社会的信用で得られるおいしい果実
個人よりも法人の方が高い社会的信用とはいったい何なのでしょうか?
会社は、事業を営む法人として生を受けるために、設立時に会社の目的、
本店の所在地、資本金、役員の氏名などの基本事項を管轄法務局に登記
しなければなりません。 登記された内容は、登記簿謄本としてだれでも
取得し閲覧ができます。
一方、個人事業の場合は、税務署に開業届を提出するだけでだれでも
簡単に事業を始めることができます。 しかし、金融機関や取引先などの
第三者がその事業内容や経営状況を知ろうとしても知るすべはない
のです。
もし、あなたがお金を貸すとしたら、どちらが信用できますか?
もし、あなたが就職するとしたら、どちらが信用できますか?
法人化することにより、社会的信用が得られると、以下のような
おいしい果実を得ることが可能になります。
・銀行からの融資が受けやすくなる
・大手企業との取引が可能になる
・助成金が受けやすくなる
・従業員募集で優秀な人材が集まりやすくなる
会社を設立するときの多少の手間とコストをかけても、また、設立後に多少
コスト負担が増えても、多くの起業家や個人事業主が会社を設立する理由
は実はこの辺にあるのです。
でも、おいしい果実はこれだけではありませんよ!