植物療法とメディカルハーブの部屋PHYTOROOM(フィトルーム)umiです。

 

世の中の新型コロナウィルス感染拡大に伴う行動自粛生活も長くなりました。

それでも徐々に収束に近づいてはいるのでしょうね。

緊急事態宣言が解除になった地域も続々と。

ここ東京はまだですけどね・・・笑い泣き

 

そんなわけでヒトは依然おうち生活中心ではありますが、

それはお外に暮らす植物には関係ないことで、

季節の移り変わりに合わせ芽が出てスクスクと育って、良い季節になりました〜。

 

本当はそろそろフレッシュハーブの蒸留会のお知らせや毎年恒例ラベンダー祭りの計画練ったりする頃ですが、

今年はまずは緊急事態宣言解除になって、しばらくぶり返さないか様子見て、、、っていう感じで、まだまだ具体的に計画が立てられません。

 

それでも、たとえ私ひとりでも、やりますきっとドキドキ

 

で、やったらインスタやらFBやらブログやらに書きますきっとニコニコ

 

今日は、ちょっと前のことになりますが、5月のはじめにお取り寄せさせていただいた、淡路島のカレンデュラで戯れたことを書きます。

 

FBでお友達が続々と投稿されてるのを見て、私も欲しくなって思わずひとカゴ!と注文させていただいた、無農薬で食用(エディブルフラワー)として育てられたカレンデュラの生花です。

 

 
箱を開けたらお花がいっぱいだ〜!しかも何層にも並んでます。こんなにたくさんのお花をいっぺんに使うのは初めてです(^-^)
 
カレンデュラのこの鮮やかなイエロー〜オレンジの色は、カロテノイドの色素です。
これだけ鮮やかってことはたくさん含まれている証拠。
 
カロテノイドは抗酸化作用や抗腫瘍作用のある脂溶性の色素成分です。その中でもカロテン類は体内でビタミンAとして働くので『プロビタミンA』って呼ばれます。
体の中からも、外から(肌に塗布して)も、良い働きが期待できますよ。
 
そして同じく色素の成分として、水溶性のフラボノイドも含みます。
ハーブティーにすると、淡いけど黄色いティーになります。
 
で、これをまずは、フレッシュのまま蒸留しました。
 
理屈で言うと、カレンデュラは香りにすごくお花っぽい華やかさがあるわけでもなく、カロテノイドもフラボノイドも分子の重量が重たい成分なので、蒸留しても出にくいと言うことを考えたら、蒸留水にどんな成分が含まれるのか正直わからないのですが(^^;;
理屈じゃなくて、これ、イイんです。お肌にしっとり馴染む良いローションになります。なかなかフレッシュでたくさん手に入ることがないので、たくさん蒸留しました。
 
まずはアランビック(銅製)の蒸留器でハイドロ蒸留。

 

 

 

 

 

自粛生活でリビングもキッチンも『他所様に見せて良い状態』には程遠いので、

意味もなく蒸留器ドアップで(^^;;

 

そしてもう一つはリカロマで。

 

 

 

しばらく化粧水には困らないでしょう(^-^)

これから先特にしょっちゅうフレッシュハーブの蒸留の機会あると思いますし。

 

そして、普段はドライハーブでやることが多い、こちら。

チンキ剤です。軽く洗って水気拭き取ったお花丸ごと。浸けたては水中花のようで美しいですラブラブ

 

 

こちらは浸出油です。小さめな瓶に少量、花びらだけにしてみました。

(マガデミアナッツ油使用)

 

 

 
そして、全量のうち半分位はドライにするために、
お水で優しくざぶっと押し洗いしてに水気を切りキッチンペーパーで軽く水分取った後、三段の網に並べました。

 

 

 
リビングの中でも直射日光に当たることなく比較的綺麗に乾燥できる場所(空気が滞留しなくて湿気が溜まりにくい所の壁)に吊るして、下から扇風機を四六時中弱くかけっぱなしにして。

 

 

 
こんな感じで、10日間位かな。過ごしました。
中心部分がどうしても乾きにくく、かと言って中途半端にするとカビの元になりますから、そこはしっかり全てカラカラになるまでやりました。
 
ちなみに自宅からのオンラインの講座の時は、こんな状態が背景に映ります(笑)
 
 
左はじに、ねにひひ

長くなったので、一旦ここで終了。
続く(笑)