前回の続きです。
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「……であるからして……この公式に……を」
この先生の授業はつまらない。
それに満煌くんが気になって仕方がない。

「この先生の授業、少しつまらないね」
クスリと笑いながら満煌くんは小声で私に囁いた。

「や、やっぱりそうだよねっ……!」
やっぱり会話には慣れない。だって、画面から飛び出したような王子様が目の前にいるから……。

それでも……私は……。

「ねぇねぇ。満煌くんって普段何してるのぉー?」
女子のこの声が嫌いだ。甘ったるくて、ベトベトした声。

休み時間、朝、放課後、SHR……この声を聞くだけで私は吐き気をもよおす。
「ごめん、普段は色々忙しくて……どう説明したらいいのかわからないや」

それでも満煌くんは優しく、それでありつつやんわりとした返答をする。

「えぇー!ちょっとくらい教えてよっ!ぷぅ……」

ぷぅってなんだよぷぅって……豚なら豚らしくぶーって鳴けばいいのに。

そんなことを考えてしまう意地悪な思考回路。満煌くんとは大違いの思考回路。

「萌来なんか放っておいてぇ……私たちとご飯食べよっ?」
なんかって、なによ、なんかって。

「ごめん、1人で食べる主義なんだ」

周囲はその言葉に唖然としていた。




今回はここまでで終わりです。短くて申し訳ございません。