ぷかぷか浮かぶ波の上

そこから眺める地下の世界

誰もがこちらを見上げる前に

さっさと離れて消えてしまおう。

ちらちらと目が合う君は

すぐに真っ赤に染まって目を逸らす

首を傾げて僕が覗きこむと

君は恥ずかしそうに目を瞑る

君の視界から消えた僕は 誰?

ふぁん ふぁん ふぁん

浮かぶ想いで空を流れる

大地は汚い けれど、奇麗

だから見るに値する

だけど降りるに値しない

手を繋ぐ? 熱すぎる君の手と

自殺行為のそれに何の意味がある?

けれど、気になる その行為

その行為によって好意が生まれるならば

それ自体が意味であると言うのだろうか

僕は消える。君と手を繋いで 無に還る。

さようならを言うよりも早く消えていく。