16時くらいにクリニックの医師から

急変して大きい病院に運ばれた。と。

そして16時半過ぎくらいに

クリニックから

お父さんが先にNICUのある大きな病院へ。



そこでお父さんが医師から説明を受けました。



お父さんが病院に到着するまでに

2回ほど危ない状態になり

もう1回危ない状態になれば

もう回復は難しい。

今はまだ自分で頑張って生きている。


でも家族の時間を取れるから

今から来れるなら来た方がよいと…


お父さんからの電話での内容。


それを聞いて

ああ。そっか。

お別れが近いのか。

とおもったけど

思いたくなくて

考えるのをやめました。


19時くらいにお兄ちゃんと一緒にタクシーで

赤ちゃんのところへ。 


赤ちゃんは

パーテーションに囲まれた中で

開放型の保育器にいました。


そこで担当医から改めて説明。


薬の反応も悪くなっており

もう回復は見込めない。

生命維持出来ている間に

家族の時間をとってあげてください。



やっぱりな。

そうなんだ。

まだ産まれて半日も経っていないのに

いなくなってしまうんだ。

きっともう機械が頑張っているだけなのだろうと。



それから一番に抱っこさせてもらい

みんなで写真を撮ったり

話しかけたり。


1時間ちょっとして

医師からそろそろ確認をしたいと。


ああ。

もうそんな時が来てしまうのか。



人工呼吸器を止め、

3つの確認。



確認ができてしまい

2022.01.06 PM8:18

お空へ旅立っていきました。


7時間半くらいのとてもとても短い人生。


これから一緒にいられると思っていた7時間半前。

色々夢を見ていた。

みんなで退院を楽しみにしていた。

7時間半で消えた夢。



それでも1つでも家族でできることがあればと

病院が色々考えてくれ

沐浴して手形や足形をとり

機械を外して綺麗な状態で家族写真

それからも家族で過ごす時間をつくってくれ

0時半くらいに霊安室へ移動しました。




病院にいる間

産後、数時間の私をすごく気にしてくれる看護師さん達。


トイレに行くときには出血は大丈夫ですか?

ナプキン持ってますか?と聞いてくれて

ナプキン持ってくるのを忘れてしまったと

伝えると

自分のがあるから使ってくださいって

渡してくれました看護師さん。


タクシーで到着したとき

車椅子に円座クッションを持って

迎えに来てくれた看護師さん。


手形足形をとり、可愛くデコレーション

してくれた看護師さん。


お兄ちゃんの相手をしてくれた看護師さん。


本当にありがとうございました。



霊安室に移動したあと

クリニックに連絡したら

本来ならば旦那は泊まることができないのですが

院長のはからいで特別に3人で泊まって良いことになりました。


霊安室で赤ちゃんをそのまま連れて帰るのでと言うと

NICUの看護師さんがお見送りしたいと言ってくれ

わざわざ霊安室まで来てくれました。


一人一人お花を手向けてくれ

泣いてくれる看護師さん達。

お兄ちゃんに泣き声を聞かせてあげたかった。

NICUで目を開けていたのでお母さんに見せてあげたかった。

たった数時間しかお世話になっていないのに

こんなに優しく親身になってもらえると思いませんでした。



1時半頃クリニックに到着。

病室にはソファーベッドに旦那の布団と

赤ちゃんのベッドを用意してくれてました。

アイスノンも用意してくれ

抱っこもしてくれました。


ジェットコースターのような1日。




雪が降った日。

雪が止むのと一緒に

いなくなってしまった。

大きな白い男の子。


今すぐ会えるのならば

思い切り抱きしめたいです。