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minne雅 、Net shop Miyabi 

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16.凍結解除

父の2つの銀行口座に残してあった5万円と50万円をキャッシュカードで引き出し、母の口座に入金しようと思い、都市銀行に行った。
ATMにキャッシュカードを入れたら、[窓口までお越しください]と表示された。磁気かな?記帳はできるかな?と思い、通帳を入れたら、記帳はでき、金額の変化は、なかった。
もう一度、今度はキャッシュカードで残高照会をしようと思ったが、やはりキャッシュカードがATMに入らなかった。
私は窓口に行き、「キャッシュカードが入らないんですが。」と言うと意外な言葉が返ってきた。
「凍結されてます」。
えー!!どうして??私は何が何だかわからなかったが、冷静になって考えるとこんなことをするのは、姉しかいなかった。
あの時、わざわざお金が入っていない別の通帳を渡したのになぜ?逆にお金が入っている口座が他にあると思われてしまったのかな・・
都市銀行で、他の口座も調べて貰ったが、都市銀行と地方銀行の父の口座は全て凍結していた。
唯一の救いは、年金が振り込まれる、ゆうちょ銀行だけは、無事だった。
父が、大金持ちだとでも思っているのだろうか。5万円と50万円、合わせて55万円で凍結なんて恥ずかしすぎる。それにしてもこの口座凍結で、施設代などの引き落としができなかったら、どうしていたんだろう。それにしても、どこまで、母を困らせたら、気がすむのかと思うと情けなかった。司法書士さんも施設のスタッフさんもお父さんの大切なお金だからと助けてくれているのに・・。私は姉だから仕方ないとは思えなかった。
父の言う通り、全額引き出しとけばよかった・・。
もしかして、こうなることを父は予想してたのか?と鳥肌が立った。

私は、凍結解除の手続きの方法が書かれたパンフレットを貰い、説明をうけた。その手続きがとても、ややこしかったので、私は気落ちした。

地方銀行は、2回行っただけで凍結解除できたが、都市銀行は、何回行ってもなかなかできなかった。
私は姉にメールした。『父の口座が凍結しています。お姉がやったのなら、お姉が凍結解除させてください。』すぐに返事が返ってきた。『凍結させたよ。あんたが使い込んでるから悪いんや。』。
はぁ~、まだ、言ってる。お前は子供か。と思い、『私が凍結解除の手続きをしますので、解除にかかった費用、交通費を含め請求させて頂きます。請求書は、家ではなく、会社の義兄宛へ郵送させて頂きますので、よろしくお願いします。』
私は正直、費用を請求しようと思ったわけではない。何を言っても自分の思い込みを変えない姉に呆れていただけだった。
今回の母のお金のことは、母と姉の問題であって、私には関係がないが、認知症の母を守れるのは、私しかいないと思っていた。でも、姉達からの攻撃は、私にとって、物凄いストレスであり、精神的にも肉体的にも使わなくてもいいエネルギー使う。もし、これで癌が再発したら、母が看れなくなる。もうやめて欲しいと心から思った。

姉は叔母に電話し、「あっちゃんがお金を使い込んでるから、銀行凍結させたってーん。」と嬉しそうに言ったらしい。そのことをもう既に私から聞いていた叔母は「介護するっていうのは物凄く大変なことやねんで。あんたは何もしてへんやろ。もうな、いらんことせんといたって。」などと言ってくれたらしいが、姉は聞く耳を持たなかったらしい。叔母は私に「あの子、あんなに訳のわからん子やったっけ?あんた大丈夫か?」と言うので、「そやろ、そやねん。同じ親に育てられたのに不思議やなぁ。」と私は言い、笑ったが、心境はとても重かった。

都市銀行では、支店長さんが対応してくれ、様々な解除方法を考えてくれた。
姉のサインひとつで解除できる方法があったのだが、銀行から姉に書類を送って貰っても梨の礫だったので、支店長さんは親身なって、頭を捻ってくださった。

結局、遺言書の開示、父の生まれてから亡くなるまでの戸籍が必要となった。
私は地方裁判所へ行き、開示の申請をした。後日、裁判所から相続人、全員にそれぞれ、遺言書の開示の日程が届いた。
戸籍は、どうしよう・・と悩んだが、実家売却の時にお世話になった司法書士さんに相談してみようと思い、電話した。
「お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?」と言うと明るい返事が返ってきた。
「元気にしてます。あつこさんもお元気そうですね。ご両親は、お元気にされてますか?」と言うので「母は、元気にしてますが、2月に父が亡くなったんですよ。それで、ほんっとうに恥ずかしい話なんですが、姉が・・」と言うと司法書士さんは大笑いして「そうなんですね。別に恥ずかしくないですよ。よくある話です。」と言い、取り寄せてくれるとのことで、「父は小さい頃、広島にいて、そのあと兵庫県、そして大阪・・かな?」と言うと、戸籍代や役所までの交通費など取り寄せにかかる費用をザックリ計算してくれた。「手付金1万円をお支払いに事務所まで行きます。」と言うと「お母さん、みてはんのにここまで来るのは大変やから、振り込んで。領収書と書類は宅配するし。取り寄せに1ヶ月は見といてください。」と言われた。

遺言書の開示、当日。母は欠席にしていたので、私だけが地方裁判所に出掛けた。出席、欠席は、直接裁判所に提出するので、姉が来るかどうかわからなかった。
私は、地方裁判所のエレベーターに乗り、3を押した。暗く冷たいエレベーター、気持ち悪っと思っているとひとりで乗っているはずのエレベーターに誰かいる気配がした。父かな?他の人やったら、近寄らんといて。と心の中で叫んだ。
結局、あれだけ、遺言書の開示と言っていた姉は来なかった。
遺言書を見たことがあるのにわざわざ往復の新幹線代を払ってまで来るわけないか。と私は思った。

私は遺言書の開示とは、書かれている内容を確認し、その内容通りに相続するようにと言われるのかと思っていたが、内容には触れず、ポールペンで書かれているか、日付、本人の筆跡かなどを確認したあと、改竄しないように割印などをしてくれ、これは父の遺言書であると証明してくれるだけのものだった。
私は生まれて初めて、裁判所に行き、極度の緊張状態で2kgほど痩せたように思い、心配して送り迎えをしてくれた息子とご飯を食べて、体重を戻してから、母に報告に行った。

後日、姉から叔母に電話があったらしく「あっちゃんに会うと喧嘩になるから裁判所には行かない。」と言っていたらしい。叔母は、私に「もう、呆れたわ。何を考えてるのかわかれへん。あんた、よう耐えてんなぁ」と言うので、私は「父があの子はあかん、情がないってゆーとった。姉は、自分の考えは正しいとしか思われへん人やから、悪いことは全部、私のせいにしたいんやろ。大したことないよ。」と言った。

司法書士さんから、電話がかかってきた。「お待たせしました。でも、申し訳ない。いくら調べても16~18才までが空白で、わからなかった。凍結解除やったら、お母さんとの婚姻関係がわかればいいから、これでいけると思う。今日、発送します。」。金額を聞くと、「広島の山奥まで、行ったから、交通費が高くなって申し訳ない。4万円で。手付金1万円頂いてるから3万円ね。」と言うので、「こちらこそ、お手数かけて申し訳ない。今から振り込みます。」と言うと「じゃあ、請求書と領収書と入れて送ります。」と言うので、「え?そんなんして貰っていいの?せめて、入金確認してからにして貰わないと。」と言うと「信用してるし、別に送ったら送料かかるしね。」と言うので、私は丁寧にお礼を言うと「それより、体に気をつけて、無理しないように。また、役に立てることがあったら、連絡ください。」と言うので、「こちらこそ、ありがとう。また、何かあればよろしくお願いします」と言い電話を切った。

必要書類が整ったので、都市銀行に行き、支店長さんに渡した。「1週間ほど頂戴します。凍結解除できたら、ご連絡しますね。」と言われ、5日後、凍結解除の連絡を頂いた。支店長さんは「本当によかったですね。何度も足を運んで貰って、本当に申し訳なかった。」と言ってくれた。
父のお金は、父の銀行口座から母の口座へ直接、振り込んで貰い、父の通帳を抹消した。

銀行口座凍結に気付いてから、凍結解除ができるまで、8か月の時間を要した。

裁判所の印紙代、切手代、駐車場代、市役所の書類代、司法書士代を姉に請求したが、振り込まれることはなかった。


次は、17.大腿骨骨折とせん妄です。

無許可の転載、複製、改変はご遠慮ください。
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レッスン、ケータリングの詳細は
Menùの1番下にございます。
そして、私が使っている食材の一部のご紹介は1番下にありますので、参考になさってくださいね。

ご予約、ご相談、お問い合わせ、
お待ちしておりますラブラブ
miyabimaholove@gmail.com

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Menù

野菜の花壇と赤米ソース
(Aiuola vegetale con salsa di riso rosso)

パートフィロに包まれて


牛薄切り肉のケッカソース
(Tagliata sottile di manzo con salsa al basilico)

真鯛と蒸しネギ
(Orata e cipolle verdi al vapore)

ガレット・デ・ロア ACCO風

チョコレートトルテ


2024年のレッスン&ケータリングは、1月15日から開催いたします。
レッスン日は、設けておりません。ご都合の良い日(ご希望日)を2日か3日、お知らせください。
その中から選ばせて頂きます。
(開催時間は11:30~14:30です)
ご予約はご希望日の14日前までにお願いいたします。
メニューは、お肉かお魚かをお知らせ頂くと折り返し、2種類のメニューをご提案させて頂きますので、お選び頂いてからの開催となります。

レシピ本のお料理のレッスンは
材料費+1000円になります。
必ず2名様以上でのご予約をお願いします。 

レッスンについて
※レッスンは単発レッスン(1回完結)です。
※1メニューかコースかお選び頂けます。
※レッスン料は
・1メニュー 一律3300yen
(パートフィロのみ+1100yen)
・コース(前菜、メイン、デザート) 11000yen
※ご予約は2週間前までにお願いいたします。


ケータリングについて
※和食、イタリアン、ヴィーガンなどご希望のものをご予算に応じてご相談頂けます。
※料金は、材料費と交通費と1000yen×ご参加人数を頂いております。
※ご予約は1か月前までにお願いいたします。

※アレルギーのある方は事前にお知らせください。ご予約後の対応はいたしかねます。

身体に害を与えないものを食べることと思いっきり笑うことは、最高に身体が喜ぶことです。
さぁ、ACCO COOKで
心も身体も元気になりましょう


お問い合わせはこちら
miyabimaholove@gmail.com


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