エロゲ会社就職の心得②
どうもこんにちはmix8mmです。
前回に引き続き今回はシナリオライター編です。
大体のブランドが採用試験の課題にしているのは、
オリジナルのシナリオ提出やブランド側が予め用意した課題に合ったシナリオ提出が主流になってます。
原画同様シナリオもゲームを作る上でとても重要な位置づけです。
シナリオライターの仕事は、ゲームのストーリーを考える事は勿論の事、
フローチャート作り、台本作り、各演出、CG指定など、
演出家・台本の仕事もできなくてはいけません。
ブランドによってはディレクターと共同作業という所もありますが、
うちのブランドでは他にデバックの進行なども行ってました。
原画編で書きましたが、シナリオライターもユーザーがソフトを買ってくれる上での重要な要素になってきます。
沢山のエロゲーが世に出回ってる中、いかに「おもしろい」「斬新な」シナリオ作りが求められます。
文章力が多少なくても、発想が特化したものであれば良い評価を得られるでしょう。
ただ、文章力は、人とのコミュニケーション力も含んでいると思います。
ゲーム作りも人との協力で初めてできるものなので、
どんなに発想がよくてもそれをチームの人達に表現・伝えて理解して貰えないと
折角のシナリオが台無しです。
では、どうすれば面白い発想とそれを表現できるのか。
評価の高い小説・漫画・アニメなどを元に作られているゲームが沢山あるとは思いますが、
それだけではユーザー層も限られエンターテイメント性に欠けます。
じゃあ何が良いんだって事ですが、一番高いエンターテイメントを持っているのは映画だと思います。
スケールその物も違いますし、幅広いユーザー層もあります。
参考にする物は、自分達が作るものより大きいものでなくてはいけないと思うんです。
アニメ・漫画を参考にしても同等の物を作る事はできるかもしれませんが、
それ以上のものを作るのはかなり難しいと思います。
参考にするものが大きいものであれば、それらを超える物を作れるはずです。
大作・B級映画、ジャンルに囚われず沢山の映画を見ることをお勧めします。
大作は勿論の事、B級映画にも参考になる部分はかなりあります。
後、自分はMOVIE作りに参考にしていましたがTVCMも凄く参考になります。
CMというと番組の合間に流れる邪魔な物という認識が多いとは思いますが、
30秒という限られた時間内ですべてを見ている視聴者に伝えなくてはいけません。
製作会社によって内容も異なりますし、表現力も違います。
何気なく見ているCMも色々考えて見てみると、また違って見えるかもしれませんね。
ではでは今回はこの辺で。
エロゲ会社就職の心得①
どうもどうもこんにちは、mixx8mです。
エロゲ会社と言えど働いてる人達は手に職を持つクリエーターであって、
普通の会社と違い筆記試験や面接だけで入れるわけではありません。
また、入ったからといって安心する事はできず自分自身の技術の向上、
市場や流行に合ったゲーム作りをしていかなくてはいけません。
そんなわけでエロゲ会社へ就職するためにどんな事が必要なのか書いていこうと思います。
エロゲ会社が募集している職種は主に、
①原画家
②シナリオライター
③グラフィッカー
④営業・広報
⑤ディレクター
に分かれてます。
グラフィッカーを2D・3Dに分けて募集している所や1枚背景のみのグラフィッカーを募集してる所、
また、大きな会社になると自社で音楽を作ったり、
声優を募集してる所もありますが、
こちらは限られるので省かせてもらいます。
今回は原画家さんについて書きたいと思いますが、
原画といえばゲームの顔であり、エロゲが売れるかどうかの要素の大部分を占めています。
ブランド側も一人の原画を基軸にゲーム作りをしていくので、就職する側も結構な努力をしなくてはいけません。
原画家になれる過程としては、
・そのエロゲ会社の就職過程をクリアーする事。
・グラフィッカーなど他職からの転向。
・エロゲ会社からのスカウト。
などがあります。
エロゲ会社の原画家希望への就職課題は、オリジナルキャラの線画作成数点が主流ですね。
こちらは確かにうまい下手も関係しますが、市場や流行に合ったデザイン、
彩色の有無、原画作成時間なども採用基準に含まれてきます。
彩色は特に影指定などにも含まれてくるのである程度の技量は必要になります。
最近は男キャラをちゃんと描ける原画家が非常に少ないですが、
こちらは絡みのシーンでも度々出てくるので描ける様にしておきましょう。
他にキャラの全身360°どんな角度アングルからでもかける空間認識能力を養っておくと、凄くエロイ視点からの原画が描けていいかもしれません。
個人的にですが、原画家志望の人は自分の絵に何か「こだわり」を持つといいです。
それは「おっぱい」とか「お尻」とかは勿論、「ふともも」とか「髪」とか何でも良い訳で、それが洗練されていく事によって後々あなたの絵の大事な「顔」になります。
この人に太ももを描かせたら右に出るものがいない!!
くらいの勢いで頑張ってくださいね。
自分もはじめはグラフィッカーで入りましたが、転向して原画家になる人は結構います。
前にも書きましたが、最初から原画家になるのは難しいのであれば、
始めはグラフィッカーなどで就職してしまってから原画家になるというのもいいかもしれません。
勿論、ただグラフィッカーの仕事をして上からの命令を待つだけじゃく、
日ごろから会社側へのアプローチも忘れないように。
ディレクターなどへ自分の描いた絵を見て貰うようにしたり、同人誌を出したりする事によって、
お前の原画で次のゲームやってみたいんだが。
って事になるかもしれません。
会社側からスカウトされる人はこの辺を徹底していますね。
自分のHPを持っていたり、同人誌を出していれば、会社側の目に留まります。
今回は原画家でしたが、基本的なところは他職も変わりません。
まとめきれなかった感があるので、後日修正したいなぁ。
腹八分目を超えて
どうもどうもこんにちはmixx8mです。
やっとエロゲ会社に就職(研修)できたわけですが、
誰しも出社1日目って凄く緊張するもんですよね。
という自分も勿論そうだったんですが、あの日の事は今でもとても良く記憶に残っています。
ちなみにうちの会社は、
午前10時に出社。
↓
午後1時から2時まで昼休み。
↓
午後7時に退社。
という勤務体制なんですが、
それは建前であり「エロゲ会社」だけあって、
ゲーム製作のスケジュールも関係して7時に退社する人は全くいませんでした。
どんなに早くても10時くらいから帰る人が出てくる感じ。
残業手当なんか出るはずもなく、
タイムカードを押す事になってましたが、思いっきり労働基準法に違反してます。
まあ、この辺は余程大手で儲かってる会社以外は大抵こんな感じだと思います。
ですので7時から8時までが夜休みのようなものでした。
出社初日、
食費を浮かせるのにママンが持たせてくれた弁当を持って出社したわけですよ。
エロゲ会社入って最初の仕事は、
マスターアップが近いゲームがあるらしくそちらのデパックをやってくれと言う事でした。
自分の会社は1つの会社の中に4.5個くらいのブランドがあり、
各チーム別でゲームを製作してましたが、
デバックだけはそのしがらみがなく会社全体で行ってました。
デバック方法と・手順をそのブランドのディレクターに教わり、早速デバック開始。
カチッカチッ(クリック音)
うはっっっっwwwエロイwwwww
と心の中でハアハアしながらやってました。
…開始30分後。
「おーい、みんなドラ焼き買ってきたから食べようやー。mixx8m君もほれほれ。」
「はい、いただきます!!」
…1時間後。
「みんなうちのゲームのデバックご苦労さん!!シュークリーム買ってきたから食べてくれ!!」
「有難うございます。ご馳走になります!!」
…2時間後。
「社長の実家からとうきび送ってきたから、みんな食べようってさー」
「うっ…、頂きます!!」
もう股間だけではなく腹も限界なんだぜ。
しかも、デバックも最初はエロイだけで良かったんだけど、何故か「スカトロ」ルートに入ってしまったらしくて、
腹も限界ですが、気分もグロッキーに。
そんなこんなで腹を押さえながら午前中のデバックはなんとか終了。
昼休みになりましたが、勿論ママンが持たせてくれた弁当は食べられるわけでもなく、夕食にしようと思っていました。
すると、黒ぶちメガネをかけた同年代くらいの人が声をかけてきました。
「mixx8m君はじめまして、Movie担当の黒ぶちです。」
「あ…、はじめまして今日から入社しましたmixx8mです。どうぞよろしくお願いします!!」
「よろしくね。よかったらお昼一緒に行かないかい?奢っちゃうよ。」
「は、はい!!(アッッッッー!!)」
さすがに初日からわざわざ声かけてくれた人の誘いを断れるわけはなく。
特盛のハンバーグカレーをご馳走になりました。
自分小食じゃないけどさすがに腹が 自分バイキング行ってきたの? って言われそうなくらい限界に。
昼休み終わり、なんとか自分のデスクに戻りいろんな意味でハアハアしていると、
「mixx8m君、これ良かったら食べてね。」
ぽんっと机の上に置かれたのはほっかほか弁当の袋。
中を見てみると、から揚げ弁当の大盛り。
もう僕を殺してぇぇぇぇぇぇ!!
「どう?うちのゲームのデバックは。
何か追加したい素材とかあれば教えてね。マスターアップまでまだ日数はあるから。」
「はい。とても面白いゲームです。
ここのシーンですが空のカットとか入れると雰囲気が出て良いんじゃないでしょうかね?」
「うーん。そこは大して大事なシーンでもないし、
そこに入れちゃうと他のシーンにも入れないとバランス取れないからだめだね」
…。
後から分かったけどこの人はこのゲーム開発のディレクターさんでした。
それより、この弁当どうするよ。
さすがに気を利かせて買ってきたものなのに断れないし…。
持ってきた弁当どうしよう…。
ふと会社全体を見回してみると、痩せてる人と太ってる人の差がはっきりしてました。
これは、太ってる人達の 我々の同士になれ!! という陰謀なんだろうか。
午後は差し入れもなく無事にデバックに没頭でき、黙々とやってました。
夜の7時になり、貰ったから揚げ弁当とママンの弁当をどう処分するか脳内で会議を開いていると、
「mixx8m君、どうだいうちの会社は?よかったら色々と話もしたいし焼肉でも食いに行かないか?」
俺は、限界を超える!!
もうある意味悟りを開いちゃったよ、ここまできたらどうにでもなっちゃえよ!!あはははははっ。
ちなみに持ってきた弁当とから揚げ弁当は夜食と次の日の弁当のおかずになりました。
結論:ゲーム会社の人は良く食べる、他人に食べさせたがる。
