山口揚平さんの本![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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わたしのそもそもの知識と読解力の無さで、内容としてはやや難解にも感じましたが、文脈がとても冷静でフラットで、好印象でした。
そして、最後のこの件。
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『君が本当に得たいものは、お金でも恋人でもプライベートジェットでもない。君というものの正体である。』
『人生の本質はそのガラクタの創造プロセスにあり、創造の反作用として向かう、自分とは何かを知る長い旅路のことである。』
深い感嘆と共に、不思議なほどに納得しました。
ただ、この部分だけ読んでも腑には落ちないと思う。
そこに至るまでの本編を全て読んだからこその、なんとも言い難い深い理解。
そもそもずっと心の奥底に有って、にも関わらずずっと気がつかずに外ばかり見ていて、実は自分の中に有ったということにやっとのことで気がついたような、そんな感じがしました。
有ったよね、そもそも自分の中に。
そう!そうなんだよ!
わたしが本当に欲しているものは、「わたし」という自分のこと。
今年読んだ本の中で順位をつけるとしたら、間違いなく上位に入る本。
読んで良かった。
出逢えて、良かった。