時々必須要素が訳分からなくなるので、復習します✨（NHK杯フリーの時草太くんのザヤに気づかなかったので😅）
まずはSPから。
技術規定より
シングルスケーティング
（ここではシニア男子について）
シングルスケーティングのショート・プログラム
1.ａ）シングルスケーティングのショート・プログラムは、7つの規定された必須要素で構成する。必須要素の演技順序は任意である。
ｂ）プログラムは、競技者が選んだ音楽に合わせて滑ること。歌詞を伴うボーカル音楽も選ぶことができる。
ｃ）必須要素（実行されていない）を規定されていない要素や余分な要素（実行された）で代替した場合、当該ボックスはブロックされ、実行された要素は必須要素ではないとみなす（ノーバリュー）。
ｄ）ジャンプ、スピン、ステップ、失敗した要素であってもくり返しなど、リストアップされていない要素や余分な要素は採点されず、よって、種類の異なる要素の「ボックス」（スポット）をブロックすることもない。
2.シニアのショート・プログラムは下記の必須要素により構成される。
男子
ａ）ダブルまたはトリプルのアクセル・パウルゼン
ｂ）トリプルまたはクワドラプルのジャンプ
ｃ）2つのジャンプによって構成されるジャンプ・コンビネーションで、1つのダブルと1つのトリプルから、あるいは2つのトリプルから、あるいは1つのクワドラプルと1つのダブルまたはトリプルからなるもの。
ｄ）フライング・スピン
ｅ）足換えを1回のみ行うキャメル・スピンまたはシット・スピン
ｆ）足換えを1回のみ行うスピン・コンビネーション
ｇ）氷面を十分に活用したステップ・シークェンス
諸注意
ジャンプ
ｂ）シニア男子ではいずれのトリプルあるいはクワドラプル・ジャンプを行ってもよく、ｃ）でクワドラプルを行った場合に、異なる種類のクワドラプルをソロ・ジャンプで行うことができる。ａ）でトリプルアクセル・パウルゼンを行った場合、ソロ・ジャンプあるいはジャンプ・コンビネーションでくり返し行うことはできない。
ジャンプ・コンビネーション
ｃ）シニア男子において、ジャンプ・コンビネーションは、同一のあるいは異なるダブルまたはトリプルまたはクワドラプル・ジャンプからなる。シニア男子では、ｂ）でクワドラプルを行った場合に、異なる種類のクワドラプルをジャンプ・コンビネーションの中で行うことができる。
同じジャンプがソロ・ジャンプとジャンプ・コンビネーションの一部として行われた場合、くり返されたジャンプはカウントされない。（くり返しがジャンプ・コンビネーション側で行われた場合、前述の要件を満たさない単独ジャンプのみをカウントしないものとする）。
余分なジャンプが行われた場合、ノーバリューとなるのは前述の要件を満たさない単独ジャンプのみである。ジャンプは実行順に考慮していく。
スピン
単一姿勢のスピンおよびスピン・コンビネーション:足換えの前および後でそれぞれ少なくとも3回転のスピン姿勢が取られていない場合、そのスピンは要件に従っておらず価値が与えられない。
フライング・スピンを除き、スピンをジャンプから始めてはならない。
ｄ）フライング・スピン:
シニア:着氷姿勢が単一姿勢のスピンのものとは異なるあらゆるタイプのフライング・スピンが許される。
シニアおよびジュニア:ステップ・オーバーはジャッジがGOEで考慮する。空中姿勢と異なってもよいが、着氷した姿勢で最低8回転しなければならない。踏み切り前に氷上で回転することは許されない。要求される8回転は、着氷姿勢のどのような変形姿勢で行ってもよい。
ｅ）姿勢がひとつのスピン
男子ー1回のみ足換えを行うスピン:
シニア:競技者はキャメル姿勢あるいはシット姿勢を選択しなければならず、また、選択した姿勢はフライング・スピンの着氷した姿勢とは異なるものでなければならない。スピンには1回のみ足換えが含まれなければならず、足換えは踏み換えでもジャンプでもよいが、各足とも、選んだ基本姿勢で6回転以上しなければならない。
男子および女子ーフライング・スピンの着氷姿勢と姿勢がひとつのスピンの姿勢と同じであった場合、実行順が後ろの方のスピンは採点の対象とならないが、スピンの枠（ボックス）は埋まることになる。
ｆ）スピン・コンビネーション
スピンには1回のみ足換えが含まれなければならず、各足の回転数は6回転以上でなければならない。足換えは踏み換えでもジャンプでもよい。足換えと姿勢変更は同時に行っても別々に行ってもよい。スピン・コンビネーションの一般的要件は第610条を参考のこと。
ステップ・シークェンス
ステップ・シークェンスには、表外ジャンプ（回転数は問わない）や表内ジャンプ（1回転以下）を含めることができる。ステップ・シークェンスで1回転以下の表内ジャンプを飛んだ場合、そのジャンプはコールもされないしボックスを占めることもない。
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