ぐぅぐぅ
こんばんは~
今回は、ドロレス キャノンさんの「この星の守り手たち」という本を
紹介します。

ヒプノセラピーの第一人者で、85歳というご高齢。
前世療法をクライアントに行っているうちに、過去生どころか、
宇宙人の記憶を持つフィルという青年に偶然会ってしまいます。(=◇=;)

この出会いがまた本当に偶然というか、仕込まれていたような出会いでした。
バツイチのキャリアウーマンとのセッションに向かっていたドロレスさんは、
このクライアントに過去に二度もドタキャンされています。
そして案の定今回も彼女の車はなく、代わりに電気屋の黄色いトラックが
止まっていました。
「代理を手配した」という張り紙とともに!
まったく期待もせずに電気屋のフィルにセッションを始めたドロレスさん。
しかしこの出会いは宇宙人の記憶を持つスターチャイルドとの
出会いなのでした。

最初のセッションでは砂漠に生きた面白みのない男性の過去生、
二度目は戦時下のドイツでのユダヤ人男性の過去生、
三度目は南米の古代文明に生きた女性の過去生に退行するフィル。

ドロレスさんが言うには、ヒプノを始めたばかりのクライアントは
よくこういった過去生を追体験するそうです。

この三回目のセッションの最初にチラッと出て来た風景。
この地球上ではない景色を思い出すことによって、徐々に宇宙人であった
過去生がよみがえるのでした。
三つの塔と二つの月、自転しない星。
重力は地球の六分の一、木はスポンジのようにスカスカ。
舞い上がったガラス質のほこりはなかなか地上に降りて来れずに、
空中を漂っている。

面白いと感じたのは、地球に転生する宇宙人はあえて、アカシックレコード
から地球人の過去生の記憶を刷り込んでくるというところです。

クレオパトラやナポレオンなどの記憶を持つ人が複数いるのは
こういうからくりがあるのかと、ドロレスさんは衝撃を受けます。

更になぜ宇宙人はこの地球に、わざわざ高度な文明から転生してくる
のか?
進化して、肉体をまとう必要がなく、エネルギー体で生きる宇宙人
もいるそうです。考えていることはすべてテレパシーで伝わるので
嘘や悪意や犯罪の全くない世界。

この地球は車で言うとパンクした状態で、周囲の助けを必要としていると
フィルを乗り物と呼ぶ宇宙人は訴えます。
地球はシリウス星団などから、かなり離れた辺境の孤独な星。
しかも生命は他の星から植え付けられた種が始まりだとか。

実はまだ半分しか読んでいません。
最初は半信半疑で読んでいましたが、細かい箇所が妙に
リアルで面白いです。興味を持たれた方は是非読んでみてください。

一年間のスターチャイルドとのセッションをまとめたこの本。
ドロレスさんの著書は多数ありますが、翻訳されているのは
この一冊のみらしいです。

(ナチュラルスピリッドパブリッシング発行
 ワタナベ アキコ訳  2780円+税)