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5月10日の当ブログでご紹介しました井手町のMさま邸のクロス張替工事が始まりました。」
去年の今頃に和室から洋室にリフォーム工事をさせていただいたお客様なのですが、リピートのお仕事をさせていただくことになりました。
まずは現場の状況からです。
かなりお久しぶりの私の作業風景ですね。
まず、洗面化粧台のミラー部分をはずします。
画像中央部のコーナー部分が雨漏りにより腐食しています。
この腐食部を捲って下地を修正する作業です。
タイルをクロスの境目の下地木部も腐食しています。
腐食した木部を撤去します。
この後、新しい木材で補修して下地板を取り付けました。
Mさまの希望で簡単に補修して欲しいということで簡便な方法を取りましたが、捲って驚いたのですが、通常、水廻りの壁下地は耐水合板を使用するのですが、Mさまのお宅は4ミリと5.5㍉のべニアの上にクロスが貼られていました。
Mさまにその旨をお伝えして仕上がりに歪みがでる恐れがあることを了解してもらいました。
Mさまも予想していた様子で、手抜きをされていると感じていたようでした。施工した大工さんは既に亡くなられているとの事、諦め顔でした。
次回はいよいよクロス張替です。
古い住宅でのリフォーム工事では、驚くような事象に出会うことがままあります。
そのたびにきちんとした施工を心がけることを痛切に感じます。
先人の仕事は見習うことが多いのですが、半面教師とすべき仕事もあるのです。
「雅工舎」が提供する新築住宅は「自然素材をふんだんに使い、耐震性にも優れ、誠実な家づくり」が特徴です。
「雅工舎」は長期優良住宅を標準仕様として、「地域型住宅グリーン化事業」にも参画しています。また、熊野産杉・桧材、吉野川上産杉・桧、高野山の「高野霊木」、京都府内産材を使った住宅を提供しています。
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