はくちょう座にある網状星雲です

かなり前から撮影したい星雲でした。今回とりあえず撮影することができました。

”とりあえず"です

 

レンズを向けて、試し撮りした時は、左側の星雲(NGC6992)がうっすらと写るくらいに見える状態でした。

右側の星雲(NGC6960)は、はくちょう座の恒星しか見えてません。やっぱり難易度が高い対象

焦点距離は、100mm-400mmのズームレンズを使用。

カメラは、APC-Cで撮影

 

使用機材

カメラ Canon EOS Kiss8i HKIR改

レンズ EF 100-400mm f/4.5-5.6 IS Ⅱ USM

赤道儀 Vixen SX2

 

Vixen StartBook Tenで導入。

試し撮りで、構図を決める。

構図の試し撮りは、15秒で ISOを高くして撮影。

構図の確認だけなので、これで十分

自分の納得できる構図になるまで、赤道儀を微動させて調整

いつも、10枚から20枚くらい構図決めのため撮影している。

構図がきまったら、撮影用の露出を決めて撮影を開始

今回の露出は

120秒 f5.6  ISO3200

 

撮影後は、ダーク、フラット撮影を行っている

ダーク、フラット共に、露出系は一切いじらない。同じ露出で取得している

ダークは、レンズカバーをつけて撮影

フラットは、レンズフード部に3mmの白色の樹脂板をかぶせて撮影

 

いつも、5枚づつ撮影している

 

撮影後は、ステライメージ8でコンポジットして、PhotoShopCCで階調調整を行っている。

この網状星雲は、かなり大変で、ノイズが出ないように少しづつ調整を加えながら行った。

 

今回の撮影は、途中 雲が表れて撮影中断をしなければならない状態があり、総露出時間が60分くらいになってしまったので、コンポジットをするときに、撮影画像を、コピーして、見かけ上倍の時間のデータとしてコンポジットを行った。背景のノイズが落ちるので少しは効果があるんだろうと思う。

本当は、もっと露出時間をかけて撮影を行いたいところであるが次回の宿題に

今回は、倍コピーしてコンポジットをしたが、もっとコピーしたらどうなるんだろうと少し興味があるので、やってみようと思う。出来上がったら、ブログに書こうと思っている。

 

 

星雲部分が少し薄いが、これ以上やりすぎると背景が醜くなるのでここで断念

また、撮影をしよう

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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宮崎