『新 ガラクタ捨てれば自分が見える 〜風水整理術入門〜』

カレン・キングストン著

小学館文庫

定価638円+税

 

部屋を片付け、不要なものを捨てれば

人生が変わる

という趣旨の本。

 

風水と紐づいていて

家、あるいは部屋の見取り図が

9つに分割され、

それぞれ意味が割り当てられてる。

 

たとえば、収入が低い、お金に困ってる、という場合は、

「財産」の部分が整理整頓されてなかったり、

ガラクタだらけだったりというわけ。

 



その部位を片付けると

たちまち状況が変わってしまった、という事例を

たくさん報告している。

 

科学的根拠は証明できないけれど

環境と自分自身は影響しあっている

というのは経験則で誰もが感じていると思うので

とにかく部屋を片付けておくのが良いという感じです。

 

一昨日「職業」「人生」の部分をきれいにしたら

「今の仕事にこだわらなくても人生なんとかなる」

と腹をくくれました(笑)

女性お一人様の自営業は何かといろいろありますよね。

 

日本で初めて出版されたカレンさんの本は2002年

『ガラクタ捨てれば自分が見える 〜風水整理術入門〜』。

翻訳者の方も書いていたと思いますが

「片付けをすることで人生が開ける」という本の先駆けです。

このあと、掃除をすると開運する、片付けすると人間関係が良くなる

という本が立て続けに出て、

一種のブームになったと思います。

 

私もその存在を知っていて

同僚の女性が「すごくよかったわ!」と言っていたのですが

こういう世界に懐疑的だったので「ふ〜ん」って感じでした。

 

20年越しでようやく読めて、本当に良かったです。

若い時にはわからなかったことが

50代になってわかるってこと、

たくさんありますね(笑)