私の出身地である沖縄は明日、
(日付が変わったからもう今日か…)
79年目の「慰霊の日」を迎えます。

 
慰霊の日とは
沖縄戦が終わったとされる日。
6月23日

 
それは私が生まれるずっと前の話。
でも私には不思議だけど
戦争の記憶みたいなものがある。
 
 

空が戦闘機で埋め尽くされて
爆弾が降ってくる所や
自分が戦闘機に乗って突っ込んでいく所、
ガマから外に出た時の
目を開けていられない程の太陽の眩しさ。
森のざわめき。
 
 
あれは何歳くらいだったかな?
風力発電を初めて見た時に
急にその羽が
 
 
「戦闘機」に見えて
一気に頭の中に今書いた
映像や感覚が流れ込んできて
 
 
怖くて恐ろしくて
目をギュッと瞑ってガタガタ震えた。

 
 
そんな事があるからなのか
この時期はソワソワする。
 
 
今日も何だか眠れなくて
普段見ることもないFBの投稿を
読み返していたら、
ちょうど一年前の今の時期に見た
「怖い夢」が書かれたものがあったので
こちらにも残しておく事にしました。にっこり

 
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すっごく怖い夢を見て飛び起きた。
 

私と子ども達は
私たち以外に誰も乗っていない
異次元かのような
不思議な空間の電車に揺られている。
 
 
穏やかなんだけれど
心の中では「最期のひと時」
という事が分かっている。

 
立って外を見るのが好きな息子に
「そろそろこっちにおいで」と
優しく声を掛けて側に来た息子と
私の隣に座っている小さな娘を
そっと抱きしめる。
 
 
(そろそろか、、)

 
そう思った時に場面が切り替わって
私たちは海にいる。
 

浅瀬に腰を下ろして
パシャパシャと水をたたいて
はしゃいでいる子ども達の
肩を抱きながら水平線を見つめる。

 
すると大量の爆弾?ミサイルが水平線に
一気に撃ち放たれて、一瞬にして
海が沸騰して押し寄せる。
 



 
 
私たちが座っている水も段々熱くなる。

 
私は子ども達を両手でしっかりと
抱き寄せて「あぁ、もうダメだ」と
最期を覚悟する。
 
 
波が押し寄せてくる中で
離れないように抱きしめながら
衝撃で手を離してしまう事を恐れて
紐か何かで体を括りつけておけば良かった…
と一瞬思うのだけど、

 
もしかしたら
子ども達だけは助かるかもしれない


紐で括ってしまったら
その命も助からないかもしれない

 

そう頭を過って
これで良かったんだと思いながら
離れてしまうその時まで
一生懸命ギュッとしている夢でした。
   
 

なんとも言えないリアル感のある怖さと
夢から覚めて家族全員が
側でスースー寝息を立てて
眠っている安心感で
涙が止まらないのです。
 
 
沖縄戦から78年。
昨日は慰霊の日。
だからこんな夢を見たのかな。
 
 
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今思い出しても胸が苦しくて
涙が出る。
 
 
戦争が終わってまだ79年。
私たちは安心して暮らせる世の中に
生まれてこれたけど、
 
  
あの頃の人達は
言葉では言い表せられない程の
苦しみや悲しみだったんだろうな。
 
 
だからこの日はいつもよりも更に
想いを込めて祈りたい。 
 
 
あの世にいる人もこの世にいる人も
全ての御霊、魂が幸せでありますように。
 
 
そして今隣に大切な家族が居ること
一緒に過ごせる時間に感謝します。