<コトバは自己のあらわれ-法の鏡>
画家が絵で自己(自己の才能)を表現するように、
コトバはその人自身をつくる。
いわば、
コトバはその人自身と言ってもよかろう。
イジメをしている子が、
言った暴言、
ネットで書いた中傷は、
実は自己の表現(自分自身)を相手にぶつけているので、
その人、本人の心の姿がコトバとして現れたといえる。
例えば、
「バカ」とAくんがBくんに言ったとします。
Aくんは自分がバカなのを周囲の人に知られたくないがために、
Bくんがバカということを周囲に知らせる。
周囲の人は、
Aくんが放った一言により、
Bくんはバカなんだなと思う人が次第に増えていき、
しまいには、
AくんとBくんの周囲の人
すべてがBくんはバカという
思考になってしまいます。
このように、
Aくんは本当は
Bくんよりも
劣っているにもかかわらず、
それを周囲に知られたくないがために、
Bくんはバカなやつと
周囲に知らせることにより、
Aくんは賢い人やなぁと
周りの人に認められる
(名誉欲と利益欲を満たす)
ということです。
『コトバは、自己を形成している
目に見えないワタシ』
なぜ、
頻繁にそのコトバ
(フレーズや文章)に
引かれるのか、選ぶのか。
それは、その人が常日頃から
心で思い続けていることだからです。
スーパーで『半額ぅぅぅ！！』という文字を見た一瞬に、
目が獣のように食らいつくのは、
日頃からお金のことが頭から離れない(財欲)からでしょう。
運転中、
後ろを走っている外車を見て
目が釘付け『(*⁰▿⁰*)イイなぁ～イイなぁ～』になるのは、
外車をこよなく愛している
(名誉欲と利益欲)から
なのかもしれません。
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私が中学生のとき
学校でイジメがあり、
『イジメている人が
言っていること、またやっていることは
イジメている本人自身に向かって
やっていることと同じです。
つまり、知らないうちに自分で自分を傷つけているのです。
だから、
イジメている本人に自覚はなくても、その人の人生をつくってきたものが今、
コトバとなって、態度となって
確実にあらわれているんですよ！！』
とすべての生徒に
厳しく指導されたのを
思い出します。
言葉が人を動かすのではなく、
人がコトバで自己表現するのです。
つまり、
人に悪口、陰口、中傷を言ったり、書いたりする時、
過去の自分、今の自己、
を人に言ったり、文章にして書いているということです。
だから、
中傷文のコトバの内容は、
実は書いている本人自身が
悩んでいること
(ネタミ、ソネミの心)で、
本人のコトバは、
本人であるのです。
なので、
相手のことを批判したつもりが、
本人が選んだ批判のコトバなので、
知らないうちに批判した本人が大きく傷ついているのです。
日頃のコトバに気をつけ、
相手も自分もより幸せになれる
ホメッ！コトバ！！を選びたいものですねっ😊✨✨
