こちらの、シングル・ペアの2023〜2024の所のコミュニケーション第2558号から引用。
シングル・スケーティングの難度レベル
各レベルの特徴の数
レベル1は1個、レベル2は2個、レベル3は3個、レベル4は4個
ステップ・シークェンス
①シークェンス中の難しいターンおよびステップが、最低限に多様(レベル1)、やや多様(レベル2)、多様(レベル3)、複雑(レベル4)である(必須)
②両方向(左と右)への回転、体が完全に回転すること、また、各回転方向とも全体でパターンの1/3以上をカバーすること。
③パターンの1/3以上で身体の動きを使っている。
④シークェンス中に、難しいターン3つの組み合わせを連続して流れるように実行する。異なる組み合わせを各足1つずつ、2つの組み合わせでくり返してよいのは、難しいターン1つだけである。数えられるのは、各足とも最初に試みられた組み合わせのみである。
すべてのスピン
①難しいバリエーション(下記の制限内であれば行われるごとに数える。)
②ジャンプによる足換え
③スピン中、足を換えずに行われるジャンプ
④足を換えずに行われる難しい姿勢変更
⑤難しい入り方
⑥難しい出方
⑦明確なチェンジエッジ:シット姿勢、キャメル姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢(シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)において
⑧ただちに続けて行う両方向のスピン:シット姿勢、キャメル姿勢、レイバック姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢において
⑨明確な回転速度の増加:キャメル姿勢、シット姿勢、レイバック姿勢、ビールマン姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢(クロスフットスピンは除く)において
⑩姿勢/バリエーション、足、エッジを変更せずに8回転以上回る(キャメル、レイバック、基本姿勢の難しいバリエーション、非基本姿勢の難しいバリエーション(スピン・コンビネーションのみ))
⑪フライング・スピン/フライング・エントランス・スピンにおけるフライング・エントリーの難しいバリエーション
レイバックスピンに対する追加的な特徴項目:
⑫バックからサイドまたはその反対への1回の明確な姿勢変更、それぞれの姿勢で少なくとも2回転ずつ。(ほかのスピンの一部分としてレイバック・ポジションを取った場合も数える)
⑬レイバック・スピンからのビールマン姿勢(SPーレイバック・スピンでジュニア/シニアは8回転してから、アドバンスト・ノービスは6回転してから)
特徴2〜9、11〜13を数えるのは、プログラム中で(最初に試みられた)1回のみ数えられる。非基本姿勢での難しいバリエーションが数えられるのはスピン・コンビネーションだけであり、プログラム中で(最初に試みられた)1回のみである。
足替えを伴うスピンにおいて、一方の足で獲得できる特徴は最大2個である。
技術要素に関する変更点と明確化(2023〜2024シーズン)
スピン:
スピンでレベル4を得るには、下記特徴のいずれかがなければならない。
足を換えずに行われる難しい姿勢変更
難しい出方
明確なチェンジエッジ
ただちに続けて行う両方向のスピン:シット姿勢、キャメル姿勢、レイバック姿勢、難しいバリエーションのアップライト姿勢において
明確な回転速度の増加
フライング・エントリーの難しいバージョン
難しい入り方と難しい出方は種類の異なる特徴である。両方ともカウントされるには、別々のスピンで行わなければならず、両者が異なる性質の動きでなければならない。
出方:スピンの出方とは、スピンの最終段階からスピンの直後までを指すものとする。難しい出方:出方がかなり難しくなるあらゆる動作やジャンプ動作を指す。出方がスピンのバランス、コントロール、エクセキューションに大きな影響を与えるものでなければならない。
フライング・スピンおよび単一姿勢のスピンでは、難しい出方は少なくとも到達された基本姿勢(ファイル・ワインドアップは除く)より行わなければならない。スピン・コンビネーションでは、どのポジションから難しい出方を行ってもよい。
ウインドミル(イリュージョン)は、スプリット姿勢近く(少なくとも135度)に達した場合にのみ、
特徴のための難しい動作にみなされる。スピンの特徴としてカウントされるのは、1プログラムについて1回のみである。難しい出方としてのウインドウミルは、スピンを回転している足のままで行われなければならない。
明確な回転速度の増加は、キャメル、シット、レイバック、ビールマン、あるいはアップライト姿勢の難しいバリエーション(クロスフット・スピンは除く)の場合にカウントする。
ステップ・シークェンス:
シークェンス中に、難しいターン3つの組み合わせを連続して流れるように実行する。異なる組み合わせを1回ずつ。2つの組み合わせで繰り返してよいのは、難しいターン1つだけである。
正しいターンの組み合わせの例:
1つめの組み合わせ:ブラケット、カウンター、ループ。2つめの組み合わせ:ロッカー、カウンター、ツイヅル。この例でくり返されているのはカウンターのみである。
正しくないターンの組み合わせの例:
1つめのコンビネーション:ロッカー、カウンター、ツイヅル。2つめのコンビネーション:ブラケット、カウンター、ツイヅル。この例では、2種類のターン(カウンターとツイヅル)がくり返されていて、ループは使われていない。
文字だけだと非常に分かりにくいので動画を
読んで下さってありがとうございます♪
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