2018〜2019シーズンからのアベレージを出します。(大きなルール変更があったシーズンから)
国際試合、国内試合全ての試合で一番高い得点と一番低い得点を引いたアベレージ。減点は入れません。
(公式記録に残る残らないは関係なしに)
少数点第3位以下は四捨五入。
総合得点
SPのTSS、TES、PCS
FSのTSS、TES、PCS
6シーズンでどれくらい地力が上がっているかを数値化したかったため算出しました。
総合得点、SPとFSのそれぞれの得点や、TESとPCSは別の大会から算出する場合があるため足しても総合得点にならない場合があります。
2018〜2019シーズン
総合得点 210.62
SP 73.03
TES 37.21
PCS 36.15
FS 140.05
TES 67.17
PCS 73.35
2019〜2020シーズン
総合得点 220.96
SP 75.24
TES 37.27
PCS 38.22
FS 145.67
TES 72.59
PCS 74.60
2020〜2021シーズン
総合得点 209.22
SP 70.90
TES 35.32
PCS 36.16
FS 134.96
TES 65.62
PCS 71.20
2021〜2022シーズン
総合得点 238.03
SP 87.82
TES 47.86
PCS 39.96
FS 151.23
TES 73.59
PCS 77.82
2022〜2023シーズン
総合得点 256.04
SP 90.72
TES 50.03
PCS 40.79
FS 164.95
TES 84.79
PCS 80.78
2023〜2024シーズン
総合得点 255.59
SP 89.21
TES 48.81
PCS 40.21
FS 169.33
TES 87.77
PCS 82.70
総合得点平均の遷移
210.62→220.96→209.22→238.03→256.04→255.59
SPのTSS平均の遷移
73.03→75.24→70.90→87.82→90.72→89.21
SPのTES平均の遷移
37.21→37.27→35.32→47.86→50.03→48.81
SPのPCS平均の遷移
36.15→38.22→36.16→39.96→40.79→40.21
FSのTSS平均の遷移
140.05→145.67→134.96→151.23→164.95→169.33
FSのTES平均の遷移
67.17→72.59→65.62→73.59→84.79→87.77
FSのPCS平均の遷移
73.35→74.60→71.20→77.82→80.78→82.70
戦績を纏める中で、シーズン中での点数の遷移とシーズンを経た点数の遷移を見て
やはり、ターニングポイントは2021〜2022シーズン。SPの技術点が劇的に上がりました。
「Yesterday」が草太くんにとって本当に転機点のプログラムとなりました。
FSもSPほど劇的ではないですが、地道に点数は上がっていって前シーズンの平均は約165点です✨
印象としてはやはりシーズン最後まで勢いが続かない。
FSの得点やPCSはまだまだ上げる余地がある。
戦う土台が出来たので後は戦略が必要ということですね。
個人的にはFSは高難度のジャンプを増やすより、後半のジャンプ構成を強くした方が現実的かな…と感じます。後半に連続ジャンプを増やすとか。
(今季のジャンプ構成は今の所昨季とほぼ同じようですが)どうなんかな。クワドの種類増やす方が本人的にはやりやすいのかな。
PCSはやはりプログラムの密度を増やすしかないですよね…
今シーズン初戦の国内戦で昨シーズンのアベレージのPCSは出ているので、ここからどれだけプログラムを熟成出来るか。ジャンプ構成が変わらないということは、本当に、PCSが大事になってくるし、要素をノーミスで実施出来るかということも大事になってきます。
ターニングポイントの要因だったSPのプロが変わることに不安があったのですが、
サマーカップを経てそれは全然杞憂ということが分かりました。
あとはコンディションを整えて、FSがしっかり練習積めると良いですね☺️
練習で現在の構成でノーミスが増えてから、ジャンプ構成を上げたり、ピーキングについて&試合のプレッシャーの乗り越え方、メンタル面を考察する順番だと思うので。
2020〜2021シーズンで一回どーんと落ちたことが、
「調子はゴム」なので
バーンと躍進するキッカケになったのかもだし、全ては無駄にならないですよね。
一杯泣いたり、羽生さんにSOIでアドバイスもらったり
色んなことが浮上のキッカケになったのかな…
2023〜2024シーズンの平均値を追加しました。
SPは若干どのポイントも下がっていますが、課題だったFSが伸びています。気持ちの乗れる楽曲を選択したことで、感情が滑りに乗っている、と評価されたように思えます。逆にいうと、SPはもう少し殻を破った演技が必要だったのかも知れません。(個人的にそう感じました)FSのように個性を生かしたプロの方がいっそ評価が上がるのでは…。
最後に、競技は違いますが、凄く参考になります✨
読んで下さってありがとうございました。
山本草太選手について
山本草太オフィシャルメンバーシップとは
戦績はこちらから
山本草太オフィシャルメンバーシップ
ギフティングはこちらから
LINEで交流会のお知らせを受け取る
SOTA公式グッズ通販サイト