんばり・ぎゃちぎゃち・ぎゃまねい

・ぎゃれい・ぐろぐろ・ぐろねい・しゃれい・あしゃれい

・ぼしゃれい・じゃえい・びじゃえい・さらばばや・びぎゃてい

・ぎゃらばさんばらに・しっりしっり・みりみり・ぎりぎり

・さんまんだきゃらしゃに・さらばしゃっとろ・はらまったねい

・ら・きっしゃら・きっしゃ・まま・さらばさっと・ばなんしゃ

・びりびり・びぎゃたばらだ・ばやのうしゃに・そりそり・しっり

・しっり・けんまれい・びまれい・じゃえい・じゃやばけい

・じゃやばち・ばぎゃばち・あらたんのうまくた・まらだりねい

・ばこびびだ・びしったら・べいしゃろ・はだりねい・ばぎゃばち

・まかびじゃでいび・らきっしゃ・らきっしゃ・まま・さら

・ばさっと・ばなんしゃ さんまんだ・さらばたら ・さらばはんば

・びしゅだねい ・ころころ ・なきっさたらまら・だりねい

・らきっしゃら・きっしゃまん ・まま・あのうたしゃ ・たらだはら

・やだしゃ ・はりぼしゃ・やめい さらばどっけい・びゃく

・せんじせんじ ・せんじに ・べいぎゃばち ・さらばど・しゅった・にばらに

・しゃっと・ろはきっ・しゃはら・まったねい ・びじゃやばきに

・ころころ ・ぼろぼろ ・そろそろ ・あよくはらに ・そらば

・らまったねい ・さらばでい・ばたほじてい ・じりじり ・さんまんだ

・ばろきてい ・はらべいはらべい ・そはらば・びしゅでい

・さらばはんば・びしゅだねい ・だらだら ・だらにだ・らだれい

・そぼそぼ ろろしゃれい ・しゃらやど・しゅったん ・ほらやめい

・あせんしりば・ほだなん ・じゃやけん・まれい ・きっしに

・きっしに ・ばらでい ・ばらど・うくせい ・おん ・はんどまぴ

・しゅでい ・しゅだや・しゅだや ・しゅでい ・ばらばら ・びりびり

・ぼろぼろ ・もうぎゃら・びしゅでい ・はびたら・ぼっき 

・きゃらぎに・きゃらぎに ・きゃらきゃら ・じんばりた・しれい 

・さんまんだ・はらさりた・ばばしった・しゅでい ・じんばら・じんばら

・さらばでい・ばぎゃだ ・さまきゃら・しゃに さっちゃやばてい

・たらたら ・たらやまん ・のうぎゃびろきてい ・らこらこ

・こどこど ・きっしにきっしに ・さらばぎゃらか ・ばきっしゃに

・ひょうぎゃり・ひょうぎゃり ・そぼそぼ ・そぼそぼ ・そびしゃれい

・たらたら ・のうぎゃびろきに ・たらやとまん ・ばぎゃばち

・あしゅった・まかだろだばえいびゃく・さんぼだら

・さぎゃらはりえんたん ・はたらぎゃぎゃのうたらん ・さらばたら

・さんまんでいのう ・じしゃまんでいのう ・ばざらはらきゃら 

・ばざらはしゃ・まんだねいのう ・ばざらじんばらび・しゅでい

・ぼりぼり ・ぎゃらばばち ・ぎゃらばびしゅだに

・くきっし ・さんほらに ・じんばらじんばら ・しゃらしゃら

・じんばりに ・はらばら・しゃとでいば ・さんまんえいのう

・にびゅだけいのう ・あみりたばらしゃに ・でいばたでいばた

・だらに ・あびしんじゃとめい ・そぎゃたばらばしゃのう

・あみりたばらばほせい ・らきっしゃらきっしゃ ・まま ・さらば

・さっとばなんしゃ ・さらばたら ・さらばだ ・さらばばえい

・びゃく ・さらぶうはんだらべいびゃく ・さらぼうはさらげい

・びゃく ・さらばどしゅった・ばやびたしゃ ・さらばきゃり

・きゃらかびぎゃらか・びばだどくそばはなん ・どりねいみたも

・うぎゃりやはん・ばびのうしゃねい ・さらばや・きっしゃら・きっしゃさ

・のうぎゃ ・にばらに ・さらにされい・ばらばら ばらばち

・じゃやじゃや ・じゃやとまん ・さらばたらさらば ・きゃらん

・しっじんとめい ・いまん ・まかびでん ・さだやさだや

・さらばまんだらさだにぎゃたや ・さらばびきんのう

・じゃやじゃや ・しっでいしっでい ・そしっでい ・しっじや

・しっじや ・ぼっじやぼっじや ・ぼうだやぼうだや ・ほらやほらや

・ほらにほらに ・ほらやめい ・あせん さらばびじや

・じぎゃたぼりてい ・じゃゆたり ・じゃやばち ・ちしゅったち

・しゅった ・さんまやまどはらや ・たたぎゃたきりだいや

・しゅでい ・びやばろきゃやとまん ・あしゅったびつ ・まかだ

・ろだばえいびゃく ・さらさら ・はらさらはらさら ・さらばばらだ

・びしゅだねい ・さんまんだきゃらまん・だらびしゅでい

・びぎゃてい・びぎゃてい ・びぎゃたまら ・びしゅだねい

・きっしにきっしに ・さらばはんば・びしゅでい ・まらびぎゃてい

・ていじゃばち ・ばざらばち ・たれいろきゃ・じしゅっちてい・そわか

・さらばた・たぎゃた・ぼりだのうびし・きってい・そわか

・さらば・ぼうじさっと・ばびしきってい・そわか

・さらばでいばたびしきってい・そわか

・さらばたたぎゃた・きりだいやじしゅっちたきりだいえい・そわか

・さらばたたぎゃたさん ・まやしっでい・そわか

・いんだれい・いんだらばち ・いんだらびや・ばろきてい ・そわか

・ぼらかん・めいぼらかん・まじゅしてい・そわか

・びしゅだのうま・くそきりてい・そわか

・まけいじん・ばらまんじた・ほじたえい・そわか

・ばざらだら ・ばざらはに ・ばら ・びりやじしゅっちてい・そわか

・じりたらしゅったらや・そわか

・びろだきゃや・そわか

・びろばきっしゃや・そわか

・ばいしらまんだや・そわか

・しゃっと・らまかあらんじゃ ・のうまくそきりたや・そわか

・えんまや・そわか ・えんまほじた・のうまくそきりたや・そわか

・ばろだや・そわか ・まろたや・そわか

・まかまろたや・そわか ・あぎゃのうえい・そわか

・のうぎゃびろきたや・そわか ・でいば・ぎゃでいびゃく・そわか

・のうぎゃ・ぎゃでいびゃく・そわか ・やきっしゃ・ぎゃでいびゃく・そわか

・らきっしゃさ・ぎゃでいびゃく・そわか ・げんだらば・ぎゃでいびゃく・そわか

・あそら・ぎゃでいびゃく・そわか ・ぎゃろだ・ぎゃでいびゃく・そわか

・きんだら・ぎゃでいびゃく・そわか ・まごらぎゃ・ぎゃでいびゃく・そわか

・まど・せいびゃく・そわか ・あまど・せいびゃく・そわか

・さらばぎゃら・けいびゃく・そわか ・さらばなっきっしゃたれい・びゃく・そわか

・さらばぼてい・びゃく・そわか ・ひっれいてい・びゃく・そわか

・ひしゃせい・びゃく・そわか ・あはさんまれい・びゃく・そわか

・くはんでい・びゃく・そわか ・おん・どろどろ・そわか ・おん・とろとろ・そわか

・おん・ぼろぼろ・そわか ・かのうかのう・さらばしゃっとろなん・そわか

・だかだか・さらばど・しゅった・はらど・しゅった・なん・そわか

・はしゃはしゃ・さらばはらちゃっち・きゃはらち・やみたらなんえい 

・まま ・あきていしだく ・ていさん ・さらべいさん ・しゃりらん

・じんばらや ・どしゅった ・しったなん ・そわか ・じんばりたや・そわか

・はらじんばりたや・そわか ・じはたじんばらや・そわか

・さんまんだ・じんばらや・そわか ・まにばっだらや・そわか

・ほらんだばっだや・そわか ・まかぎゃらや・そわか

・もうちりぎゃだや・そわか ・やきっしになん・そわか

・らきっしゃしなん・そわか ・あきゃしゃまちりなん・そわか

・さんぼだらば・しになん・そわか ・あらちりしゃらなん・そわか

・じばさしゃらなん・そわか ・ちりさんじゃしゃらなん・そわか

・べいさしゃらなん・そわか ・あべいらしゃらなん・そわか

・ぎゃらばかれいびゃく・そわか ・ぎゃらばさんだらに・そわか

・ころころそわか ・おんそわか ・そばくそわか

・ぼくそわか ・ぼばくそわか ・おん・ぼらぼばくそばく・そわか

・しっりしっり・そわか ・びちびち・そわか

・だらにそわか・だらにそわか・あぎにそわか

・ていぞばほそわか ・しっりしっりそわか ・しっりしっりそわか

・ぼっじやぼっじやそわか ・しっじやしっじやそわか

・まんだらまんでいそわか ・しままんだにそわか ・さらばしゃっとろなん 

・ぜんばぜんばそわか ・さたんばやさたんばやそわか ・しんだしんだそわか

・びんだびんだそわか ・ばんじゃばんじゃそわか 

・まんだまんだそわか ・もうかやもうかやそわか

・まにびしゅでいそわか ・それいそれい ・そりやびしゅでい びしゅだねいそわか

・せんだれい・そせんだれい ・ほらんだせんだれいそわか 

・ぎゃらけいびゃくそわか ・なきっしゃたれい・びゃくそわか

・しべいそわか ・せんじそわか ・そばさちやねいそわか

・しばんきゃり ・せんじきゃり ・ほしゅっち・きゃりばら・ばらだにそわか

・しっりきゃりそわか ・しりやばら・だにそわか

・しりや・じんばらに・そわか ・のうぼしそわか

・まろしそわか ・べいぎゃばちそわか


一切如来心印真言

・おんばざらばち ・ばざらはらちしゅっちた ・しゅでい

・さらばた・たぎゃたぼだらじしゅったのう ・じしゅっちてい

・まかぼだれいそわか


一切如来金剛被甲真言

・おんぼにぼに ・ぼにばれい ・あびしんじゃとまん ・さらばたたぎゃた

・さらば・びじや・びせいけい ・まかばざらきゃば しゃぼだら・ぼじりたい 

・さらばたたぎゃた・きりだいやじ ・しゅっちた ・ばじれいそわか


一切如来灌頂真言

・おんあみりたばれい ・ばらばらはらばら ・びしゅでい ・うんうん

・はったはったそわか


一切如来結界真言

・おんあみりた・びろきに ・ぎゃらば・そうあらきっしゃに ・あきゃりしゃに ・うんうん

・はったはったそわか


一切如来心中心真言

・おんびまれい ・じゃやばれい ・あみりてい ・うんうん ・うんうん

・はったはった・はったはったそわか


一切如来随求真言

・おん ・ばらばらさんばらさんばら ・いんじりや・やびしっだねい

・うんうん ろろしゃれいそわか


(陀羅尼袈裟より)



大随求陀羅尼 (真言陀羅尼)

・のうまく・さらばたたぎゃたなん。・なうぼ・なうまく

・さらばぼだぼうぢさっとべいびやく・ぼだたらま・そうげいびやく。

・たにゃた・おん・びほらぎゃらべい・びほら・びまれい・じゃやぎゃらべい

・ばざらじばらぎゃらべい・ぎゃちぎゃかねい・ぎゃぎゃなう・びしゅだねい

・さらばはんばびしゅだねい・おん・ぐだばち・ががりに・ぎりぎり

・げんまりげんまり・ぎゃかぎゃか・ぎゃらぎゃりぎゃらぎゃり・ぎゃぎゃり

・がんばりがんばり・ぎゃちぎゃち・ぎゃまねい・ぎゃれい・ぐろぐろ

・ぐろねしゃれい・あしゃれい・ぼしゃれい・びじゃえい・さらばばや

・びぎゃてい・ぎゃらばさんばらに・しつりしつり・みりみり・みりみり・きりきり

・さんまんだ・きゃらしゃに・さらばしゃつとろはらまつたねい・らきっしゃ・らきっしゃ

・まま(自分の名前)・さらばさっとばなん・しゃ・びりびり・びぎゃた・ばらだ

・ばや・なうしゃに・そりそり・しつり・しつり・けんまれい・びまれい

・じゃえい・じゃやばち・ばぎゃばち・あらたんなう・まくた・あらだりねい

・ばこ・びびだ・びしったら、べいしゃ・ろは・だりねい・ばぎゃばち・まかびじゃ

・でいび・らきしゃ・らきしゃ・まま(自分の名前)・さるばさっとばなん・しゃ。



(真言陀羅尼より)



解題

大随求ダラニは不空訳「普遍光明清浄熾盛(しじよう)如意宝印心無能勝大明王大随求陀羅尼経」

(大正蔵経二○巻六一六頁)にある。大咒と七種の小咒がある。衆生のそれぞれの求願を成就させるダラニである。

この咒の梵名は、samanta(普遍) jvala-mala(光明�鬘) visuddha-sphurita(清浄熾盛)

cintarani-mudra(如意宝印) hrdayaparajita(心無能勝) maha-pratisara(大随求) vidya(明) dharani(陀羅尼)

類似の経は宝思惟訳 「仏説随求即得大自在陀羅尼神咒経」(大正蔵経二○巻六三七頁)。

儀軌は、不空訳「金剛頂瑜伽最勝秘密成仏随求即得神変加持成就陀羅尼儀軌」(大正蔵経二○巻六四四頁)。

一般に市販されて居る梵文は浄厳撰霊雲寺版「普通真言蔵」(東方出版刊)にあって、振仮名つきである。

不空三蔵(705~774)は、真諦(しんだい)、鳩摩羅什、玄奘とならぶ四大翻経家であり、真言宗付法の第六祖である。

真言陀羅尼の漢字音写法を統一したことでも知られる。

経と儀軌は弘法大師、慈覚大師等の入唐諸家によって伝えられた。天台宗、真言宗、曹洞宗で信仰された。

七小咒は護符になった。

この経によれば、倶博婆羅門が殺生を好み、惨虐の限りをつくし、無間地獄に堕ちた。獄卒が出かけてみると、

倶博婆羅門の身体にこの咒の文字がつき、地獄が蓮華池になったという。

この咒の一句でも一字書写して身につければ金剛身,如来蔵、光明身となり、災難を滅する。

破地獄文、浄土変という。尾摩羅商�(びまらしょうぎゃ)の海難除の説話もある。

七種の真言は、平安中期の加賀温泉寺(極楽寺)の天台僧明覚の

「大随求陀羅尼勘註」(大正蔵経六一巻七四七頁)に梵文と句義がある。




大咒

・のうまく・さらばたたぎゃたなん・なうぼ・なうまく

・さらばぼだぼうぢさっとべいびやくぼだたらま・そうげいびやく。

・たにゃた・おん・びほらぎゃらべい・びぼら

・びまれい・じゃやぎゃらべい・ばざらじばらぎゃらべい・ぎゃちぎゃかねい

・ぎゃぎゃなう・びしゅだねい・さらばはんばびしゅだねい。

・おん・ぐだばち・ががりに・ぎりぎり・げんまりげんまり・ぎゃかぎゃか

・ぎゃらぎゃり・ぎゃらぎゃり・ぎゃぎゃり・がんばりがんばり

・ぎゃちぎゃち・ぎゃまねい・ぎゃれい・ぐろぐろ・ぐろねしゃれい

・あしゃれい・ぼしゃれい・びじゃえい・さらばばや・びぎゃてい

・きゃらばさんばらに・しつりしつり・みりみり・きりきり

・さんまんだ・きゃらしゃに・さらばしゃつとろはらまつたねい

・らきっしゃ・らきっしゃ・まま(行者の名を入れよ)さらばさっとばなん

・しゃ・びりびり・びぎゃた・ばらだ・ばや・なうしゃに・そりそり・しつり

・しつり・けんまれい・びまれい・じゃえい・じゃやばち・ばぎゃばち

・あらたんなう・まくた・まらだりねり・ばこ・びびだ・びしったら

・べいしゃ・ろは・だりねい・ばぎゃばち・まかびじゃ・でいび・らきしゃ

・らきしゃ・まま(行者の名を入れよ)さるばさっとばなん・しゃ





一切諸如来に帰命し、たてまつる。一切諸仏諸菩薩、仏法僧に篤く帰命し、たてまつる。

即ち、オーン。広大なる胎蔵尊よ。広大尊よ。離垢尊よ。勝利の胎蔵尊よ。

金剛火焔胎蔵尊よ。解脱深尊よ。虚空浄化尊よ。一切罪障浄化尊よ。オーン。

具徳尊よ。攪乳器?よ。山よ。山よ。伝染病よ。伝染病よ。執えよ、執えよ。老衰せるもの?よ。

老衰せるものよ。ガガリ、ガガリ。貪食者を引きはなすものよ。貪食者を引きはなすものよ。

証悟よ、証悟よ。行くことよ。毒よ。尊師よ、尊師よ。ネチャレ。不動尊よ。ムチャレ。勝利よ。勝利尊よ。

一切怖畏除去尊よ。普集胎蔵尊よ。福徳よ、福徳よ。ミリ、ミリ、ギーリ、ギーリ。普請尊よ。一切怨敵破壊尊よ。

守護したまえ、守護したまえ。我を。ー功衆生をも。裂け?、裂け。障礙断除尊よ。怖畏滅除尊よ。女神よ。女神よ。

鸚鵡よ。鸚鵡よ。赤水蓮よ。離垢尊よ。勝利よ。勝利尊よ。勝利を与うる尊よ。持勝尊よ。 尊妃よ。

宝冠と華鬘を持つ尊よ。多彩端厳形色を持つ尊よ。尊妃よ。大明咒天女よ。守護したまえ。守護したまえ。我を。

ー功衆生をも。





小咒

心仏心真言

・おん・さらばたた一ぎゃたぼりてい・はらばらびぎゃた・ばえい・しゃまやそばめい

・ばぎゃばち・さらばはんべいびやく・そばさちらばんばと・ぼにぼに・びぼに・しゃれい

・しゃらねい・ばやびぎゃてい・ばやからねい・ぼうぢぼうぢ・ぼうだやぼうだや

・ぼうぢりぼうぢり・さらばたたーぎゃた・きりだいや・じゅ しったい・そわか





オーン。一切如来形像尊よ。最善の離怖畏尊よ。我にとって平穏ならしめよ。世酋よ。

一切の罪障から。尊台に吉祥があれかし。默仙(牟尼)よ。默仙よ。離黙?よ。遊行者よ。

(出家者の)下衣をつけた者よ。離怖畏尊よ。除怖畏尊よ。覚よ。覚よ。覚らしめよ。

賢者よ。賢者よ。一切の如来の心(真言)により歓迎さる尊よ。めでたし。




大 随 求 菩 薩


(滅罪 蛇毒)


うやまって ひみつきょうしゅ りょうぶかいえ まんだ しょうじょう


敬って秘密教主両部界会曼荼聖衆


べつしては ほんぞうせいじゃ ずきゅうぼさつ むのう しょうとう


別しては本尊聖者 随求菩薩、無能勝等


しょだい けんぞく、
そうじては じんくう ほうかい



諸大眷属、総じては尽空法界


いっさい さんぽうの きょうがいに
もうして もうさく


一切三寶の境界に白して言さく。


それ だいずきゅうぼさつと いっぱ


夫れ大随求菩薩と者


じひ しょそんに こえ 、
いりき しゅじょうに まされたり


慈悲諸尊に超え、威力衆聖に勝れたり。


わずかに きえ かつごうを なすひとは


僅かに帰依渇仰を成す人は


おいなく やまいなく くなし


老無く病無く苦無し。


まさに じねんしゅぎょうを いたす
ともがら は


適に持念修行を致す輩は


ふくあり ちえあり らくあり


福有り 智有り 楽有り。


しかのみならず


加以


ずいぐだいみょう としょうして
ことごとく しゅうぼう をみたし



随求大明と称して悉く衆望を満たし


にょいほういんと なづけて
さらにをまんぜん をさめらす


如意寶印と名づけて更に万善を雨らす。

なかんずく

就中


いっさい つみしょうめつ かいじょ ろくじょうか と とき


一切罪消滅皆除六情過と説き


おんり しょあくしゅ
やくめつ さんづしょう と のべたり


遠離諸悪趣 亦滅三途障と演べたり。



これによって


之に依って


ごくあく ちょうざい のびっしゅ
はやく じごくの く をのがれ


極悪重罪の苾 早く地獄の苦を免れ


かびらじょうの どうし
たちまちに かきょうのなんを しりぞく


迦毘羅城の童子 忽ちに火坑の難を刧く。


ここをもってごじ(ぼうこう(なにがし))


爰を以って護持(某甲)


ひみつのだんじょうを かざり
ずいぐの ひほうを しゅす


秘密の壇場を飾り随求の秘法を修す。


もししからば


若し尓者


しちへん ねんじゅ の こうをもって


七遍念誦の功を以って


にくしんに ざんまいを しょうし


肉身に三味を証し


しちへん ねんじゅ の ちからに よって


七遍念誦の力に依って


あまねくしょ しゅじょう に およばん


普く諸衆生に及ばん。


うやまってもうす


敬って白す