私は2016年くらいからあまりフィギュアスケートの雑誌を買わなくなり、インタビューも読まなくなりました。
それで2021年9月に草太くんに再落ちしてからも、その間草太くんがどんな気持ちでスケートを続けていたか知る由もありませんでした。
雑誌を買い直して、再びインタビューを読むようになったのは、今年FaOI のシネパラを見て再々落ちしてからのこと。
私は草太くんの空白の期間が気になっていました。
1回目は骨折していた時。
2回目は邦和を離れて関西に拠点を移した時です。
フィギュアスケートLIFE No.21のインタビューで、
2019年の全日本選手権のあと、年明けて1月に林先生に連絡を取って西宮に拠点を移したと知ります。
それから、コロナで自粛期間が始まるまで、西宮で林コーチに技術的な面を色々矯正してもらっていたことを知りました。
まず
サルコウの形を作るために3回転でしっかりいい形を作る、それが出来るまで4回転の練習をやらない。
さらに
3Aに入る時のクセを矯正
「バックアウトに乗っている時にブレーキをしちゃっていて、トゥでブレーキをしているような感じだったので、上半身が前に倒れ気味になっていたというか、それで踏み切る時に軌道にしっかり乗れず、バランスが崩れていたんです。
スケーティングの時でも足を上げると腰が歪んでしまっている、それがバックアウトの歪みにもつながっている。」
そしてコンパルソリーの練習を通して基礎に立ちかえる。
これらの教えはもしかしたら、今の不安に何かしらのヒントになるのではないのかな…とちょっと思いました。
町田くんのインタビューも思い出したりしました。
先に言ったようにコロナ禍、さらに林先生の事情でこの日々はすぐに終わりを告げてしまいます。
自粛期間が終わり、全日本合宿、その1週間ほど前に大西コーチに師事することになります。
その頃のインタビュー、自粛期間の草太くんの様子が伺い知れます。
最終的にこのシーズンの後は関西から離れることになるのですが、
この時に学んだことも全て草太くんの血肉になっていると信じています。
先程のLIFE No.21で話していた事。
草太くんの理想とは
「強い何かを放てるような、強い光を出せるような、そういうスケートにしたい。」
草太くんは今まさにそういうスケーターになったんだと思っています。
今私の部屋の壁で微笑んでるA0サイズのポスターの草太くん、2022年の3月の末に撮影された写真です。
少し自信の無さそうな表情にも見えます。
でも今年、FaOIやスケカナで見た草太くんは堂々としていました。
強い光、オーラを纏っていたように思います。
中国杯のこのTeethのお写真も凄くオーラを感じます。
自分に自信を持って、身体に沁み込んだ技術を信じて、
表現に集中出来たなら。
きっと結果もついてくるし…何なら演技中は結果のことは考えなくたっていいんじゃないのかな…
なんて勝手に思ってたりしています。
草太くんに突然湧き上がる不安な気持ちなんて飛んでいきますように…
振り子の原則なら、全日本はきっと素晴らしい演技になるはずですよね✨
読んで下さってありがとうございます。
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