突然入院日記⑥ | みやのすけの映画倉庫/『ゴジラVSコング』への道
9/8、さて、今日は手術だ。ゆうべから何も飲んでいないので口の中カラカラで目覚める。この部屋は乾燥しすぎ。

朝手術着に着替え、いざ手術室へ。
手術室へ着くと先生は「ブロック注射でいこう」と言い出す。
え~、全身麻酔でいくって言ったじゃん。
寝てるうちに終わるから気がラクとか思ってたのに。
「全麻じゃないんですか?」ときくと、全麻だと
折れた肋骨が肺を傷つけも(私が)気づかないのでリスクがあるとのこと。
「大丈夫ですよ、半分眠ってるみたいなもんですから。」
てことは半分は起きてるってことか…。
まあここまできて否も応もない。
まな板の鯉だ、好きにしてくれ。

で、手術始まり。
顔は術部を見やすくするため右に傾けて、私からは手術の様子が見えないようビニールシートを被せられる。
ブロック注射、お、効くじゃん、感覚ないわ。
しかし、予想通り手術室の会話とか雰囲気とか、今どこらへんを何しているかはわかってしまうのがコワい。
「これからメスいれますよ~」
要らない、その情報要らない。
思ったとおりだが、痛みはないけれど、手術の様子は体に振動として伝わってくる。
ネジどめは電動ドライバーなのね。
ギュイーンという機械音と共に作業は淡々と進む。
「○×△」
「もう先生ったら、何言ってんだかわかりませんよ」
和気あいあいじゃあないか。
何だか自分はジャンク屋に修理されてるドロイドな気分。
そうこうするうちに私の砕けた鎖骨はきれいにならべて金属プレートにネジどめ完了したらしく、「じゃあ縫合します。

終わったか~。

夜は術部の痛みと違和感で眠れず。