【熊本地震に鑑みて再掲します】大地震に備えるVol.1 | 木の住まいづくりの雅工舎

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 久しく防災関連のお話から遠ざかってましたが、忘れた頃にやってくるのが災害でしょうね。今月に入って関東方面で起きている地震や東京で地鳴りというか空震というか、前兆のような音が聞こえたとか、物騒なウワサが飛び交っているようですね。

 こういう時こそ、備えあれば患いなしです。今回から数回に分けて対策を考えていきましょう。

 来月11日で東日本大震災から5年になるのに鑑みて、初回は「命を守る防災」について検討します。

 就寝中に地震が起きたらどうしよう? まずはご自身でシュミレーションしてみましょう。 寝室に寝そべって部屋を見廻しながら「今、この瞬間、大地震が起きたら?」と考えてみましょう。
家具が倒れてきたらどうしよう?窓ガラスが割れたら怪我をするんじゃないか?
想像するだけで鳥肌が立ち、冷や汗が出てきそうですね。
一番簡単なのは布団の位置を変えることですね。それでも心もとないと思ったら部屋の模様替えで家具類の位置を変えてみたり、家具を買い替えるへとステップアップを考えるといいでしょう。

 就寝中の地震では停電対策も重要なポイントです。
手っ取り早いのが懐中電灯ですが、暗闇の中ですぐ取り出せなかったらどうしましょう。心配の種は尽きませんね。
そんな時、地震の揺れを感知して自動点灯する足元灯があればパニックにならずに済むことでしょう。室外に出るには携帯用ヘッドランプがあれば両手の自由が効いて便利。

 寝そべって想像をたくましくすることで防災のセンスを磨いて安心安全な環境を整えていくと良いでしょうね。

 最後により具体的な地震対策として耐震補強工事があります。
自治体の補助金が利用できますが、その額は自治体によってまちまちです。
京都市は基本60万円、城陽市は90万円、京田辺市は100万円ですが、注意が必要なのは補助金だけで費用が賄えるのは稀で、2倍から3倍以上かかる事もしばしばです。
まずは耐震診断を受けて費用見積りをしてもらうことが大事ですね。

防災力は想像力

 
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