熊本地震の被災調査が朝日新聞に掲載されていました。
「被災宅地危険度判定」のまとめでは立ち入りが「危険」とされた宅地は2700件にのぼり、中越地震の5.1倍に達したと伝えています。
やはりというか震度7が2度も襲うという「想定外」の事態が引き起こした現象として注目したのが地盤の液状化の規模です。
熊本市南区では「液状化地盤の帯」が現出したとの事、幅50~100メートル、長さが約5キロメートルにおよんでいるそうです。電柱が1メートル以上沈下したり、塀が50センチ沈下等々、その規模の大きさはかつてないもののようです。
また、台地では起きにくいといわれる液状化が見られたことも専門家を驚かせています。
原因としては地下水が地表近くにあったのでは?と見られています。
液状化は約413ヘクタールにおよんでいて、2度の震度7の揺れと地下水が豊富なことが背景と見られています。それにプラスして火山由来の堆積物の影響も指摘されています。
これらの調査をどう地盤対策に活かすかは今後の研究・議論を待たねばならないでしょうが、教訓を防災に活かす報告を期待しています。
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