京都の7月はなんといっても祇園祭。
最大の見所は、17日の前祭(さきまつり)と、24日の後祭(あとまつり)の山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)です。

祇園祭とは、京都・八坂神社で例年7月1日〜31日まで1ヶ月にわたって行われる祭事で、日本三大祭のひとつとして知られ、祇園祭の期間中は多くの観光客が足を運びます。

 



前祭は、神様を神輿などの御旅所(おたびしょ)に先導することで、山鉾巡行では、「動く美術館」ともいわれる豪華絢爛な23基の山鉾が京の街を巡行。

 

 



後祭は神様が帰るために行うもので、前祭とは巡行ルートは逆になります。

7月14日~7月16日は、町屋の格子をはずし、通りから見えるように家宝の屏風、道具を飾り、23基の山鉾に吊られた駒形提灯に火が灯り、祇園囃子とともに祭りが盛り上がります。