心臓手術後、時折りやってくるようになった癲癇と思われる発作。
診断を確定して治療を行う為にも、脳波検査とMRI検査の必要がありました。
心臓手術後、念のために飲み続けている血栓予防のサプリメントともさよならして、新たな心配事である癲癇(?)の検査と治療に専念したい。
そんな事を考えながら迎えた2016年。
年が明けてすぐ、術後3ヶ月検診の為にJASMINEどうぶつ循環器病センターへ。
一通りの検査を終えて、結果を聞く為に診察室へ呼ばれました。
1ヶ月検診では順調そのものだったちはる。
しかしこの日の先生の第一声は
『心配な事が二つあります』でした。
「???」顔を見合わせる私とおとーさんに、先生は心電図の波形を見せながら
『不正脈が見られます』と。
次に、エコーの画像を指しながら
『ここに血栓が出来てます。しかもかなり大きな・・』
通常は左心房にできることが多い血栓。何故かちはるは左心室に。それも壁に張り付いた状態でなく、ヒラヒラ血流にあおられて舞っている。紐の先にくっ付いているかのような状態でした。
血栓の大きさは5mmx8mm。
もし飛んだら、太い血管を詰まらせて忽ち危険な状態に陥る大きさ・・
「え・・・?」
「生命にかかわる・・?」
癲癇の検査の事など、一気に吹き飛んでしまいました。
血栓の飲み薬と自宅での注射💉の再開です。
血栓などの合併症については、術前に詳しく説明を受けていました。
キャバリアは血栓が出来やすいとも。
でもまさか、ちはるが・・・
手術は安心のゴールじゃないんだ・・・
この時初めて気がつきましたー