ファッションで創る世界観ブランデイングの

専門家 鈴木雅海です。

 

◎あっ!という間にファンが増える世界観ブランデイング

 

◎個性と魅力を引き出すワンランク上の

  格上げファッション戦略&パーソナルカラーを提案いたします。

 

◎起業家・経営者・営業職の方向け

 売れる見せ方 マインドUPコーチング

 

今日から4月ですね!

日本では4月1日が年度初めという、

学校や会社が多くあります。

 

 

「今日から新たな一年がはじまる!」

と期待を込めて、

“新月”の日でもある今日

私は願い事を10個紙に書きました。

願いが叶いますように!

 

 

 

さて、

今日のお話は、

「パーソナルカラー」が一般人にも有名に

なったきっかけのお話し。

 

 

パーソナルカラーが生まれたのはアメリカです。

アメリカで、

パーソナルカラーが有名になったエピソードは

1960年にさかのぼります。

 

 

1960年、ケネディ陣営がカラー

コンサルタントを登用して

選挙に勝ったというお話です。

 

 

ケネディ対ニクソンの大統領選において、

ケネディは知名度では現職の副大統領で

あるニクソンに劣っており

テレビ討論会の直前に行われた支持率調査

でもニクソンの支持率が優っていました。

 

 

この大統領選では初めて

大統領候補者同士のテレビという視覚媒体

を使って討論が行われました。

 

 

ケネディ陣営は、カラーコンサルタントを

登用して

当時のモノクロテレビ画面に映る姿を、

好印象に導いたことが勝因につながった

といわれています。

 

 

ケネディは、

硬質なハリ感のある生地で作られた

濃紺のスーツと純白のシャツのコーディネート

 

 

これは、寒色系色相、明度コントラスト、

清色の効果を使い

白黒画面を通じてもすっきりとしたクリアー

な輪郭線で全身をくっきりとさせる効果。

 

 

また、浅黒い肌をメークアップによって

光沢感のある肌質に演出し、

白く輝く歯を強調させて健康的なイメージを打ち出しました。

 

 

この演出により、

凛として、さわやかで、健康的で、

若々しいケネディを印象付けることに成功したのです。

 

 

これに対しニクソンは、

知名度の高いベテラン政治家でしたが、

画面から見るニクソンは、

明るめのグレー系のスーツ

明度が類似した配色、

ノーメークで肌にツヤがなく

全体的にソフトな印象です。

 

 

ケネディと対比すると輪郭がぼやけてインパクトが弱く

地味で年齢の高さを感じさせました。

 

 

モノクロ画像でも全身をくっきりと見せる

濃紺のスーツのケネディと(左)と

輪郭がぼやけて見える明るいグレイスーツのニクソン(左)

 

 

 

 

ここでは、

ケネディを「若き有能なリーダー」

として演出する

という目的に沿ったカラー&イメージコンサルティングが行われました。

 

 

色や配色が持つ固有感情を計算し、

的確なイメージに結び付けた演出が

勝利に導いたのです。

 

 

イメージの構成に理論的な色彩調整が行われ

カラー&イメージコンサルタントという職業が

注目される原点になった事例です。

 

 

 

 

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