呪いは自分で解く! | 線維筋痛症のおひとりさま中年日記

線維筋痛症のおひとりさま中年日記

はじめまして、ペーパームーンと申します。
自分の線維筋痛症や子宮内膜症など持病のこと、実家の父の病気のことなど書いています。

こんばんは。
お久しぶりの投稿です。


先日、私はずっと諦めていたことにチャレンジしました。

それは、新幹線での旅。

えっ、そんなこと?
と皆さん思われるかもしれませんねキョロキョロ

実は、私は心身を病んでから、首などの痛みや重い対人恐怖、男性恐怖に悩まされ、ずっと旅行は諦めてきたのです。

特に、電車や新幹線は、どんなに具合が悪くなろうと、止まらないし、逃げ場がないし、他人がたくさん乗っている状態で我慢しなければいけない。

これが、今までの私にはとてもハードルの高いことで、私には旅行も新幹線も無理、と諦めていたんです。


ですが、遠くの街の施設に住んでいる、祖母に会いに行く、という目標ができて、そのためにまずは、新幹線に乗る練習をしよう!
と思ったんです。

新幹線に乗るのは実に18年ぶりのことでした。

まず私は、普段用事のない、駅に慣れる練習から始めました。

いやね、当たり前なんですが、すごい人混みですね、駅はアセアセ

でも、母が付き合ってくれたお陰で、なんとか駅のトイレの場所を確認して、ランチしてから家に帰れました!
旅人がたくさんいて、なんだか駅に行くだけでワクワクしました。

そして、いざ新幹線で1時間の旅へ。
母と二人、初めての神戸へおねがい

南京町と大丸、三宮神社に行きました。
道に迷って、勇気を出して地元の人に話しかけたら、親切に道順を教えてもらえましたおねがい

あの時の、お姉さんたちと、おじさま、本当に助かりました。ありがとうございます!

日帰りだったので、短い滞在でしたが、タクシーの運転手さんもとても親切でいろいろ教えて下さったし、まるで夢のような時間を過ごせました。

帰りの新幹線では、行きよりは少し慣れました。
視線恐怖もあるので、ついつい周りの人たちに見られていないか、笑われているんじゃないかと、キョロキョロしてしまいましたが笑い泣き

でも、なんとか一歩を踏み出せた。

18年もかかったけど、勇気を出して、新幹線で神戸に行けて、本当に良かった!


帰ってからは、心身ともにぐったりですが、達成感で満ちています。


父から、
「お前には無理だ」
といろんなことで呪いをかけられて生きてきて、
「私には無理だろうな。
人生を楽しんだり、幸せになることなんて、諦めよう」
と様々なことを諦めて、
ただ、毎日をやり過ごして、
我慢してきただけの、
私の人生。


でも、本当に呪いをかけていたのは、私自身でした。

長いながい闘病生活。

生きている意味なんてあるの?
と自問自答しつつ、なんとか、
生き延びて。

「私には無理」

と、思い込んでること、たくさんあります。

でも一つ、呪いを解けた。

心を締め付けていた、呪いの鎖が一つ外れたことで、
これから少しずつ、今まで諦めていた、
「人としての幸せ」

を、少しずつ経験していきたい。

諦めてきたことにチャレンジして、克服してゆきたい。

本当に、ひさしぶりに前向きな気持ちになれました。
本当に、嬉しいです。

旅に付き合ってくれた母と、私を励ましてくれた姉や友達。
神戸で出会った優しい人たち。

このブログを読んでくださって、応援して下さった皆さま。

本当にありがとうございます。

対人恐怖が治るには時間がかかると思います。

でも、ちゃんと準備して、行動を起こせば、うまくいくことだってある。

なんとか、できる。

今までだって、なんとかしてきたんだから、これからだって、
なんとかなるし、
なんとかできるんだ。

今回のことで、少し自信がつきましたおねがい

これからも、いろんなことにチャレンジして、もっと自分に自信をつけてあげたいです。

人生の春は今から!

始めるのに遅いことなんて、ない!

無理しない程度に、一歩一歩、進んで行こうと思います!

読んでくださって、ありがとうございましたキラキラ