またもや9月の『生きる』投稿からお久しぶりとなってしまいました![]()
先日日本初演の『ベートーヴェン』を観て参りました![]()
↑東宝の公式ホームページより
12月24日マチネ
クリスマスイブということもあり、劇場の至る所がクリスマス仕様に。
早速レポいきます。
今回はチケットの価格が高騰している中、6000円で観ることができたB席で。
しかしどういうわけか、甚だ治安が悪かった…
開演ギリギリに席につくのは今までもあったけど、上演が始まってから劇場内に入ってくる人をあんなに沢山見たことがない。
今回は出演者のファンクラブ席でしたが、両サイドの人が比較的動くタイプの人で、気になって仕方がなかった…
(日生劇場は特に隣の客席との距離が近いので仕方ないこともあんるでしょうけど…)
という環境で、序盤から"御園座に期待"と思っていた私でありました![]()
(おのだくんのカスパールがどうしても観たくて、御園座でも1枚ゲットしています。こちらは昨日家にチケットが届いていたので、これから座席の位置を知るのでドキドキ…
)
ベートーベンの楽曲は昔ピアノを習っていたこともあって慣れ親しんだものもいくつかありますが、
詳しい知識は全く持っていなかったので事前にWikipediaで調べて、開演直前にパンフレットを読んでいました。
ベートーベンは人生で得た経験を楽曲制作に昇華させ、彼にとっては音楽が現実、現実が虚構であったとも。
耳が聞こえなくなっても精神性の高い音楽を作り上げ、死ぬときは雷鳴が轟き、拳を掲げたという伝説がある。
もうこの時点で開演前の舞台には『Beethoven』のロゴと稲妻の光の演出が存在しており鳥肌が。
加えて日生劇場でザ・ミュージカルみたいな作品を観るのは初めてで「こんなに舞台上に奥行きがあったっけ?」とわくわく。
ベートーベンの井上芳雄さん、圧倒的な舞台人としての存在感、音楽家ベートーベンとしてそこに自然にいる演技はまさに日本を代表するミュージカル俳優でした。
ピアノを弾く演技をしながらあんなにスラスラとセリフを言えるのか。
そして歌は本当に素晴らしく、特にベートーベンのソナタ『悲愴』の旋律で歌う曲は私たちみんなを包み込むような優しくて温かい響きに、きっと多くの人が励まされているんだろうなと思いました。
トニの花總まりさん。
井上さんと花總さんの組み合わせは間違いない、決して目立ちすぎることはなく、質素で品のあるトニでした。
今パンフレットでアントニー・ブレンターノの肖像画を見て、あまりに美しくて驚いたのと、この画から感じられる気品、聡明さ、素朴さ、神聖な雰囲気、その精神性が花總まりさんのトニとして生き返ったんだと思いますます大好きに。
カスパールの役所は海宝さん、小野田さんのダブルキャストで最適!!
海宝さんはやっぱり安定の素晴らしさ。
ルードヴィヒと比較して凡人ぽいのが生きてて、小野田さんも期待を上回る小野田さんなんだろうなあ。
そしてそして木下晴香ちゃんのベッティーナがめちゃめちゃお気に入りだった!!
実は舞台で拝見したのは初めてだったんですが、すごく好きでした。
こんなに素敵な女優さんに
アナスタシアも見たかったなあ。
今回のフランツは坂元健児さん。
この役所は悪役なのね。あの歌が難しそうだった![]()
(初見なので、"この"とか"あの"とかすみません)
上原理生さんのオルレアンが素晴らしかったから、理生さんに歌ってほしいなあ。
そしてこの作品にさらに面白みを与える"ゴースト"の存在。
ベートーベンが幼少の頃に受けた傷が元となって大人のベートーベンに葛藤を与える続ける。
トートダンサー程は頻度は高くないように思えたけど、もっともっと解釈が深まったら、またいろんな議論が生まれそう。
ベートーベンの曲は『悲愴』『エリーゼのために』『運命』の有名な部分ぐらいは知っていたけど、それ以外はどの楽曲がどのようにミュージカルの音楽に組み込まれているのか分からなかったので、これからベートーベンの曲を知るとまだまだ奥が深そう![]()
でも、あのシルヴェスター・リーヴァイさんが作曲だから、耳に心地よい音楽ばかりだったし、初めて聞くのに初めて聞いた感じがしない、やっぱり大好きな音楽に包まれて幸せでした![]()
この日は撮影してたみたいで、っていうことは円盤化?それともPV?わたしが観た回が記録に残るなんて初めての経験。
というわけで楽しい楽しい2023年のクリスマスイブでした![]()





