不登校になって数年の間


娘と私の間でも色々ありました


些細な気持ちのすれ違いや

ケンカもしょっちゅう真顔



きっと当時の私には

子供達が立て続けに不登校になってしまって

その現実を受け止める心の余裕もなく


ただ未知の経験である

不登校というものがとても怖くて

囚われていたのかもしれません



その不登校という辛い状況から早く脱したいネガティブ


ただそれだけのために動いてたのかも

しれません



当時は学校や市の教育委員会の息のかかった

臨床心理士さんやスクールカウンセラー等々

色々相談して頼ったけれど



そうしているうちに

果たしてこれで良いんだろうかはてなマーク



不登校である子供達と向き合うこともせず

この人たちと話すことに時間を費やしてる



私の行動はこれであってるのかはてなマーク



そして相談をしているうちに気づいたことは

学校を含め色々相談してきた人達も

不登校の知識はさほどなく

私と対して変わらない


なんなら全然分かってない人もいる真顔


私が話したり接したりすることだけでは

何も進まないし解決もしない



そんな諦めもあり

当時の私は支援に頼ることをやめました




そして支援に費やしてた時間を

子供達と過ごす時間にしました



そうしていくうちに少しずつですが

親子関係にも変化が起きていきました



声をかけても力もなく動けない子供達


人を避け外出することもほとんどなく

家にこもりっぱなしの日々



でも楽しい会話は嬉しそう

夕食をお鍋にしたりたこやきパーティーをしたり

家族で楽しい時間を共有することで

子供達との距離も少しずつ埋まっていったような

そんな気がします


それから少しずつ元気になり

外出も出来るようになり

子供達の趣味に付き合ったりしました



それと同時に段々

子供達が私に愚痴や不満を言ってきたり

そのことでケンカもしたり

相談を受ける機会も増えていきました



兄妹でもその子それぞれ性格も

違うので息子はあまり相談はしてこないのですが



娘は相談やその日にあったこと等々



これ大人の私が聞いてもいいのかはてなマークっていう

クラスメイトのプライベートなことまで

話してくるようになりました凝視



そういったことを聞くのには

さすがに抵抗はあったのだけれど

裏を返せばそういった話しもできる位に

ある程度私のことも認めてくれてるのかなはてなマーク

そう思うようにしました



そういった娘からの

話を聞くうちに気づいたことは


今目の前に見えてる子供の達の姿や世界は

大人側から見てる都合のいい世界であって

現実は必ずしもそうなってはいない



誰もが優等生で真面目だと思ってた

あのこが実はとてもませてたり


控えめだったあのこが

意外としっかりものになってたり


親の言うことを聞いてそうな子が

実はSNSで知り合った人と会ってたり


親の前では早く寝るふりをして

夜更かししてるこもちらほら


自分達がそうであったように


今の子供達も何ら変わりはない


子供は大人の知らないところで

どんどん成長していくんだなと思いました



もちろん中には私の娘のように

お母さんに彼氏のことでも何でも

相談したりする子もいます



(それはそれでいい関係だと思います

決して悪いことではないよね)




だからもしかしたら

子供達が不登校になっていった理由も

私たち大人の知らない所で色々あったのかもしれないと今では感じます



でも今さらそれについて知りたいとは

思わないけど


結局大人の見ていない知らない所で

子供達は動いて経験を積んでくんだなと

思いました


またそういうクラスメイト達の現実を目の当たりにしたことで

娘も同じように経験したいと思って

学校へ行きはじめたのかもと思いました


市内でNo.1の進学校へ進学したこだとしても

決して優等生とは限らない



パリピっぽいあのこが

見た目どうりだとも限らない


現実はそういうことです



学校の先生やママ友等の

大人からの視点での意見よりも


目の前にいる子供と接して

実際の子供達の世界を知る方が

大切なんじゃないかと思います


そういった現実があることを

知ることが子供を知ることだと

私は思います


大人の色眼鏡なんて

全然あてにならない現実はそんなもんです