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先日、令和４年の公示地価が国土交通省から公表されました。
新聞やニュースの内容で、公示地価、地価公示といった表記がありますが、どちらも意味合いは同じで行為と名称の違いとでも言えば分かり易いかと。
細かく言えば、国土交通省が毎年3月に、その年1月1日時点における全国の標準地の土地価格を公示（公的機関が一般の人に周知させるために発表すること）するもので、この地価を公表する行為のことを「地価公示」といい、地価公示によって公表された価格を「公示地価」といいます。
他にも、基準地価や路線価といったものがありますが、これらは一般の土地取引や相続税評価や固定資産税評価の目安として活用されるとともに、金融機関の担保評価の基準または指標としても活用されています。
県内の地価公示は、住宅地と商業地など合わせて135地点が対象となっており。
商業地では、前年同じ42地点中7地点で上昇。価格の上昇率が最も高かったのは福井市中央一丁目で、1平方メートルあたり30万円。前年比2.7％上昇。福井市全体の商業地は5年連続の上昇となっています。
住宅地では、前年より2地点多い、87地点中14地点で上昇。最も上昇率が高かったのは、北陸新幹線沿線のＪＲ芦原温泉駅周辺の住宅地で、1平方メートルあたり2万100円。
これだけ見ると新幹線効果による良い影響が出ているとも言えますが、県全体で見ると平均変動率は住宅地で-1.1％で前年と同等。ただし、下落幅は縮小しています。商業地では-0.9％で前年より0.2％下落。
率直に言えば人口というパイの奪い合いが県内で顕著に出ているとも取れます。
分析はこれからなので何とも言えませんが、決して期待感が持てる状況にはないように感じます。
続きはまた明日💦
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